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プロフィールムービーとは
プロフィールムービーとは、新郎新婦が生まれてから結婚に至るまでの歩みをゲストに紹介する映像のことで、別名「生い立ちムービー」とも呼ばれます。新郎新婦の幼い頃の写真やメッセージを詰め込んだプロフィールムービーは、今や結婚式に欠かせない演出の一つになりました。
そんなプロフィールムービーの作り方は様々。ウェディングムービー専門の業者に頼んだり、映像編集ソフトを使って手作りすることもできます。今回は、せっかくなら手作りで頑張ってみたい！という方に、自作する上で重要なポイントをウェディングプランナーが伝授します。
プロフィールムービーを作るための詳しいガイドは【完全版】結婚式プロフィールムービー自作の教科書をご覧ください。また、結婚式ムービーの作り方と自作に使えるおすすめ無料ソフト5選ではおすすめの動画編集ソフトをご紹介しています。
感動的なプロフィールムービーの構成
まずはビデオの構成です。結婚式のプロフィールムービーの基本構成は、以下の通りです。
- タイトル
- 新郎プロフィール
- 新婦プロフィール
- 二人のストーリー
- エンディング
（参考）プロが制作したプロフィールムービーがこちら！
今回は、この基本的な流れに沿ってそれぞれのポイントを紹介いたします。プロフィールムービーの長さに関しては結婚式ムービー上映時間の常識！ちょうどいい時間を徹底解説をご参照ください。
タイトルはシンプルに
タイトルはできる限りシンプルに新郎新婦のお二人のお名前をご紹介します。主な構成パターンは次の通りです。
- お二人のお名前：TARO & HANAKO
- お二人のお名前・挙式日 TARO & HANAKO 2015.10.10
- お二人のお名前・挙式日・メッセージ TARO & HANAKO 2015.10.10 Welcom To Our Wedding Party!
新郎新婦のプロフィールは時系列に
お二人のパートは、生まれた時から時系列に紹介することで、ゲストが感情移入しやすくなり感動的な雰囲気を作り出すことができます。それぞれの写真に当時のエピソードを付け加えると、より効果的です。
感動的な生い立ち紹介の流れ
- 誕生
- 1～2歳頃
- 3歳の頃
- 幼稚園入学・卒園
- 小学生
- 中学生
- 高校生
- 大学・専門学校・高校卒業後の様子など
- 成人式
- 最近、就職先など
注意すべきポイントは、お二人の写真のバランスに偏りが出ないように編集することです。一方の写真はまんべんなく揃っているのに対し、もう一方の写真は大人になってからのみ、なんてことが無いよう、ふたりの生い立ち写真はある程度揃えて作りましょう。構成のバランスに配慮するとゲストにとっても観やすくなります。
こんなにたくさん残ってない！という方は、上記の1〜10のうち５つを時系列で並べるだけでも、感動的なムービーに仕上がります。また両親や親戚、幼馴染に写真があるか聞いてみるのもおすすめです。案外、大切に持っていることがありますよ。
お二人のパートは具体的なエピソードを絡めて
これまでご紹介してきた新郎新婦のそれぞれの生い立ちや歩み、結婚式や披露宴に列席のゲストの皆様との数々の出会いを経て、お二人の出会いへと進めることが感動ムードの大きなポイントです。お二人の出会いにはじまり、結婚式を迎えるまでのエピソードや歩みを紹介しましょう。
お二人パートの紹介ポイント
- 出会いの時期やきっかけ
- お二人ででかけた旅行やイベント、記念日
- ケンカや遠距離などのエピソード
- プロポーズ
- ご両家の顔合わせ、結納
- 結婚式の準備
ポジティブで楽しいエピソードはもちろんですが、ケンカした時期や遠距離恋愛の時期など、困難な時期を交えて構成することで結婚式という日の特別感や感動を演出することができます。
エンディングはゲストへの感謝を綴ろう
感動のプロフィールムービーの締めくくりは、列席者へのメッセージがふさわしいでしょう。これまでの人生を支えてくれた皆様との出会いに感謝の言葉を添えて、プロフィールムービーを締めくくります。また敢えてお二人の写真ではなく「両親の結婚式の写真」を使用し、感謝のメッセージを添えるのも感動的な演出です。
感動的な音楽を忘れずに
「感動」をコンセプトに結婚式プロフィールムービーを作るためには、感動を誘うような音楽も大切な要素です。お二人の「お気に入りの音楽」の中から、感動的な雰囲気を醸し出す曲を選びましょう。
避けたい音楽
- アップテンポすぎる音楽
- 20代前半など若い年代の好みに偏った音楽
- 過激な歌詞を含む音楽
- 会場の半数以上が知らない音楽
比較的「定番」と言われる音楽や、歌詞が邪魔をしない洋楽などが、感動的なムード作りにはおすすめです。
上級！技ありの感動プロフィールムービー
最後に、こだわりの１本を作りたい方向けに、プランナーも驚く感動ムービーをご紹介します。
コマ撮りの技ありプロフィールムービー
こんなプロフィールムービーならゲストはもちろんのこと、式場スタッフまで見入ってしまいそうなプロフィールムービー。たくさんの写真を動画のように並べて作る『コマ撮り』を使った、超上級者向けのプロフィールムービーです！
会場を喜びに包む「ご報告」も兼ねたプロフィールムービー
結婚式の間際に新しい家族の存在が分かった！そんな時は、プロフィールムービーの締めにこんな感動の演出もいいですね。
ふたりを想って集まってくれているゲストは涙を流して喜んでくれるはずです。親しい方々を中心に呼ぶ結婚式なら、あえて家族以外に内緒にしておくのもサプライズになりますよ。
制作日数は100日？根気のいるプロフィールムービー
高度なテクニックは不要ですが、根気が必要なこちらのムービー。結婚式の５０日前、１００日前から毎日同じ場所で写真を撮ってコマ撮り映像のように並べるだけでかなり素敵な映像になりますよ。他の人とはちょっと違うワザを入れたい方にもおすすめです。
結婚式ムービーの自作をあきらめる方は…
ここまでは感動的なプロフィールムービーの作り方や構成、サンプル動画をご紹介してきました。しかし、「やっぱり自分で動画を作るのは難しい！」「やってみたいけれどムービーを作る時間がない…」という方もいらっしゃるかもしれません。
自作をあきらめる、という方は結婚式ムービーを外注するという方法もあります。外注を検討している方は【2022年版】結婚式ムービーの外注業者を選ぶならこの11社！比較ポイントと選び方のコツの記事をぜひご覧ください。
また、年間5,000本以上の結婚式ムービーを制作しているナナイロウェディングもおすすめです。ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
感動的なプロフィールムービーの作り方や構成のコツをご紹介しましたが、いかがでしたか？結婚式は新郎新婦のお二人はもちろん、ご列席のゲストの皆様にとっても大切なひとときです。
ゲストに感動してもらえるプロフィールムービーにするには、ゲスト目線でそのムービーを観てみることが大切です。人生の大切なワンシーンを、感動的なプロフィールムービーで演出してみましょう。
感動的なプロフィールムービーのアイディアをもっと知りたい方はオススメ10選♡「感動」の詰まったプロフィールムービーで笑いと涙の結婚式に！もチェックしてみてくださいね。
