コスパがいい、手作りすべき結婚式アイテムは?それぞれの難易度や注意点も解説

コスパがいい、手作りすべき結婚式アイテムは?それぞれの難易度や注意点も解説

結婚式において、DIY好きの夫婦ならなるべくこだわりのおしゃれさをだしたい。もしくは、自分でできる部分はDIYで行ってなるべく結婚式の費用を削減したい。と思ってる方へピッタリの記事です。何が何でもDIY、というよりは、DIYする部分と、プロに任せる部分を切り分けることにより、労力をかけずにオリジナリティを出せる結婚式にし、コスパが抜群によくなる事例をご紹介します。

目次

  1. 結婚式アイテムを手作りするメリット・デメリット
  2. コスパ別!自作をオススメする結婚式アイテム
  3. プロに任せる部分はまかせよう。プロに任せてよかったアイテム事例
  4. 結婚式アイテムを手作りする際の注意点
  5. 「1分で振り返る」この記事のまとめ

人生の中で自分がお世話になってきた方々が一同に介する唯一無二の式典が結婚式です。だからこそ、できるだけ結婚式のアイテムを手作りして、自分たちの人となりが表れるようなオリジナリティの溢れる式にしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。また、結婚式はさまざまなものに費用がかかるため、費用を抑えるために自作できるアイテムは自作したい方もいらっしゃることでしょう。

一方で結婚式のアイテムはたくさんあるため、「どの程度まで手作りできるものなのかわからない」「手作りしようにも作り方がわからない」という悩みに陥りがちです。

この記事では、アイテム別に手づくりに向いているか、仕上がりはプロが作ったものと差が出にくいか、コスパは良いかに焦点を当て、紹介します。また、それぞれのアイテムの作り方や、プロに任せたほうがよいアイテムも卒花さんの口コミを交えてお伝えしていますので、無理ない範囲で手作りを行いたい花嫁さんは必見です。

結婚式アイテムを手作りするメリット・デメリット

手作りのメリットとして最初に挙げられがちなのが「節約」ですが、その分「時間」と「手間」がかかります。

「こんなに時間がかかるなら、業者に発注すればよかった…!」と後悔することのないように、手作りを検討する際は時間や手間も考慮しましょう。

また、結婚式アイテムを手作りする場合、相反するメリット・デメリットがあります。つまり、メリットは言い換えればデメリットにもなりうるということです。

具体的なメリットとデメリットをお伝えしますので、どのアイテムを手作りするのか業者に依頼するのかの判断材料にしてください。

結婚式アイテムを手作りするメリット

結婚式で使うアイテムを手作りすることで、自分のこだわりや好みを反映させられます。それゆえに、オリジナリティのある式になりやすいです。また、結婚式場や業者にお願いするのではなく、自分たちで作る分、費用を節約できる場合もあります。それだけでなく、夫婦で協力してアイテムを作ることで、これから始まる新婚生活に向けて、絆も深まりますし、式当日だけでなく式の準備も素敵な思い出になりますよ。

結婚式アイテムを手作りするデメリット

結婚式のアイテムを手作りするのは、やはり時間がかかります。また、時間をかけて作っても、プロのような仕上がりはなかなか難しいものです。そのため、手作りアイテムだけ浮いてしまい、全体に統一感がなくなる恐れもあります。それだけでなく、かけた時間や労力に納得のいく仕上がりとならない可能性もあります。

一方で、手作りだからこそ理想を追い求め、どこまでもこだわることも可能です。その結果、莫大な費用と労力をかけてしまい、節約を目的としていたはずなのに、プロに頼むより高くなる場合もあります。

他にも、式の準備はただでさえ日常生活と並行して進めなければならないため、慌しくなりがちですが、アイテムを手作りすることでその負担が大きくなるというデメリットも挙げられます。特に、新婦ばかりが準備を進めなくてはいけなくなり、揉めるケースが多いです。

コスパ別!自作をオススメする結婚式アイテム

結婚式アイテムを手作りするうえで、クオリティがプロに及ばない点や、時間・費用がかかるなどのデメリットがあることをお伝えしました。また、アイテムを手作りしたものの、クオリティに納得がいかず、結局プロに頼んで二重で費用がかかるケースもあります。

これらの事態を避けるためには、手作りするアイテム選びが重要です。手作りでも、プロに依頼しても、クオリティが変わりにくいアイテムを選び、あらかじめ作成にかかる時間・費用を踏まえて手作りするアイテムを決めましょう。加えて、手作りでもクオリティに納得できそうなアイテムかも事前に見極めておくとよいでしょう。

そこで続いては、手作りでもクオリティに差が出にくいアイテムをコスパ別にご紹介します。

コスパ高 〜特に費用を削減したい方におすすめ〜

席札

当社が卒花さんに聞いたアンケートによると、手作りの平均費用は1部あたり112円という結果でした。平均は100円を超えていましたが、回答の内訳を見てみると7割の卒花さんが100円未満で席札を手作りしていることがわかりました。

式場または式場の提携業者に頼んだ場合、1部平均185円、外部の業者に頼んだ場合、平均146円かかるようなので、このことから、やはり業者に頼むよりも、自作した方が費用が抑えられると言えるでしょう。

また、席札の作成にかかる時間は、部数にもよりますが、平均は25.5日でした。

回答数20名/2021年10月当社調べ

ただしこの結果は、制作に25日間かかったわけではなく、制作を開始してから完成するまでの合計日数となります。

席札を作るうえで難しく気を遣う点は、ゲストの名前の表記でしょう。名前に間違いがあっては大変失礼ですので、誤字脱字がないように細心の注意を払わなければいけません。名前に旧字体を使う方もいらっしゃるため、何度もチェックしましょう。

費用を抑えやすい席札の作り方は、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

セーブザデート

セーブザデートとは、招待状よりも前に送り、必ず式に出席してほしいゲストに対して結婚式の日付を知らせ、予定を確保するための案内状です。日本ではまだ馴染みが薄いですが、海外では定番となっています。

セーブザデートは、郵送やLINEなど、さまざまな形式がありますが、いずれも結婚式らしくおしゃれに仕上げられたものが多いです。デザインをココナラなどで依頼した場合、2,000円程度かかりますが、無料アプリなどを使えば0円で自作することもできます。

また、セーブザデートを印刷して手渡しや郵送する場合は、作成費用として1枚当たり50円~300円ほどの費用がかかります。そうではなくメールやLINEで送る場合、かかるのは通信費のみです。テンプレートに沿って作成できるアプリを使えば15分くらいで作れるため、時間の面でも負担は少ない点もコスパがいいですね。

セーブザデートを手作りするなら、以下の記事が参考になります。

芳名帳・ゲストブック

式場で芳名帳(ゲストブック)を手配してもらう場合の相場は、大体1冊3,000円〜6,000円ほどです。新郎新婦で合計2冊必要なので、かかる費用は6,000円〜12,000円になります。

それに対して、ノートやシートタイプの芳名帳であれば、手作りだと1,000〜1,500円程度で作成でき、大幅に費用を抑えられます。なお、作成時間も1時間〜3日とそれほど時間がかかりません。

しかし、ゲストに式の開始までに参加してもらうドロップスタイプやウェディングツリーなどは、手作りであってもノートやシートタイプの芳名帳より作成時間も費用もかかります。どのようなものを作るかや、使う素材にもよりますが、制作時間が1ヶ月かかったり、費用が6,000円ほどかかったりする場合もあるため、予算や式までのスケジュールを踏まえて手作りするかを考えましょう。

ノートやシートタイプの芳名帳は無料テンプレートを活用したり、100均の素材でデコレーションしたりすることで比較的簡単に作れるため、ぜひ以下の記事を参考に手作りを検討してみてはいかがでしょうか。

メニュー表

式場または式場の提携業者や外部の業者だと、席次表付きのメニュー表は1部あたり400~1,000円、メニュー表のみだと1部あたり500円が相場となっています。その点、手作りは手作りキットを使っても、物によっては1部200円以下で作れる場合があります。キットを使わずに自分で無料テンプレートなどを使い、印刷する場合は紙代とインク代だけで済むため、大幅にコストを抑えられます。

さらに、メニュー表と席次表をまとめることで各アイテムの材料代、印刷代などが浮き、より節約できますよ。

メニュー表は、メニューが確定してからでないと完成させられませんが、手作りする際の所要時間は平均6.4時間ほど。そのため、結婚式間際であっても比較的対応しやすいのも手作りするうえで嬉しいポイントです。

メニュー表で難しい点は、料理に馴染みのない英語やフランス語などの外国語表記を行わないといけない点です。スペルに間違いがないように一文字ずつチェックしましょう。可能であれば、会場からメニューのテキストデータをもらってから作成すると安心できるうえ、作成時間も短縮できます。

メニュー表を手作りするなら以下の記事が役立ちますよ。

サンキュータグ

サンキュータグのデザインをココナラなどで依頼した場合は2,000円程度、minneや楽天などで既製品を購入する場合は1枚あたり12円〜70円ほどかかりますが、手作りの場合はメニュー表と同様、紙代・インク代などの材料費のみで済みます。

作成時間も、デザインさえ確定すれば、1部あたりの作成にかかる時間は5〜10分程度でよいため、時間もあまりかかりません。

費用の面でも時間の面でも負担が大きくないサンキュータグを手作りするなら、以下の記事をチェックしてみてください。

コスパ中 〜多少労力がかかっても、オリジナリティを出したい方にオススメ〜

プロフィール帳

ゲストの一言紹介文や、新郎新婦がこれまで旅行した場所を紹介するなど、独自のこだわりポイントを入れたい花嫁さんが手作りすることが多いです。式場または式場の提携業者に発注すると1部あたり平均578円、外部の業者は1部あたり平均374円ほどになります。一から手作りした場合の平均費用は149円とかなり差が出る結果となりました。

自作する場合でも無料テンプレートがあるため、それに沿って作成を進めれば、比較的スムーズに進行できます。しかし、気に入るテンプレートがない場合、内容もレイアウトも一から自分で考えなければならず、その点に苦労することが多いようです。また、手作りした際にかかる時間は平均16.9時間となっていますが、盛り込む内容やレイアウトにこだわるほど時間がかかる傾向にあります。

無料テンプレートをダウンロードしたい方や、プロフィール帳に盛り込む内容を知りたい方は次のサイトが参考になりますよ。

ウェルカムボード

ウェルカムボードにかかる費用は素材とサイズ、依頼する作家さんによって大きく異なりますが、業者に頼んだ場合、大体の相場は10,000〜18,000円ほどと言われています。手作りする場合の材料費の相場は1,000~5,000円程度です。

当社のアンケート結果からもその様子が伺え、外注した場合の費用は5,000円以上の割合が7割超えという結果となりました。反対に、手作りした場合の費用は5,000円未満が7割超えとなり、やはり手作りのほうが費用が節約できています。

卒花さん100名へのウェルカムボードの外注費用と手作り費用に関するアンケート調査結果
回答数100名/2021年10月当社調べ

他の手作りアイテムと異なり、数を用意しないでいいウェルカムボードですが、制作時間はどのくらいになるのでしょうか?当社で行ったアンケートによると制作時間の平均は17日ほどで、内訳は以下の通りでした。

制作期間は1週間以内と答えた花嫁さんの割合が多いことから、少なくとも1週間程度は日数を確保してスケジュールを組むのがよさそうです。

ウェルカムボードを手作りするうえでの難しさは、デザイン面でしょう。写真の加工やイラストのテイストはウェルカムボードや式全体の雰囲気と合っているか、ごちゃごちゃして素人っぽさが滲み出ていないか、ボードの大きさと写真の比率は合っているか、などがよくある失敗例として挙げられます。手作りする際はより一層デザイン面に注意を払って進めていくといいですね。

以下の記事では比較的シンプルなウェルカムボードの作成方法をお伝えしています。

また、ウェルカムボードはさまざまな素材やデザインがありますので、こちらの記事も合わせてチェックしてみてください。

プチギフト

式場や式場の提携業者、外部の業者などで購入した場合、プチギフトの平均金額は1個あたり277円ほどです。金額の内訳は200円未満、200〜300円ほど、300〜400円ほどが同じくらいの割合ですが、手作りの場合、200円未満の割合が最も多くなります。一見すると、やはりプチギフトも手作りしたほうが費用が抑えられそうですが、手作りした場合ギフトの作成からラッピングまでおよそ8時間程度かかるとされています。専門業者に発注した場合は個別包装済みのものがとどくため、かかる時間といえば開封作業程度で済みます。

また、どのようなアイテムを手作りするかにもよりますが、食べ物は控えた方が無難です。理由は、口に含むものであるため、手作りに抵抗を感じるゲストもいますし、式場側が衛生面から持ち込みをNGとしている場合があるからです。どうしても手作りでないとこだわりが表現できない場合でない限りは、外注するほうがコスパがいいと言えるでしょう。

プチギフトを手作りする際のアイディアはこちらの記事が役立ちます。

また、ギフト自体を手作りするのではなく、包装だけ手作りしてオリジナリティを出す方法もあります。包装を手作りする方法は以下の記事が参考になります。

コスパ低 〜労力がかかっても、オリジナリティを出したい方におすすめ〜

席次表

当社のアンケート結果では、外注した人の7割が200円以上と答えたのに対し、手作りの場合は7割が200円未満と回答しました。

卒花さん100名へのアンケート調査の結果を元に席次表を手作りした人と外注した人の費用を比較
回答数100名/2021年10月当社調べ

作成時間は平均10.9時間ほどで、座席の順序がある程度決まっていれば、テンプレートにしたがって入力すればいいため、デザイン面などで時間がかかることは少ないようです。一方で、席次を決める作業や出欠に合わせた対応、内容のチェックなどが席次表を作るうえで最も重要で、時間が必要となります。

中でも慎重にチェックすべきなのは以下の2点です。

  • 席順は失礼のないものになっているか
  • 役職名や肩書き、お名前の漢字表記に誤りはないか

手作りの場合、知識がない中で新郎新婦のふたりでこのチェックを行わなくてはいけないため、調べたり悩んだりとかなり時間がかかります。よって、費用は抑えられるものの、時間がかかることを考えると、コスパがいいとは言い難いでしょう。

次に紹介する席次表の手作り方法を紹介した記事では、席次表を手作りする際にぶつかりがちな席次の決め方や役職などについても記載しています。席次表の手作りを検討している方は必見の内容ですので、ぜひご覧ください。

両親へのプレゼント

式場や式場の提携業者、外部の業者などから既存品をプレゼントとして送る場合、一家族につき1万円~1万5千円ほどの品を両親にプレゼントする傾向にありました。手作りの場合はどのような品を送るかにもよりますが、子育て感謝状、体重米、アルバムなどは比較的少ない費用で作成することができ、大体3千円以下で済みます。お茶碗や湯飲みなどを陶芸体験などのコースで手作りする場合は大体2万円程度となるようです。

なお、作成にかかる時間も品によって大きく変わります。体験などのコースでプレゼントを作る場合、2時間などと時間が決まっている一方で、アルバムなどは写真を選ぶのに時間がかかりますし、ぬいぐるみなどを自作する場合も、かなり手間がかかるでしょう。手作りしている分、両親への感謝の気持ちやこだわりが詰められそうですが、既製品をプレゼントするよりも時間やお金がかかる場合があるため、コスパの面ではあまりよいとは言えません。

また、結婚準備はやらなければいけないことが盛り沢山なので、無理をしてまで手作りするよりも挙式当日に健やかな花婿・花嫁姿を見せるだけでもご両親は十分喜んでくれることでしょう。

手間は関係なく、手作りで両親へのプレゼントを送りたい方や、式まで余裕がある方は以下のサイトが参考になりますよ。

プロに任せる部分はまかせよう。プロに任せてよかったアイテム事例

プロや業者に頼む一番のメリットは、自分たちの作業の負担を抑えられるうえ、クオリティの高い仕上がりが期待できるところでしょう。そのクオリティの高さは、想像以上の仕上がりで、本人たちはもちろんゲストからも好評なケースは多いです。

他にも、細かい点や挙式ギリギリでも迅速に対応してもらえるなど、プロだからこそできる心遣いや対応、技術があります。そこでここではプロや業者ならではの対応が光る口コミをご紹介します。

席次表

先導してくれているのは、愛する私のわんこ
背表紙にも高砂の花とわんこ
かなりの老犬で式後しばらくして虹組になってしまったので…このイラストは一生の宝物

プランナーさん達からも、ゲストからもこんなの見たことないと好評でした

引用元:https://www.instagram.com/p/CcSEjsJvXeB/

花嫁さんの話を元に一からデザインされた唯一無二の席次表です。新郎新婦の中で最終的なイメージが固まっていなくても、形に落とし込んでもらえるのもプロに頼む大きな魅力ですね。

とてもリーズナブルなのに使っている紙は高級感があり出来上がりが満足すぎました
ペーパーアイテムでかなり節約が出来ました。
外注を考えている方におすすめしたいです〜!

コロナ禍で欠席の連絡による席次表の変更が怖くて心配していた時には丁寧にご連絡をくださり親切な対応でお願いしてよかったなと思いました

引用元:https://www.instagram.com/p/Ce0xxhsv0Kq/

お値段以上の仕上がりに見える点もプロへ頼むメリットですね。

ウェルカムボード

プロの方にお願いして作った「はっぴ本」のウェルカムボード

席次表や当日のメニュー、馴れ初め、そしてゲストの方との懐かしい写真を一冊の冊子にしてくれる業者さんです

かなり素敵な仕上がりでした!やってよかった

引用元:https://twitter.com/ponponchii1203/status/1005941619449708544?t=xgO1G_aF2pr7CqSWPnTCbg&s=19

インタビュー取材のうえプロフィールブックを作成する「株式会社いろはデザイン」のはっぴ本。オプションとしてウェルカムボードを依頼することもできます。インタビューや撮影の過程で唯一無二の作品に仕上げてもらえる点がプロならではの仕上がりです。

すごく色味が綺麗で、キャンバスならではの重厚感があって想像以上に素敵でした…
個人的に海の波打ってるところとか、ドレスのとろみ、お花の華やかさがそのまま表現されていてとっても嬉しい〜

引用元:https://www.instagram.com/p/Cc9XM9LvVOv/

まさしくプロだからこその再現率の高さと言えるでしょう。

両親へのプレゼント

すごい悩んで、ピアリーで「『名詩(なうた)』フラワーフォトフレームタイプ」を発注しました!ネームポエムで写真も飾れるタイプです。
両家とも家に飾って喜んでくれて、とても嬉しかったです!私もお気に入りです。

引用元:https://www.piary.jp/parents_gift/articles/a0004/

感謝や気持ちを伝える文章に、名前を織り込む名詩は一朝一夕に真似できるものではありません。このように、選ぶプレゼントによってはプロでないと作れないものもあるため、プロへの依頼も考慮に入れることで両親へ贈れるプレゼントの種類を増やせますよ。

納期がギリギリにも関わらず本当に迅速にご対応下さり、予定より早く発送して頂き、大変助かりました。
自分でも感動する出来上がりで、両親に渡すのがもったいないくらいです(笑)

引用元:https://www.nairegift.com/matome/item/200

写真絵本を送られた方の口コミです。限られた時間の中でも感動的な出来に仕上げてくださる点はプロだからこそのメリットですね。

プチギフト

いろいろ悩んだ結果、鯛モチーフのクッキーにしました
個別包装ずみなのでとっても楽ちんです
ピアリー さんで注文したので可愛いシールのおまけ付き

引用元:https://www.instagram.com/p/BoRa8bMHXCr/

すでに包装してくれているため、自分たちで包装し直す必要がない点もプロに頼むメリットですね。

人数が確定する前にお願いしたので100個と大量なオーダーにも関わらず迅速に仕上げてくださり、感謝です。
大人っぽい結婚式を目指していたので、ポップになりすぎず、テーマカラーの白とゴールドも取り入れていただき、友人からも好評でした

引用元:https://www.instagram.com/p/CIQPlH5HUcJ/

テーマカラーを入れつつ、絶妙なニュアンスで仕上げてもらえるあたりが、さすがプロです。

結婚式アイテムを手作りする際の注意点

ここでは、結婚式アイテムを手作りする際の注意点について解説します。特に、手作りする際は、スケジュール・予算面とクオリティ面での注意点があります。結婚式アイテムを手作りしたいと思った場合、ここで解説する内容も念頭に入れておきたいところです。

時間がなくなったり予算オーバーになったりする可能性がある

結婚式アイテムを手作りする際に怖いのが、予算オーバーやタイムリミットです。結婚式アイテムの手作りは簡単そうに見えても、いざ作り始めると予想外に時間がかかる可能性があります。

それから、材料・道具を揃えてみたら、「既製品やプロに依頼する場合より高くついてしまった」ということもありうるのです。実際に、いざ手作りしようと思っても、結婚式当日に間に合わなければ台無しになってはもともこもありません。何から作り始めるか、予算はいくらぐらいまでにするかを先に想定して、可能な手作りするアイテムを選びましょう。

名前などにミスがないか何度も確認を

手作りの際に気をつけたいこととして、作業中や作業後にミスがないかを確認することです。例えば、ペーパーアイテムは、誤字脱字がないよう何度も確認が必須です。特に席次表などは、記載する名前や役職・間柄などの誤りがないかも要チェックといえます。

間違っているとすぐに修正対応が難しく、せっかくの祝いの場で相手にも失礼にあたります。事前に文章や参加者リストを作っておく、何度もチェックするなど慎重に取り組みましょう。チェックする時間も含めて、余裕を持ったスケジュールでの準備がおすすめです。

他のアイテムとのクオリティの差が出やすい

手作りはこだわりを持って丁寧に作れば強調されてよさが引き立ちますが、逆に中途半端なクオリティで一部だけ手作りにしてしまうと周囲の優れた既製品と比べて浮いてしまうことがあります。手作り品とのものと比較して、既製品やプロに依頼する品のクオリティによる差が出やすいのです。

中でも特に、ウェルカムボードや会場装飾など、周囲から目立つものは要注意です。クオリティに自信がない場合は、全て手作りするのではなく、小さめのアイテムを手作りにします。それ以外は無理に手作りせず、プロに任せるのがおすすめでしょう。

式場によっては持ち込み料がかかる可能性も

結婚式は基本的にブライダル会社との契約で、式の内容も細かく契約で縛られています。当日までの打ち合わせで自由な内容を盛り込めるケースもありますが、安さやプランによる制限が強い場合は、手作りした結婚式アイテムについては持ち込み料が発生することも考えられます。

このあたりは式場によって違いがあり、持ち込み料の相場は、ペーパーアイテムが1つ数百円、ブーケは数千円~2万円程度です。想定外の出費とならないように、契約内容など手作りに関する事前確認を徹底しましょう。

「1分で振り返る」この記事のまとめ

手作りは結婚式にかかる費用の節約にもなり、自分たちらしさを出せることから、多くの新郎新婦が取り入れています。一方で何でも手作りするのが良いわけではありません。

この記事では、その理由や手作りアイテムを選ぶべきポイントとして以下の4つの点をご紹介しました。

記事のまとめ
  • 結婚式アイテムを手作りする際のメリット・デメリットは表裏一体なので、それを踏まえたうえで、手作りするアイテムを見極めることが重要
  • 手作りでも、プロに依頼しても、クオリティが変わりにくいアイテムを選ぶと後悔しにくい
  • 手作りは想定していたよりも時間や費用がかかる恐れがあるため、あらかじめどのくらいの時間・費用がかかるかをリサーチしておく
  • 手作りをしてもあまり節約にならないアイテムや、手作りするととても手間がかかるアイテムもあるため、そういったものは潔くプロへ任せる

後悔のない結婚式にするためにも、この記事を参考に、それぞれのアイテムの特徴や自分たちの理想と照らし合わせながら、手作りするべきか業者に発注するべきか、新郎新婦ふたりで相談して式の準備を進めていってくださいね。