目次
プロフィールムービーを作ろうとしたとき、写真にどんなコメントをつければ良いのかが分からないという方も多いのでは?
自作するにしろ業者さんに頼むにしろ、コメントは自分でつけなくてはならないことがほとんどなので、なかなか決められないという方もいることでしょう。例えば、生まれたばかりのときの写真に「◯◯gで生まれました」というだけだと、ありきたりなコメントになってしまいます。
ですが、そこに「難産で◯時間かかり…お母さん、ありがとう」という一言が添えられると、メッセージ性が加わりますよね。限られた文字数の中で、ゲストに印象を残すようなコメントをつけるには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
今回は、ナナイロウェディングの監修のもと様々な事例に役立つコメントをご紹介します。プロフィールムービーにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「忌み言葉」は避ける
日常的には使われる言葉であっても、結婚式という祝いの場においては悪い意味になってしまう忌み言葉。結婚式という特別な場では、避けるのが賢明です。 ですが、忌み言葉はかなりの数があるので、すべてに注意を払うのは難しいのが実際のところ。特に気をつけるべきワードだけは押さえておくと良いですね!
- コメントNG例:旅行中にカメラを壊してしまったのも良い思い出です
- コメント参考例:旅行中にカメラを落としてしまうドジっ子な面も…(笑)
壊れる、別れる、失う、切れる、終わる、病気、割れる
忌み言葉について、もっと詳しく知りたい方は結婚式で使ってはいけない忌み言葉と重ね言葉ってなに?NGワードまとめをご覧ください。
句読点は使わない
句読点には「終止符を打つ」「切る」「終わる」という言葉を連想させてしまうということがあるようです。そのため、忌み言葉と同様に結婚式では避けるのがベター。
また、映画などの字幕でも「句読点を使わない」というルールが定められているので「見栄え」という観点からも、句読点を使わない方がプロのような仕上がりになります。句読点がなくても読みやすいコメントにするためには、下記の2点を徹底しましょう。
- 「。」…削除する
- 「、」…スペースに変更
- コメントNG例:大学時代の友人とは、今でもよく集まります。
- コメント参考例:大学時代の友人とは 今でもよく集まります
説明だけのコメントにしない
プロフィールムービーのコメントでついやってしまいがちなのが、飲み会の写真に「会社の飲み会!」といったように写真を見たままの状況を説明してしまうということです。
もちろん、この手のコメントが悪いというわけではありませんが、ゲストがその写真を見たときに知りたいのは、その奥にあるちょっとしたエピソードです。
ゲストが思わず笑ってしまうようなエピソードや感動的なメッセージを入れると、よりクオリティの高いコメントになりますよ。
- コメントNG例:ティッシュ大好き!
- コメント参考例:ティッシュを見ればこの有様…わんぱくの片鱗が(笑)
友人との写真は名前やエピソードもつけて!
大切な友達との写真を紹介するときは、友達の名前やエピソードを絡めましょう。紹介された友達が喜ぶことはもちろん、両親の知らない新郎新婦の一面をみてもらえるので、おすすめです。
また、伝えたいメッセージはコメントを利用して伝えるのもおすすめ!「いつも遊んでくれてありがとう!」「また飲みに行こうね!」といったコメントを書くことで、友達にも普段伝えられない感謝の気持ちを伝えることができます。
- コメントNG例:◯◯との写真はたくさん♪
- コメント参考例:◯◯にはたくさん相談に乗ってもらいました!ありがとう!
会社での写真は感謝の気持ちを伝える
結婚式には職場の方々を呼ぶという方も多いでしょう。感謝の気持ちを直接言うのが恥ずかしいという方は、プロフィールムービーのコメントでお礼の気持ちを伝えるという方法はいかがですか?
「◯◯部長には大変お世話になりました」「同期との飲み会はいつも刺激をくれます」といったように、参列している会社の方々に対してどのように思っているのかを伝えるだけで、より良い印象を残すことができるはずです。
- コメントNG例:◯◯さん、最高!
- コメント参考例:◯◯さんの仕事の姿勢に多くのことを学びました
コメントが長くなる場合はコメント用の1枚を作る
結婚式には年配の方も参列されるため、文字はできるだけ大きく表示されるのが望ましいです。そのため、コメントの文字数は、15~30文字に収まるようにするのがよいでしょう。字数をオーバーしてしまうときは、コメントだけの画像を作ってみるのも良いアクセントになります。その際は黒背景に白文字にすると、文字が見やすくなりますよ。
BGMに合わせる
プロフィールムービーに欠かせない要素のひとつが、写真とともに流れる音楽ですよね!新郎新婦の好きな曲を流したり、親への感謝が詰まったメッセージ性の高い曲を使用したりと、新郎新婦によって様々な選曲方法があることでしょう。
コメントとBGMに関係があるの?と思うかもしれませんが、プロフィールムービーのクオティを高めるために、コメントとBGMの雰囲気を合わせるという方法もあります。
例えば、しっとりとした曲調の場合には、コメントも感謝のメッセージを中心としたものに。また、アップテンポな曲調の場合には、おもしろエピソードを紹介するというやり方をするだけでも、プロフィールムービーに統一性を作ることができます。
感動的な歌詞なら、そのままコメントに使うのもアリ!
アップテンポな曲に2人の掛け合いが面白い!
コメントに困った時は5W1Hを意識して!
「この写真使いたいんだけど、説明が難しいんだよね…」と思う写真はありませんか?今までご紹介した方法を見てみても、やっぱりコメントに悩んでしまうような写真もなかにはあるかもしれません。そのときには、「5W1H」を思い出してコメント作りをしてみると、意外と簡単にできることもあります。
- いつ(When)
- どこで(Where)
- だれが(Who)
- なにを(What)
- なぜ(Why)
- どのように(How)
「5W1H」を使って情報を分かりやすく相手に伝えてみましょう。この手段に沿って、写真のコメントを考えてみると、ゲストにその写真の状況が分かりやすく伝わるはず。「なぜ(Why)」は気にしなくてよいかもしれませんが、「いつ、どこで、だれが、何を、どのように」を意識してみると良いですね。
まとめ
コメントの見やすさを意識すると、ただ状況を紹介しただけのシンプルなものが好まれそうですが、見て分かるだけのコメントはゲストに飽きられてしまう可能性もあります。
特に新郎は、「入学式」「スカイツリーの前でピース」のように、写真に写っている出来事を単語で紹介するだけになってしまうケースも多いこともあるので、新郎新婦お2人で見比べながらプロフィールムービーのコメントを作り上げていくと良いですね。
また、プロフィールムービーは写真の質自体も重要ですが、コメントを工夫するだけでも雰囲気をガラッと変えることができます。
あまり時間がない中でプロフィールムービーを自作する際には、取り入れやすいものから参考にしていってくださいね。