家族や親族だけの結婚式、演出でお悩みではないですか?2020年からのコロナ禍の影響もあり、小規模な挙式スタイルを選ぶカップルが増えています。そこで悩ましいのが家族婚にふさわしい演出について。
「家族婚って出席したことがないからどんな演出が適切なのか分からない・・」「身内だからこそ盛り上がれる演出って何があるの?」といったお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では家族婚におすすめの演出やアイデアなど次のような内容について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
- 盛大な結婚式が苦手な方におすすめの「家族婚」の魅力が分かる
- 家族婚など少人数の結婚式の演出アイデアを知ることができる
家族婚とは?
家族婚とは、家族や親族のみの少人数で行う結婚式のことです。基本的には家族や親族のみのスタイルが多いですが、親しい友人まで招待するなど自由に選ぶことが可能です。
挙式、披露宴、ウェディングパーティーなど式のスタイルも選べます。 家族や親族、親しい友人のみを招待するので、アットホームな雰囲気の結婚式を演出できるのが魅力的。派手な演出は苦手という方や、人前に立つのが緊張してしまうと不安のある新郎新婦さんにもおすすめの結婚式スタイルですよ。
新郎新婦もゲストもリラックスした雰囲気で過ごせるので、気軽にコミュニケーションが取れるのが嬉しいポイント。結婚式での定番の演出のほか、家族婚だからこそ盛り上がるおすすめの演出もありますよ。
また、少人数での家族婚なら、コロナの感染症対策が気になる今のご時世にも安心してゲストを招待することが可能です。家族婚のメリット・デメリットをご紹介していきますので、自分達に合っている家族婚ができるように参考にしてみてくださいね!
家族婚のメリット
家族婚のメリットには以下のようなことが挙げられます。
- 費用を抑えられる
- 準備の手間が減る
- アットホームな雰囲気の式にできる
- 一人ひとりとコミュニケーションが取れる
- 自分達らしいこだわりの結婚式ができる
まず代表的なメリットは、通常の結婚式よりも少人数なので費用を抑えられる点です。家族婚の費用相場はいくら?ご祝儀や引き出物、家族婚のメリット・デメリットを解説でご紹介している通り、多くの式場において、通常の挙式よりは格段に安い挙式プランが用意されています。
また、ゲストの多い結婚式は事前に準備することが多く大変ですが、家族婚なら確認しておく作業が少ないので準備の手間が省けます。結婚式の準備にあまり時間が取れない方や費用に不安がある方には特におすすめですよ。
また、家族婚はゲスト一人ひとりと気軽にコミュニケーションも取れるので、アットホームな雰囲気になるのも魅力的です。 家族婚ならではの演出もできるので、こだわりの結婚式を挙げたい方にもおすすめです。
家族婚のデメリット
メリットの多い家族婚ですが、以下のようなデメリットも挙げられますので、参考にしてみてくださいね!
- 家族婚ができる会場が探すのが難しい
- 招待するゲストの範囲が難しい
- 派手な演出はできないので盛り上がりに欠ける
- ご祝儀が無い場合は自己負担額が上がる可能性がある
人気の出ている家族婚ですが、少人数の式に対応している会場が少ないというデメリットもあります。 結婚式を挙げたい会場や地域が決まっている場合は、少人数の式が可能か事前にチェックしておくことが大切です。
招待するゲストの選別も重要なポイント。招待しなかった人とトラブルにならないように、親族や友人はどこまで招待するか、しっかり検討しましょう。
家族婚では基本的にご祝儀は期待できないと考えておいた方がいいでしょう。 そのため、予想よりも本人たちの負担が増えることも考えられるので、事前に費用の確認をしておくと安心ですよ。
家族婚についてもっと詳しく知りたい方は注目の家族婚とは?メリットや流れ、おすすめ演出を卒花さん100名のクチコミを元にまとめましたもぜひご覧ください。
家族婚におすすめの演出やアイデア18選
家族婚は、少人数ならではの演出ができるのも魅力的です。 大勢のゲストの前で結婚式を挙げるのが少し恥ずかしいという方でも、少人数での家族婚なら、リラックスできるのではないでしょうか。家族や親しい友人だけなら、気を遣わず自由で楽しい演出ができそうですよね。
そこでこのパートでは、定番演出を含めた家族婚におすすめの演出やアイデアを厳選してご紹介します。 ゲスト一人ひとりと触れ合える演出や、家族に感謝を伝える演出など魅力的なアイデアがたくさんありますよ。
通常の結婚式と同じように定番の挙式・披露宴の演出も、もちろん可能です。 家族婚ならではの、サプライズの演出を取り入れてみるのもおすすめ。
結婚式は、両親や親族、お世話になった方々への感謝を伝えられる場でもあります。 家族婚であれば、感謝の気持ちや普段伝えられないことをより一層伝えられるのではないでしょうか。 ゲストが喜んでくれることを意識した素敵なアイデアをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
家族写真パネル
会場の待合室などに両家の家族写真を展示する家族パネル。 新郎新婦の生い立ちが分かる家族写真は、家族や親族だからこそ盛り上がりそうなアイデアですよね。
写真を眺めるゲスト同士でも会話が弾んだり、待ち時間にも飽きずに過ごしてもらえそうなのも嬉しいポイント。 会場と相談して、展示方法にこだわってオシャレに演出してみるのもおすすめです。
プロフィールブック
新郎新婦のプロフィールを冊子にまとめたプロフィールブック。通常の結婚式でも定番のアイテムですが、家族婚ならではのアイデアを取り入れるのもおすすめ。
例えば、新郎新婦それぞれの両親や家族との思い出の写真を載せたり、参加する親族の紹介文や相関図を入れるのも喜ばれそうな素敵なアイデアです。 定番の演出でも、家族婚ならではのプラスワンを取り入れることで、より楽しめる式になりますよ。
招待客一人ひとりにメッセージを書く
指定の座席に招待客一人ひとりにメッセージを書いたカードを用意すると、ゲストへのおもてなし感がつたわります。一人ひとりをイメージしてカードのデザインにこだわってみるというアイデアもありますよ。
少人数であれば、手書きで書いても負担が少ないので準備も楽にできるのではないでしょうか。 普段伝えられないメッセージを伝えられる素敵な演出ですよ。
フラワーガール・リングボーイ
挙式では定番のフラワーガール・リングボーイは親族の子どもに頼むことが多い人気の演出です。子どもがお花を散らしたり結婚指輪を運んで来る演出は微笑ましい雰囲気になりますよね。
家族婚でもフラワーガール・リングボーイの演出を取り入れれば、華やかになるだけではなく、よりアットホームになり盛り上がりそうなのでおすすめです。
新郎新婦の司会
家族婚だからこそできる演出として、新郎新婦が司会をするという珍しい演出もあります。結婚式の司会といえばプロの司会者が一般的なので、驚く方も多いかもしれません。
家族婚ならではの新郎新婦が司会をすれば、かなりアットホームな雰囲気になるのではないでしょうか。自分達らしい楽しい演出をしてみたい新郎新婦さんには特におすすめの演出ですよ。
新郎新婦のプロフィール動画
新郎新婦のプロフィール動画は結婚式では定番の演出ですよね。家族婚であれば、親族の映像も多めに取り入れてみるのもおすすめですよ。 また、動画の中でゲストに感謝の気持ちを伝えるサプライズな演出をしてみるのも盛り上がりそうですよね。
少人数なので、ゲスト一人ひとりが楽しめそうな動画作りにチャレンジしてみるのもおすすめですよ。
ケーキカット、ケーキサーブ
ケーキカットは結婚式の定番で、特に盛り上がる演出ですよね。ケーキサーブは切り分けたケーキを新郎新婦がゲスト一人ひとりに直接渡す演出で、大人数を招待した結婚式では演出できない場合もあります。
少人数であれば、ケーキサーブを全席や一人ひとりに時間をかけて行うことも可能です。 ケーキを渡すときに会話もできるため、ゲストにも喜ばれそうな演出なのではないでしょうか。
花嫁から両親への手紙
新婦から両親への手紙は感動的な定番演出ですよね。家族婚では、新郎新婦同士への手紙など珍しい演出をしてみるのもおすすめです。家族婚なので、両親だけではなく兄弟へ向けて感謝の言葉を伝える演出をしてみても素敵なのではないでしょうか。家族婚だからこそ、手紙を読む演出も自由に楽しめます。
大人数の前では手紙の演出は緊張してうまく話せないという方でも、家族婚ならリラックスして伝えられるかもしれません。 ぜひ参考にしてみてくださいね!
新郎新婦花束贈呈
結婚式では新郎新婦から両親へ花束贈呈をするのが定番で、感動的なクライマックスシーンとして魅力的ですよね。家族婚でも同じように花束贈呈をすることも可能です。
両親の好きな花をアレンジして花束にしてみたり、花言葉にこだわって選んでみるのも魅力的な演出です。 生花以外にも、長く飾っておけるプリザーブドフラワーを贈呈するのもイマドキ感があり人気のアイテムとなっています。
両親への花束以外のものを贈呈
両親へ花束以外のものを贈呈する演出ができるのも家族婚の魅力です。 定番の花束もいいけれど、自分達らしい演出がしたいという方には特におすすめ。
両親の好きなものや実用的なものを贈呈できたら、アットホームな雰囲気も出る上に喜ばれそうですよね。家族婚なら贈呈するものも自由に選ぶことが可能です。 両親の欲しいものをリサーチしておき、サプライズでプレゼント!という演出にするのも楽しめるかもしれません。
親族の紹介
新郎新婦がそれぞれの親族紹介をすることも家族婚ならではの演出です。 通常の結婚式でも挙式や披露宴の前に両家顔合わせをすることは多いですが、形式的で緊張感のある雰囲気になることが多いのではないでしょうか。
家族婚であれば、新郎新婦が親族紹介をするので和やかな雰囲気になり会話も弾みそうです。 ゲスト全員が楽しめそうな演出なので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
食事をワンランク豪華に
家族婚は人数も少なく基本的には親族のみなので、食事と会話をゆっくり楽しめるのが魅力的です。そのため、食事をワンランク上にするなど豪華にしてみるのもおすすめです。
結婚式をアットホームに過ごせるように料理のメニューにこだわり、ゲスト同士の会話も弾むような配慮をしてみても喜ばれそうですね。 食事にこだわりたい方は、会場を選ぶ際に料理のメニューも事前にチェックしてみるのもおすすめです。
新郎新婦が各テーブルで一緒に食事や会話
結婚式では新郎新婦がゲストとゆっくり会話をすることはなかなか難しいもの。家族婚なら、新郎新婦が各テーブルを回って一緒に食事や会話をするのも可能です。 少人数なのでゲスト一人ひとりとゆっくりコミュニケーションが取れるので、ゲストにも喜ばれるのではないでしょうか。
会場や招待する人数によってテーブルの数や配置は異なりますが、新郎新婦もゲストと同じテーブルに座る工夫もできます。 家族婚ならではの楽しみ方ですので、ぜひ演出に取り入れてみてくださいね。
全員とそれぞれ写真撮影
結婚式では写真を撮るタイミングが難しいものですが、家族婚ではゲスト一人ひとりと写真撮影だって可能です。少人数なので、撮影時間も気にすることなく和やかな雰囲気の中で写真が撮れますよね。
「ゲストともっと写真を撮りたかった・・」という後悔をすることのないように、ぜひ取り入れて欲しいおすすめの演出です。
ゲスト全員参加のゲーム
ゲスト全員が参加できるゲームの演出も、家族婚で盛り上がるのでおすすめ。 招待客の多い結婚式では、参加しないゲストにとっては退屈な時間になってしまうことも。少人数の家族婚ならゲスト全員参加のゲームも取り入れやすいですよね。
ゲームを通して両家の距離を縮めるきっかけにもなりますよ。 ゲームの内容を考えるときはゲストの年齢なども考え、どの年代でも楽しめるような配慮をすることも重要です。
親族による余興
結婚式では、職場の仲間や友人による余興が特に多いのではないでしょうか。 家族婚なら親族による余興ができるのも嬉しいポイント。楽器演奏や歌など特技がある親族がいる場合は、特におすすめです。
招待客が多い結婚式では遠慮する親族も、家族婚ならアットホームに参加してくれそうですよね。 余興の内容によっては、新郎新婦も一緒に参加して楽しめるのも家族婚ならではの魅力です。
引き出物の手渡し
結婚式の引き出物はゲスト全員同じものを形式的に渡されるのが一般的ですよね。 招待客一人ひとりに合った引き出物を選んで直接手渡しができるのも家族婚ならではの楽しみ方です。
個別にちょっとしたプレゼントやメッセージカードなども添えれば、とても喜ばれそうですよね。少人数分の引き出物であれば、準備に手間もかからずにすみます。 ゲスト一人ひとりに合わせて引き出物も個性的に演出してみてはいかがでしょうか。
ペットも参加
家族婚の場合、ペットも一緒に参加させることも家族婚ならではの演出です。 家族で可愛がっているペットがいる場合などは、とても嬉しいアイデアですよね。
ただ、ペット参加も可能の会場なのか、ゲストにアレルギーの方がいないかなどを事前にチェックしておくことが重要です。 少人数とはいえ、ゲストにも楽しんでもらうことが大切ですので、配慮は忘れずにするようにしましょう。
家族婚の演出は気まずくならない?
新郎新婦の本人たちが内向的な性格だったり、親族の数が少なかったりすると、
- 「家族婚が盛り上がらなかったらどうしよう・・」
- 「盛り上がらなくて気まずくなってしまったらどうしよう・・」
などのお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。 少人数とはいえ、人前で結婚式をするのは恥ずかしかったり緊張してしまうと感じる方も多いはず。気負う必要のない家族婚なので、自分達がリラックスしてできそうな演出を考えるのがおすすめです。
今回ご紹介した演出やアイデアは気軽に取り入れやすいものばかりなので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
それでも演出に自信がないという場合は、お食事会のみにしたり、会場のプランナーさんに相談してみるのもおすすめです。自分達に合った新しいアイデアの発見があるかもしれません。自分達らしい家族婚ができるように、ぜひ参考にしてみてくださいね!
コロナ禍でも工夫して素敵な家族婚にしよう
最近はコロナによる制限があるため、感染症対策は気になるところ。少人数の家族婚とはいえ、配慮が必要なポイントですよね。 アルコール消毒などを徹底し、ゲストが安心して参加できるような工夫も大切です。
結婚式に参加するのは両親と兄弟のみにして、ほかの親族へは後日挨拶に行くという方法もあります。友人や遠方の親戚などはリモート出演にするというアイデアもありますよ。 コロナによる制限がある中でも安心して楽しく演出できるように考えるようにしましょう。
「1分で振り返る」この記事のまとめ
今回は家族や親族だけの少人数の結婚式におすすめの演出をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
「盛大な結婚式や派手な演出は苦手だけど、結婚式は挙げておきたい・・」とお悩みをお持ちの新郎新婦さんも多いですよね。少人数ゲストの家族婚なら、リラックスしながら結婚式を挙げることが可能です。自分達らしい個性的なアイデアを取り入れてみたり、控えめにしたり自由に工夫できるのが魅力的です。
また、コロナによる制限が心配な場合でも、少人数なら工夫すれば安心してゲストを招待できますよね。この記事でご紹介した演出やアイデアを参考にして、自分達らしい家族婚を挙げてくださいね!