目次
席次表を手作りしたいけれど「どうやって作るの?」「おしゃれな席次表を作れるか不安」「何に気を付けたらいいの」と悩む人も多いはず。この記事では、手作り席次表の作り方はもちろん、知っておきたいメリットとデメリット、使える無料テンプレートについて紹介します。
卒花さんの手作り事例も参考になりますよ。これから席次表を手作りしようと思っている人、席次表のマナーが知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。
- 卒花さんの3人に1人が席次表を手作りしている
- 手作りのメリットとデメリットを理解しよう
- 100名調査!やはり手作りは節約になる
- 席次やテーブルレイアウトには基本マナーがある
手作り派?外注派?卒花さん100名の席次表を調査
席次表を作ろうと思ったとき、周りのみんながどうやって準備したのか気になりますよね。その実態を調査するために、卒花さん100名に対してアンケートを実施してみました。まずは、気になるアンケート結果を見ていきましょう。
卒花さんの3人に1人が席次表を手作りしている!
卒花さん100名に聞いた「席次表の手配方法」に関するアンケート結果がこちらです。
アンケート結果を見ると、卒花さんの約3人に1人(31%)が席次表を手作りしていることが分かります。結婚式準備で忙しい中でも、意外と手作り派が多いようです。手作りを選んだ理由は、結婚式費用の節約のためや、おしゃれなデザインにこだわるため、などさまざまですが、手作りの人気が高いことは間違いなさそうです。
このあとのパートでは、卒花さんが手作りした席次表の事例や手作りする方法を具体的に紹介していきます。手作りを検討している人は、ぜひ参考にしてくださいね。
【事例紹介】卒花さんのおしゃれな手作り席次表
まずは、卒花さんが手作りした席次表の事例を紹介します。節約しながらも、こだわりが詰まったアイデアやデザインの数々。簡単に作れる席次表もありますので、ぜひ参考にしてください。
真似したい!アプリで作るオシャレな王道タイプの席次表
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難しいデザインも、スマホアプリを使えば簡単に作れるんです!王道タイプの席次表で作りやすい上、賢くオシャレに仕上げてあるのが真似したいポイントです。
正方形がかわいい!広げて見やすいデザインが◎
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いつもの席次表も正方形にすることで可愛く変身!席次ページは広げて見やすくなっているのと、写真に統一感があるのも素敵です。
くるくる席次はゲスト一人ひとりに贈り物を手渡すイメージで♡
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手作りで人気のくるくる席次表。表紙は挨拶メッセージとお二人のプロフィールを、中身がゲストの席次表になっています。おしゃれなクラフト用紙に麻紐のアクセントが効いていてとっても素敵です。ゲストひとりひとりに贈り物を渡すイメージでお二人からの感謝の気持ちが伝わってきますね。
見ているだけで楽しい!似顔絵付きの愛情たっぷりな席次表
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ゲスト一人ひとりの似顔絵が描かれた席次表。これを見た時の、ゲストが喜ぶ様子が目に浮かびます。ゲスト同士が初対面でも「あの人かな」と分かり合えるのが嬉しいですよね。手作りだからこそできる、ふたりの愛情が込められた席次表です。
コンパクトなサイズ感が◎人気のエスコートカードでゲストの期待もアップ!
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伝えたいことだけをシンプルに記載したエスコートカード。優しい色合いとハトメのデザインがオシャレで、手にするだけでこれから始まる披露宴への期待が膨らみます。
事例を見て分かるように、席次表はシンプルに作れる物から手の込んだ物まで多種多様です。ただ、共通しているのは「こだわりが詰まっている」ことと「低コストで作れる」こと。花嫁DIYの腕の見せ所ですね!
そこで、今流行りのDIYを編集部スタッフがチャレンジしてみました!実際に席次表を手作りしてみた感想や気になる作り方については、次のパートで紹介します。
【作り方ガイド】席次表を実際にDIYしてみた!
プレハナを運営するナナイロウェディングのスタッフが自身の結婚式のために手作りした席次表をご紹介します。ぜひ作り方の参考にご覧ください。
こだわりのレトロ印刷席次表
すべてイチからデザインし、ずっとチャレンジしてみたかった『レトロ印刷』で発注。色ムラやズレが発生しやすいのが特徴の印刷を利用することで、よりアットホームな印象を目指しました。印刷する紙やインクの色、サイズや形もすべて決めて、自分たちだけのオリジナルの席次表にしました。
作業時間 | 約20時間 |
制作部数 | 25部 |
合計費用 | 8,500円 |
手作りのために用意したもの
この席次表を手作りするために使った材料や道具、利用したサービスなどをご紹介します。
- 表紙の厚紙
- 中面の紙
- テープのり
- 定規
- クッキーローラー
このほか、デザイン制作のためにデザインソフトのAdobe Illustrator(7日間無料利用可能)と印刷工程でレトロ印刷を利用したそうです。
レトロ印刷については過去の記事(披露宴の席札手作りガイド!卒花さんの事例やクチコミ、ひと工夫でおしゃれ度をアップするコツやサービスを紹介)でも取り上げました。独特の風合いを楽しめる仕上がりが魅力で、プレ花嫁さんのDIYで人気のサービスですね。
席次表の手作り手順
手順1.紙とサイズを決める
あそびかたろぐ(印刷見本)を参考にして、印刷する紙のサイズと種類を決める。完成時のサイズをA4の3つ折りサイズにしたいので、中面は中厚紙A4、表紙は厚紙はA4の2/3サイズ+予備4mmに決定。サイトの価格表を確認して大体の予算を把握する。
手順2.イラストレーターでデザインを作る
仕上がりサイズでアートボードをつくり、完成イメージのデザインを作成する。デザイン決定後、色ごとデータを分けて白から黒までの明暗(K0~100%)を指定し、それぞれ保存する。今回は黒とイエローの2色で作成。
手順3.レトロ印刷で注文・データを入稿する
レトロ印刷のご注文ページから、印刷の種類と紙、サイズを選択し、注文する。注文完了後、データ送信フォームが表示されるので、入稿データをアップロードする。(表紙と中面で2枚印刷するので、2回フォームを入れました。) 入稿後、4〜5日で自宅に到着。
手順4.製本する
表紙になる厚紙を半分に折る。中面の紙は、長辺の1/3、2/3の位置に印をつけて、3つ折りにする。中面の印刷していない箇所にテープのりをつけて、表紙に貼り付けて完成。
手作りしてみた感想は?こだわったところ、苦労したところ
最後に、今回の席次表DIYでこだわったポイントや苦労したところ、実際に手作りしてみた感想を聞いてみました。
こだわって工夫したポイントは?
ゲストを思って印刷にこだわりました
レトロ印刷は色ムラや色落ちを楽しむ印刷ですが、ゲストが持ち帰るときに他の持ち物が汚れないよう、表紙はインクが落ちないツヤプリ印刷(インクを樹脂でコーティングする印刷)にしました。結果的にクオリティも高く見える仕上がりになったので良かったです。
手作りしてみていちばん苦労したポイントは?
折り目をつけるのが案外大変…
厚紙は手で折るとシワができて不格好になります。折る前にレターオープナーなどで内側の面に折り目をつけておいて、100均のクッキーローラーで、中央から両端に向けて転がすように折るときれいに仕上がりました。一番いい方法を見つけるまでに紙を何枚か無駄にしました。
実際に席次表を手作りしてみた感想を教えてください
席次表の印刷を外注する場合、入稿データを作ること自体は難しくなかったですが、細かい部分まで色の濃淡を指定したり、色ごとに版を分けたりするので手間はかかりました。
レトロ印刷は初めて利用したのですが、事前に他のものを刷ってみたりして練習しておけば良かったと思いました。ただ、仕上がりはほとんど思い通りだったのでとても満足しています。自分で作ったとゲストに伝えたところ、みなさん驚いていました。
スタッフの手作り事例、いかがでしたか?ひとくちに「手作りする」といっても、この事例のように自分で準備する部分と外部のサービス(レトロ印刷)やツールを利用する部分をうまく分けることで作業がスムーズに進み、満足度の高い仕上がりになりそうですね。
また、花嫁DIYではついついデザインばかりに目が行きがちですが、「きれいな折り目をつける工程が大変だった」といった先輩の体験談はぜひ参考にしていただきたいと思います。クッキーローラーを利用したユニークなアイデアも取り入れてみてくださいね。
続いては、席次表を手作りした卒花さんに実施したアンケート調査を元に、手作りのメリットとデメリットをご紹介します。
手作りのメリットとデメリット!卒花さんクチコミを紹介
卒花さんの事例を見て、席次表DIYに興味が湧いてきた人も多いはず。とはいえ、手作りし始める前に具体的なメリットとデメリットを把握しておきたいですよね。ここからは、実際に席次表を手作りしてみて「良かった点・イメージと違った点」を、卒花さんのクチコミからピックアップして紹介します。
手作り席次表のメリット
メリット1.とにかく節約できる
一つ目のメリットは、とにかく節約できること。ネット上には無料テンプレートがたくさんあるため、必要なものをダウンロードして作る人が多いようです。用紙代や印刷代はかかるものの、外注に比べて一部当たりのコストをて安く抑えて作ることができます。
ほとんどお金をかけずに、自分好みのデザインに出来て、とても満足だった。ネット上に無料で使えるデザインテンプレートやお洒落なフォントがたくさんあるので、それらを使用しました。安く簡単に作れて良かったと思う。(神奈川県 25歳 女性)
メリット2.こだわりや好みを反映できる
二つ目のメリットは、こだわりや好みを反映できること。外注だとデザインが決まっているため、イメージ通りの物を作りたいと思ってもなかなか叶いません。しかし、手作りなら、デザインやフォント、使用素材まで自由自在!希望通りの物が作れるため、仕上がった時に高い満足感を得られるのも嬉しいポイントです。
自分たちで考えながら作ったので、理想の席次表ができました。友人の席の場所も含め、デザインも好きなものを自分で選べ、好みのものを作成できたので、当日受付で渡すのも楽しみになりました。(大阪府 30歳 女性)
メリット3.ゲストなどの変更に柔軟に対応できる
三つ目のメリットは、変更があれば柔軟に対応できること。席次表はゲストの出欠が仕上がりに影響するため、意外と変更が多いもの。ほかにも、作成段階で用紙やフォントのニュアンスを変えて、それぞれの違いを試してみたいですよね。都度変更を反映しながら、好みの席次表に仕上げていけるのが特徴です。
新型コロナの影響もあってなかなかゲストが確定しませんでしたが、手作りだったため変更などもギリギリまでできてよかった。席次表に使う紙やデザインも自分の好みを詰め込めたと思います。(千葉県 33歳 女性)
手作り席次表のデメリット
続いて、手作り席次表のデメリットを紹介します。実際作業してみると、細かい修正やミスが無いかのチェックも必要で、想像以上に大変だったという声も。卒花さんのクチコミを参考にしながら見ていきましょう。
デメリット1.作業とチェックが大変
一つ目のデメリットは、作業とチェックが大変なこと。式場との打ち合わせである程度説明を聞いているとはいえ、実際作ってみると想像以上に大変だったという声が寄せられました。
特にゲストの席次面は、役職名や肩書き、お名前の漢字表記に至るまで、間違っていないか確認しなければいけません。手作りするなら、こういったチェック作業を怠らずにする覚悟が必要だといえるでしょう。
正直めちゃくちゃめんどくさかったです。ゲストの名前の変換ミスがないか、役職名や肩書き、席次を間違えていないかをチェックしながら手打ちするのがしんどかったです。制作とチェックにかなりの時間がかかりました。(福岡県 31歳 女性)
デメリット2.席次を考えるのが大変だった
二つ目のデメリットは、座席順を考えるのが大変なこと。式場に依頼していればすぐ解決できる不明点や修正点も、手作りだとそう簡単には進みません。
「ゲストに失礼が無いようにしたいけれど、これで合っているのか分からない…」「式場に確認したいけれど、相談しづらい…」なんてこともあるかもしれません。座席に関するマナーは自分たちで調査するか、もしくは思い切って式場に相談する等の対策をした上で、正しく作る必要がありそうです。
手作りしたため席次決めも自分たちで行いました。結婚式場に依頼していれば席次のマナーやアドバイスについて話を聞けたと思いますが、手作りの持ち込みを選んだので打ち合わせで席次表の話をしづらく、2人であれこれ悩んで席次を決めたことを覚えています。(東京都 29歳 女性)
デメリット3.ほかの挙式準備に影響がでた
三つ目のデメリットは、席次表の制作に手を取られるため他の準備に支障がでること。席次表はゲストの出欠が関わってくるため、どうしても作業がギリギリになってしまいます。他にもウエディングアイテムを準備しなければいけないのに、手が回らなくなってしまうことも…。
ゲストから出欠連絡が揃ってから作り始めるのではなく、まずは全員出席を想定してある程度作っておくなど、早い時期から取り組むのがおすすめです。
結婚式が近づけば近づくほど準備することが増えるので、席次表の手作りもほかの演出選びも最後はちょっといい加減になってしまいました。直前で焦るとミスも増えますので、手作りする方はできるだけ早く取り掛かることをおすすめします。(京都府 41歳 女性)
卒花さんのクチコミを見ると、手作り席次表はコストを抑えられたり、思い通りに仕上げられたりするメリットがある反面、忙しい合間を縫って作業をすすめることは想像以上に大変なようです。
とはいえ、デメリットに関しては、適宜相談したり計画的に取り組んだりできれば、解決できそうなものばかり。「手作りできそうだな」と思った方はぜひチャレンジしていただきたいと思います。
続いてのパートは、気になるコスト面の紹介です。手作りと外注それぞれに掛かる費用をチェックしていきましょう。
手作り派が気になる費用は?外注と手作りの費用を比較しました
手作り席次表を選ぶ理由で最も多く挙げられるのが「費用の節約」です。手作りと外注では、費用にどのくらい差が出るのでしょうか。卒花さん100名への調査結果を元に、気になるコスト面の実態を紹介します。
手作りした卒花さんの約7割が200円未満!
アンケート結果を見ると、席次表を手作りした卒花さんの約7割が「1部あたり200円未満」だったと回答。外注する商品の価格にもよりますが、仮に50部作るとすれば手作りの方が数千円~数万円程度安くなることもあります。手作りすると費用を大幅に節約できるというのは、本当のようですね。
必見!席次表テンプレートを無料ダウンロードできるサービス4選
席次表を手作りする方のために、おしゃれなテンプレートを無料でダウンロードできるサービスを紹介します。「手軽に使えるテンプレートを知りたい」「ゼロからデザインするのはイヤだ」」という方は、ぜひ参考にしてください。
FARBE
FARBEは、おしゃれななデザインや話題のウェディングアイテムが揃うことで有名なサービスです。席次表も、手作りする人にとって嬉しい「配席・デザインを自由に動かせる」フォーマットになっているのがポイント。簡単&便利に作りたい人におすすめのサイトです。
FARBEでおすすめの無料デザインテンプレートはこれ!
リングマークでさり気なく結婚アピール!シンプルで人気のテンプレート
無駄な装飾を省いた、シンプルで使いやすいテンプレート。ポイントで入っているリングマークが、さり気ないオシャレを演出してくれます。もしレイアウトが変わったとしても、イラストはコピペで移動できるのも嬉しいポイントです。
bless
blessの席次表は、どんな会場にもマッチする「レイアウトパターンの豊富さ」が魅力!用紙サイズやテーブル配置、さらには折り方まで多彩なラインナップが用意されています。外面の有料デザインもたくさんあるため、細部までこだわって作りたい人は有料版を使ってみるのもよいでしょう。
blessでおすすめの無料デザインテンプレートはこれ!
驚きのパターン数!あなたの「作りたい」が叶う無料の席次表テンプレート
披露宴会場のレイアウトは、式場や人数の違いによっていくつものパターンが考えられます。blessのテンプレートは、シンプルなデザインながら数十名の少人数から200名以上の披露宴席次にも対応している使い勝手が魅力です。他では作れないオリジナルの席次表にしたい人におすすめです。また、外面の有料デザインと合わせれば、さらにおしゃれな席次表が仕上がります。
DELLA WAY
DELLA WAYは、シンプルな柄を使った席次表を作りたい人におすすめ。サイト内にある8つのテンプレートはどれも枠組みデザインを基本としているため、席次レイアウトが分かりやすいのがポイントです。
DELLA WAYでおすすめの無料デザインテンプレートはこれ!
和洋どちらもハマる優しい花柄デザインが魅力のテンプレート
レイアウトを囲むパステルカラーの花柄デザインは、色味を2パターンから選択できるのが嬉しいポイント。和洋どちらにもマッチするため、ウェディングドレスと和装どちらも着るという人におすすめです。
SEKIJI.com
SEKIJI.comでは、海外ウェディングでよく見かける「シーティングチャート」のテンプレートを無料配布しています。デザインが豊富で、ワードを使って作成するタイプなので編集も簡単!ゲスト一人ひとりに渡す席次表ではなく、海外のようなマップ形式でおしゃれに演出したいという方に特におすすめです。
SEKIJI.comでおすすめの無料デザインテンプレートはこれ!
アンティーク風のデザインで「大人かわいい」が完成するテンプレート
ブラックとブラウンをベースにしたシンプルなデザインが、シックでおしゃれな披露宴を演出します。モノトーンやくすみカラーのアイテムに合わせれば、ゲストの目を引くワンランク上の席次が完成すること間違いなしです。
席次表を手作りしたい方は、いきなりテンプレートをダウンロードするのではなく、まずはゲストの人数やテーブル数、披露宴会場のレイアウトがどのようになるのか把握することから始めましょう。
その上で、ここでご紹介した各サイトの気になるデザインをチェックし、ダウンロードして編集してみると作業がスムーズに進みます。自分好みの席次表を作るためにも、ぜひ色々と工夫を凝らして制作してみてくださいね。
【図解】上座下座に注意!ゲストの席次の決め方
席次表作りで悩ましいのが「ゲストの席順」です。席次には「上座下座」のマナーがあり、ここをおろそかにすると、ゲストに失礼に当たる可能性があります。
席次表の制作を結婚式場に依頼する場合は、プランナーさんからアドバイスをもらうことができますが、手作りだと自分たちで席次まで考えるのが基本です。(もちろん、困ったらプランナーさんに相談してもOK)
ここからは、イメージしやすいようにテーブルレイアウトと席次の例を用いて説明します。
各テーブルは新郎新婦の席(高砂)から一番近いテーブルが上座、遠くなるにつれて下座を意味します。さらに、テーブル内の座席にも上座下座がありますが、考え方はテーブルと同じです。新郎新婦に近い座席から遠くなるにつれて上座~下座へ移り変わります。
上記の図では、テーブル・座席ともに最も小さい数字(1番)が上座、あとは番号順で下座になると考えましょう。一般的に、テーブルは「来賓→勤め先→友人→親族→家族」の順、座席は「主賓→上司→先輩→同僚→友人→親族→家族」の順に上座から並べるのマナーです。
ちなみに、最も下座にくるのは両親です。また、長テーブルを使う晩餐会形式の披露宴も基本は同じ。「会場中央の高砂に近い席が上座」だと覚えておきましょう。
席次は上座下座を意識し、ゲストの立場を考慮した配席にしましょう。もし迷うことがあれば、式場のプランナーに相談するのがおすすめです。会場ごとに通例の席次パターンが決まっているので、確認することでスムーズに席次表が完成します。
「1分で振り返る」この記事のまとめ
今回は「手作り席次表」について紹介しました。最後にこの記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。
- 3人に1人の花嫁が席次表を手作りしている
- メリットは「低コスト・こだわり・柔軟な対応」が叶えられること
- デメリットは「作業が多くて予想以上に大変」ということ
- 手作りすると外注よりも低予算で作れる
- 低予算で作るには無料テンプレートを使うのがおすすめ
- 席次面で大切なのは上座下座を意識すること
- 迷ったらとにかくプランナーさんに相談するのがベスト
席次表は結婚式ギリギリに仕上げるため、忙しさのあまりミスしやすいもの。こだわりのデザインでゲストに喜んでもらうためにも、なるべく早い時期から取り掛かりましょう。分からないことはプランナーさんに確認することも忘れずに。
この記事を参考に、ぜひ花嫁DIYにチャレンジしてみてくださいね。
このほか、手作りに限らず席次表の準備に関する基礎知識を身につけたいという方にはは5分でわかる結婚式の席次表ガイド!何を書く?手作りする?肩書きの書き方やおすすめデザインテンプレートもご紹介も参考になるはずです。
また、席次表以外に招待状のDIYも検討している方は招待状は手作りで節約!卒花さんのデザイン事例と作り方、体験談まとめもぜひご覧ください。