結婚式で使ってはいけない忌み言葉と重ね言葉ってなに?NGワードまとめ

結婚式で使ってはいけない忌み言葉と重ね言葉ってなに?NGワードまとめ

結婚式のNGワードである「忌み言葉」「重ね言葉」をご存知ですか?若い人にはあまり気にならない言葉でも、悪気なく使った言葉で気分を害してしまう人がいるかもしれません。素敵なスピーチをしても忌み言葉や重ね言葉を使ってしまっては台無しです。そんなことにならないように言い換え例を交えつつ分かりやすく解説します。

目次

  1. 忌み言葉って何?
  2. 思わず使いがちな忌み言葉と言い換え例
  3. 結婚式で使ってはいけない重ね言葉
  4. 間違って「忌み言葉」や「重ね言葉」を使ってしまった時は・・・
  5. まとめ

忌み言葉って何?

忌み言葉とは結婚式では別れや出戻り、不幸・不吉なことを連想させる、縁起の悪い言葉のことを言います。結婚式のプロフィールムービーやスピーチでは、忌み言葉はなるべく使わない、というのがマナーとなっています。若い世代にはあまり気にならない言葉でも、年配の方には聞こえが悪く、気分を害してしまう恐れがあります。プロフィールムービーのコメントをつくる時や、結婚式のスピーチなどでは、できるだけ使わないように注意しましょう。

思わず使いがちな忌み言葉と言い換え例

別れ・離婚をイメージさせる言葉:「離れる」「別れる」「分ける」「返す」

別れるという言葉は、文字通り「別れ」を連想させてしまうので、結婚式では絶対にNGです。例えば、プロフィールムービーで高校時代の写真とともに「別れても仲良しの友達」といったコメントを載せることもありますが、できれば使わないほうがベターです。「新たな道を進む仲良しの友達と」などポジティブな表現に変えましょう。

また、その他にも別れや離婚をイメージする言葉として「離れる」「分ける」「返す」などがあります。どれも思わず使ってしまいそうな言葉ばかりですね。以下に、言い換え例を挙げます。

プロフィールムービーのシーンでの言い換え例

  • 「二人の新居 新たなスタートをきります」→「二人の新居 新たな出発です」
  • 「大好きな母と離れ離れに」→「大好きな母から新たな旅立ち」
  • 「兄弟と仲良くケーキを分けて食べました」→「兄弟と仲良くケーキを一緒に食べました」
別れや離婚をイメージさせる忌み言葉の例

離れる、別れる、分ける、返す、切る、断つ、失う、ほどける、破れる、捨てる、飽きる、疎遠、泣く、繰り返す、戻る、出る、放す、薄い、浅い

終わりをイメージさせる言葉:「終わる」「壊れる」「消す」「最後」

結婚式は、新郎新婦のこれからの新しい門出を祝福する祝いの席ですので、「終わり」を連想させてしまう言葉も使わないほうがよいでしょう。

よくある間違いとして、披露宴の冒頭にある新郎のご挨拶の結びの言葉が挙げられます。来場者への感謝の言葉を述べたあと、挨拶の最後に「以上でご挨拶を終わります」と言ってしまいがちです。「これを持ちましてお祝いの言葉とさせていただきます」というような、忌み言葉を避けた表現に変えることが望ましいです。

プロフィールムービーやスピーチでの言い換え例

  • 最後になりますが 本日はご列席いただきありがとうございました」→「結びになりますが 本日はご列席いただきありがとうございました」
  • 「披露宴は終了いたします」→「披露宴はお開きにいたします」
終わりをイメージさせる忌み言葉の例

終わる、壊れる、消す、最後、衰える、崩れる、絶える、流れる、枯浅い

不幸や不吉をイメージさせる言葉:「去年」「四(し)」「九(く)」

その他の忌み言葉としては、直接的ではないが不幸をイメージさせる言葉があります。例えば「去年」という言葉が代表的です。プロフィールムービーで新郎新婦の馴れ初めの写真とともに「去年のお誕生日」といったコメントを載せたい場合、「去」という漢字は離別死別など去ることを連想させますので、「昨年のお誕生日」というように言い換えて使用した方がベターです。

また「死ぬ」「苦しむ」を連想させるので、スピーチなどで数字を使用する場合、「四(し)」「九(く)」と読まないようにしましょう。

不幸をイメージさせる忌み言葉の例

去年、四、九、仏、葬式、焦る、忙しい、落ちる、悲しむ、冷める、捨てる、散る、敗れる、負ける、倒れる、病む、割れる、悪い、嫌う

結婚式で使ってはいけない重ね言葉

忌み言葉と同様に、ほかにも結婚式で使ってはいけないNGワードがあります。 同じ言葉や意味の言葉を重ねることで再婚や悲しいことを連想させる言葉を「重ね言葉」といいます。

「重ねる」というのは「繰り返す」という意味を持ちますので、プロフィールムービーのコメントなど、結婚式にはふさわしくないとされています。

両親への手紙朗読の際に「今までいろいろとありがとう」というような文章を読む場合、「今までたくさんの思い出をありがとう」と言い換えたほうがベターです。

この重ね言葉もたくさんありますが、使いがちな重ね言葉とその言い換え例を挙げておきます。

使いがちな重ね言葉

丁寧さを強調する重ね言葉「重ね重ね(かさねがさね)」「皆々様(みなみなさま)」
繰り返しを意味する重ね言葉「度々(たびたび)」「返す返す(かえすがえす)」
その他の重ね言葉「しばしば」「いろいろ」「別々(べつべつ)」

プロフィールムービーでの重ね言葉の言い換え例

  • 「高校からは別々だったね」→「高校からは違う学校だったね」
  • くれぐれもよろしく」→「どうぞよろしく」
  • 益々好きになりました」→「見るたびに好きになりました」
結婚式で使いがちな重ね言葉の例

重ね重ね、皆々様、度々、返す返す、しばしば、いろいろ、別々、ますます、まだまだ、わざわざ、どんどん、くれぐれも、みるみる、次々

間違って「忌み言葉」や「重ね言葉」を使ってしまった時は・・・

どんなに気をつけても、思わず忌み言葉や重ね言葉を使ってしまう時もあるかと思います。ついうっかり忌み言葉や重ね言葉を使ってしまった場合は、「失礼いたしました」と素直にお詫びの言葉を述べましょう。

あまり神経質になり過ぎないことがポイントです。どうしても心配な場合は、事前に文章を用意し、結婚式場に問い合わせてみても良いかもしれませんね。

プロフィールムービーを制作会社に依頼するときは、忌み言葉や重ね言葉が入っていないか確認してもらうのがおすすめです。

まとめ

どれも日常でよく使う単語ばかりで、どの言葉を使っていいか迷ってしまう方もいるでしょう。

最近では比較的カジュアルな結婚式も増えているので、こうした忌み言葉や重ね言葉を気にされる方は少なくなっている傾向にあります。しかし、おめでたい結婚式の場ですから、慣例に沿って礼儀をわきまえた言葉遣いをするに越したことはありません。

NGワードを避け、祝福の席にふさわしい言葉を使いたいものですね。この記事をNGワードのチェックリストとして活用していただければ幸いです。