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コロナ禍で結婚式のタイミングを見計らう新郎新婦が多い中、人気を集めているのがフォトウェディング。しかし、「聞いたことはあるけどフォトウェディングって実際に何をするの?」「やっぱり結婚式をやらないと後悔しそう…」と思っている方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、フォトウェディンとは何か、そのメリットや費用、気をつけることなどを徹底解説します。フォトウェディングを検討中の新郎新婦さんは、ぜひ参考にしてくださいね。
フォトウェディングとは?
ゲストとして参列を経験することがないため、なかなかイメージが湧きづらいフォトウェディング。まずは、その概要をみていきましょう。
フォトウェディングとは、結婚式や披露宴は行わずに、ドレスや和装を着て写真撮影だけを行うことを指します。「写真だけの結婚式」と考えるとわかりやすいですね。
近年、少人数での挙式や家族婚、なし婚など、従来のようなゲストを招いた挙式スタイルを選ばないカップルが増えています。そこへ2020年の新型コロナウイルスの感染拡大も相まって、結婚式の規模は一層縮小傾向にあります。そんな中でも「二人の記念になるものを残したい」、「親族やお世話になった人に結婚の知らせを送りたい」と考える新郎新婦にとって、ニーズにピッタリ当てはまるのがフォトウェディングと言えます。
前撮りとフォトウェディングは何が違うの?
結婚に関する写真撮影といえば、「前撮り」を真っ先に思い浮かべる方も多いはず。前撮りとは、結婚式を行う新郎新婦が、式とは別の日取りで写真撮影をすることを言います。それに対してフォトウェディングは、結婚式や披露宴を行わない新郎新婦が、写真撮影そのものを結婚式の代わりの記念のイベントとして扱うことを指します。
前撮りについて詳しくは【体験談付き】8分でわかる結婚式前撮りの基礎知識!費用やロケーション、衣装の基本を解説をご覧ください。
フォトウェディングはこんな人におすすめ!
費用を抑えて思い出を残したい人
結婚式や披露宴を行う場合、切っても切り離せないのが、費用の問題です。予算の関係で結婚式を見合わせた場合でも、お二人の結婚の思い出を形に残すことができるのがフォトウェディングの魅力ですね。
結婚式や披露宴を行わない人
再婚やその他事情により大々的なお披露目は不要と考えている、授かり婚で結婚式をする余裕がないなど、カップルによって状況は様々です。結婚式や披露宴を行わなくても、お気に入りの衣装を着てお二人の幸せな姿を記念に残せるのは、フォトウェディングのメリットですね。
手軽な準備で和装やドレスを楽しみたい人
結婚式や披露宴は、数か月前から様々なことを準備しなければなりません。しかし、フォトウェディングは、スタジオやカメラマンと数回打合せを行うだけで実現できてしまうため、比較的手軽に準備することができますね。
フォトウェディングのメリットとデメリット
近年人気が高まっているフォトウェディング。まだまだ周囲には経験者が少なく、実際の体験談を知るチャンスがないため、フォトウェディングをするかどうか決めかねているという新郎新婦も多いはず。ここでは、フォトウェディングをするメリットとデメリットについて詳しくみていきましょう。
フォトウェディングのメリット
1.お二人や親族だけなど、こぢんまりとした撮影ができる
友人知人を大勢招待してのお披露目は気が引けるという方や、親しい人だけでこぢんまりとお祝いしたいという考えの新郎新婦にとって、お二人もしくは少人数だけでお祝いができるフォトウェディングはうってつけです。コロナ禍でも心配が少なくお祝いできますね。
2.費用を抑えて憧れのドレスや和装を楽しめる
結婚式や披露宴の開催を考えた時、常に考慮しなければいけないのが費用の問題です。しかし、フォトウェディングであれば、比較的リーズナブルな値段で憧れの婚礼衣装を着て結婚の記念として残すことができます。フォトウェディングにかかる費用については、記事の後半で詳しくご紹介します。
3.こだわりの写真を結婚の思い出として残すことができる
フォトウェディングでは、思い出の場所や新郎新婦の地元、海辺や庭園など、様々な場所で撮影することができます。そのほか、チャペルをかりて、結婚式のような雰囲気の写真を残すこともできます。
フォトウェディングのデメリット
1.晴れ姿を直接お披露目できない
結婚式は、婚礼衣装を親族や友人に直接見てもらうことができるまたとない機会です。フォトウェディングで実際に婚礼衣装を着てみると「お世話になった人に直接見てもらいたかった」と感じるケースがあるようです。
2.屋外でのロケーション撮影の場合、天候に左右される
四季が美しい公園や、歴史ある寺社、思い出のアミューズメントパークなど、二人で自由に撮影場所を決められるのもフォトウェディングの魅力です。しかし、屋外の撮影はどうしても天候に左右されてしまいます。当日の天気が悪い場合はどうするのか、事前に撮影業者やカメラマンと話し合っておくと良いでしょう。
3.ゲストに直接お礼を言ったり、祝ってもらったりすることができない
結婚を人生の一つの節目と考える方は多くいらっしゃいます。結婚に際して、普段から支えてくれる友人や親族にお礼を伝えたり、これからのお二人を見守ってもらえるよう伝えたりしたかった、友人や親族に直接お祝いをしてもらいたかったと思うケースもあるようです。
卒花さん体験談!わたしたちはこう感じました
ここまで、フォトウェディングのメリットとデメリットをご紹介してきました。それでは、実際にフォトウェディングを経験した卒花さんは、どのような感想を持っているのでしょうか。フォトウェディングを選んだ理由や体験談について、卒花さん97名に実施したアンケート結果をみていきましょう。
経験者97名がフォトウェディングを選んだ理由
卒花さんはどんな理由でフォトウェディングを選んだのでしょうか。97名の調査結果をみてみましょう。
- 結婚式をやりたくなかったから(本人や親の意志):44%
- お金を節約したかったから:34%
- 新型コロナウイルスの影響で結婚式ができなかったから:31%
- 招待して挙式するほど大勢のゲスト(友人知人)がいなかったから:19%
- その他:16%
本人や親の意志で「結婚式をやりたくなかった」という理由が44%と最も多い結果となりました。次いで「お金を節約したかったから」、「新型コロナウイルスの影響で結婚式ができなかったから」という理由が続きます。「結婚式をしない」という選択をしたうえで、お二人の結婚の記念に残るものという位置づけでフォトウェディングが選ばれていることがうかがえます。
2020年から2021年は新型コロナウイルスを理由にフォトウェディングを選んだ方も多かったようです。
コロナ禍の結婚だったから
新型コロナウイルスの影響で大勢のゲストを招待するのは難しい状況でした。ただ、どうしても両親にはドレス姿を見せてあげたかったので親を呼んでのフォトウェディングをすることに決めました。主人も「フォトウェディングにすれば節約にもなるし、いいかもね」と賛同してくれました。(愛知県 30歳 女性)
このほか、アンケートで「その他」と回答した方の声には次のようなものがありました。
「その他」の理由でフォトウェディングを選んだ先輩の声
新婚旅行を兼ねて
海がきれいな場所でドレスを着て写真は撮りたかったので、新婚旅行で石垣島へ行き、その場でフォトウェディングも行いました。(京都府 31歳 女性)
子連れ婚だったので写真だけでも
わたしが子連れ再婚であることから、式は挙げ無い状態でしたが、夫が初婚のために両親に写真だけでもと思いフォトウェディングを選びました。(大阪府 52歳 女性)
授かり婚で挙式が難しかったから
授かり婚のため、すぐつわりが始まり結婚式をする気持ちになりませんでした。でも私は写真には残しておきたいと思い、フォトウェディングになりました。夫は私に合わせるという考えでした。(東京都 44歳 女性)
年齢的に結婚式に抵抗があった
当時私は35歳、主人は44歳でした。二人とも高齢ということもあり、なんとなく結婚式をすることに抵抗がありました。ただ、ドレスは着てみたいという私の希望と、写真ぐらいは残しておいたほうが良いだろう主人の意向からフォトウェディングを行うことにしました。(徳島県 39歳 女性)
本人や親の意向で「結婚式を挙げない」という選択をする新郎新婦も多くいらっしゃいます。そんなお二人にとってフォトウェィングは、婚礼衣装を着ることができる、親族にも婚礼衣装の写真を見せることができる、節目のイベントとしてお二人の思い出に残るなど、メリットがたくさんありますね。
成功!後悔?先輩97名のフォトウェディング満足度
結婚式をしない新郎新婦に人気のフォトウェディングですが、気になるのが実際の満足度です。経験者97名に、フォトウェディングに対する満足度について聞いてみました。ご自身が抱いているフォトウェディングのイメージと合うかどうか、参考にしてくださいね。
上記のグラフの通り、経験者97名に聞いた「フォトウェディングの満足度」に関するアンケート結果は次のようになりました。
- とても満足している:54%
- 満足している:36%
- 普通:6%
- 不満・後悔している:4%
- とても不満・後悔している:0%
最も多かった「とても満足」と、次いで多かった「満足」の回答を合わせると、なんと90%の方がフォトウェディングに満足しているという結果になりました。不満や後悔を感じている方はわずか4%でした。フォトウェディングの満足度の高さがわかりますね。
それでは、フォトウェディングを経験した卒花さんは、具体的にどのような点に満足したのでしょうか。アンケートに寄せられた先輩の声をみてみましょう。
やってよかった!満足している先輩の声
素敵な衣装とロケーションに満足
和装と洋装とどちらも着たい、紅葉の時期に外で撮影したい、という私の願いがどちらも叶いました。紅葉が落ちてしまわないかギリギリの時期でしたが、出来上がった写真は紅葉が鮮やかでとてもいい写真でした。(東京都 34歳 女性)
安くてスピーディー
結婚式を挙げるよりも安く、そして短時間で終えられる点が良かったです。 事前の打ち合わせも一度だけでしたので何度も通って決めて…という事もなく簡単に行うことができました。(神奈川県 36歳 女性)
お金を節約しつつ、良い思い出を残せた
フォトウェディングだと、そこまでお金をかけなくても自分の好きなドレスを着ることもできますし、夫婦二人の思い出にも残るので良かったです。(埼玉県 29歳 女性)
たくさんの人に写真をお披露目できた
フォトウェディングを選んだことで、結婚式だと参加できなかったような親族や職場の人にもたくさん写真を見てもらえました。満足しています。(大阪府 27歳 女性)
妊娠中でもリラックスして楽しめた
何カットも写真を撮ってもらえて、とてもいい雰囲気での撮影だったのでリラックスした表情の良い写真をたくさん撮ってもらえました。また、自分が妊娠中だったこともあり体調面が少し不安でしたが、その辺りもとても気遣ってくださり、安心して撮影に臨むことができました。コスパや雰囲気を含め大満足でした。(東京都 24歳 女性)
家族も喜んでくれた
ロケーションもよく、とても良い写真を残せてよかったです。お互いの家族を呼んでフォトウェディングの撮影風景を見せられたのもよかったです。(新潟県 33歳 女性)
写真や撮影風景を見せたい人に見てもらえた、費用を抑えられた、時間を節約できた、リラックスできたなどの意見が寄せられました。ご自身が大切にしているニーズにフォトウェディングがピッタリとはまったことが、満足度につながったようですね。
ちょっと残念!後悔や不満がある先輩の声
費用をもっと抑えたかった
もっと料金をおさえたかったです。基本のプランは安かったのに、ドレスやタキシードを好みのものと合わせると料金が跳ね上がっていきました。(千葉県 28歳 女性)
バタバタ撮影されて残念
なぜか撮影をバタバタ進められたことが不満です。希望のポージングや場所を伝える暇もありませんでした。ですが、スタッフの方が自前のカメラで準備の様子から沢山写真を撮ってくださったので、データとして残すことが出来たのは本当に有難かったです。(北海道 28歳 女性)
へアイメイクに後悔
撮影やドレスはとても素敵で楽しめましたが、髪型や化粧の仕上がりがあまり気に入らなかったので、もう少し細かく伝えればよかったなと思いました。(三重県 37歳 女性)
ロケーションと仕上がりに不満
思い出の場所で撮影したのですがメインの場所が無期限の工事中で一緒に撮影することができませんでした。また、仕上がった写真は景色がメインでかなり遠目から撮ったものが多くアップにするとボケてしまっていたり表情がほとんどわからないものがいくつかあり残念でした。(愛知県 27歳 女性)
予算オーバーしてしまった、撮影場所が工事中だったなど、事前のイメージと異なっていた、などの理由から不満につながっているようです。ロケーションの下調べに加えて、ヘアメイクや予算のイメージを事前に明確にしておくなどの工夫をすると、満足のいく撮影になることでしょう。
フォトウェディングの失敗談についてもっと詳しく知りたい方は【失敗談】フォトウェディングで後悔しないための対策!卒花さん40名調査のクチコミを紹介もぜひご覧ください。
多くの卒花さんが満足しているフォトウェディング。しかし、わずかながら不満を持つ人も。ご自身にとって譲れないポイントを明確にして、事前に膨らませておいたイメージを撮影業者やカメラマン、ヘアメイクさんにしっかりと伝えることで、満足のいくフォトウェディングが実現するでしょう。
気になる費用は?フォトウェディングの相場を調査
結婚式とは違い、相場や平均金額などの情報が少ないフォトウェディング。そこで、卒花さん97名を対象に、実際のフォトウェディングにかかった費用について調査しました。予算をイメージする際の参考にしてくださいね。
上記のグラフの通り、経験者97名に聞いた「フォトウェディングにかかった費用」に関するアンケート結果は次のようになりました。
- 5万円未満:8%
- 5〜10万円未満:16%
- 10〜20万円未満:42%
- 20〜30万円未満:16%
- 30〜50万円未満:9%
- 50万円以上:2%
10~20万円の回答が最も多く42%、次いで「5~10万円」、「20~30万円」が同率の16%という結果になりました。衣装の点数やグレードなどによって金額は大きく異なることが考えられますが、フォトウェディングの費用について考える際は、10~20万円を一つの目安として考えると良いでしょう。
プランの料金に含まれているもの
多くのフォトウェディング業者は、フォトウェディングに必要なものがセットになったプランを用意しています。ここでは、一般的にプランに含まれているものについてご紹介します。プランの内容は撮影業者によって様々なので、詳細は各スタジオにお問い合わせのうえご確認くださいね。
写真の撮影代
フォトウェディングに写真の撮影代が含まれているのは当然ですが、注目したいのはプランに含まれる「カット数」です。カット数とは、写真を撮る枚数のことです。例えば、プランに「200カット」と記されている場合、200枚を撮影することになります。撮影したカットをすべて受け取れる場合もありますし、自分のお気に入りを選んで納品してもらうという場合もあります。
衣装や小物、ヘアアクセサリー代
衣装や撮影小物、ヘアアクセサリーも基本的にプランに含まれています。小物やヘアアクセサリーは持ち込みができることもあるので、業者が用意してくれるものを確認のうえ、自分でも準備しておくと、満足のいく撮影ができそうですね。
ヘアメイク代
多くのプランにはヘアメイク代も含まれています。イメージに相違がないか確認するために、ヘアメイクの事前リハーサルを提供している業者もあります。事前リハーサルの有無はプランによるので、契約前にしっかりと確認しておきましょう。
写真データ、アルバム代などの納品物代
撮影後に受け取る納品形式も、プランによって様々です。全カットのデータを受け取れるプランもあれば、厳選した数十枚のデータだけを受け取るプランもあります。さらに、アルバムなどがセットになったプランもあります。
追加料金が発生するもの
満足のいくフォトウェディングにするために、プランに含まれないものをオプションで追加するという方法もあります。ここでは、一般的にプランには含まれず、オプション扱いとなるものについてご紹介します。
施設利用料
入場料がかかる施設や、チャペルなど写真撮影の利用料がかかる場所で撮影する際は、プランの追加料金が発生する場合があります。また、撮影のために施設内の乗り物などを利用する場合、その使用料も発生するケースが多いようです。
出張料
公共交通機関や車での移動が伴うようなロケーションで撮影する場合、カメラマンやヘアメイクアーティストの出張料が発生する場合があります。指定のロケーションであれば出張料がプランに含まれている場合もありますので、プラン内容をよく確認してみましょう。
衣装や小物のアップグレード料金
衣装点数を増やしたりアップグレードをしたりすると追加料金が発生します。衣装の追加をしたい場合、新婦は2点、新郎は1点とするなど、新郎新婦で衣装の点数を変えることで、費用を抑えることができそうですね。また、意外と忘れがちなのが、衣装の下に着るインナーです。和装やドレスは普段とは違うインナーを必要としますので、プラン内でレンタルできるのか、購入する必要があるのか、事前に確認しておきましょう。
納品物のアップグレード料金
撮影データの納品枚数を増やしたり、アルバムに載せる写真の枚数を増やしたり、アルバムの冊数を増やしたりすると追加料金が発生します。親族などへの配布を考えている方は、アルバムに載せる写真の枚数やアルバムの冊数を事前にイメージしておくと、料金の確認がしやすいでしょう。
指名料
フォトウェディング業者によっては、ホームページなどでカメラマンやヘアメイクアーティストの作風を紹介しており、気に入った方を指名できる場合があります。その場合、オプションとして指名料が発生するケースがあります。
会食やイベント
プランによっては、オプションとして撮影後に親族などを招いた小規模の会食やイベントを提供している場合があります。晴れの衣装を直接見てもらいながら歓談の機会を設けられる貴重な機会ですので、気になる方は是非検討してみましょう。
後悔しないためのフォトウェディング業者の選び方
フォトウェディング業者を選ぶときには、どのようなことに気をつけると良いのでしょうか。ここでは、後悔しないフォトウェディング業者選びのポイントをご紹介します。契約前に確認し、満足のいくフォトウェディングを実現させましょう。
- 料金が明確になっている
- 事前にしっかりとした打ち合わせがある
- 撮影可能なロケーションが豊富
- 衣装や小物が充実している
- 先輩カップルの評価が高い
1.料金が明確になっている
プランに含まれるもの、そうでないものを明確に提示している業者は信頼度が高いですね。ほとんどの業者はホームページにプラン内容を提示しています。まずはホームページを確認し、疑問があれば直接問い合わせるようにしましょう。
2.事前にしっかりとした打ち合わせがある
ほとんどの新郎新婦にとって、初めての経験となるフォトウェディング。事前に疑問を解決してから、安心して撮影に臨みたいものです。プランに含まれるもの、オプションになるもの、持ち込みやヘアメイクのイメージなど、様々な疑問に丁寧に向き合ってくれる業者は信頼できますね。
3.撮影可能なロケーションが豊富
専用の撮影スタジオを所有している業者や、提携している屋外施設でのみロケーション撮影を提供している業者など、対応可能な撮影場所は業者によって様々です。こだわりのロケーションがある場合は、対応可能か事前に相談してみましょう。
4.衣装や小物が充実している
せっかくなら、たくさんの選択肢の中からお気に入りの衣装を見つけたいですよね。衣装や小物の充実度も、業者を選ぶ大切なポイントです。ヘアアクセサリーや撮影小物の持ち込みが可能な場合も多くありますので、持ち込み料金の有無も併せて確認してみましょう。
5.先輩カップルの評価が高い
実際にその業者でフォトウェディングを行った方からの口コミは参考になりますよね。フォトウェディング業者をまとめて掲載しているポータルサイトでは、口コミが掲載されている場合がありますので、チェックしてみましょう。さらに、その業者のホームページやSNSなどでも口コミが見られる場合があります。
ワンポイト!フォトウェディングを思いっきり満喫する方法
またとない機会のフォトウェディング。せっかくなら、満足のいくように自分流にアレンジしたいと考える新郎新婦もいらっしゃいます。ここでは、フォトウェディングを思いっきり満喫するアイディアをご紹介します。
1.家族やペットと一緒に撮影する
フォトウェディングは、新郎新婦お二人だけのものではありません。親やお子さんなど、家族と共に和やかな写真を残すこともできます。ペットを飼っている方は、ペットと共に撮影すると、自然な笑顔のお二人が撮れそうですね。
2.和装や洋装、衣装にとことんこだわる
結婚式に比べて費用が抑えられるフォトウェディングだからこそ、お気に入りの衣装を妥協しないで選ぶことができそうですね。衣装にとことんこだわってみることも、満足のいくフォトウェディングを叶える方法といえます。
3.小物でアクセント!思い出の品と撮影する
撮影に時間をかけて、こだわりの写真が残せるのもフォトウェディングの魅力です。お二人の思い出の品や、衣装を引き立てる小物、お二人らしさを演出する小物など、撮影小物を持ち込んでみると、オリジナリティのある写真が撮れそうですね。
4.撮影した写真をフル活用する
お気に入りの衣装で撮影したお二人の晴れ姿。手元で眺めるだけではもったいないですよね。SNSへの投稿はもちろん、年賀状にする、写真を入れたギフトを作成して両家にプレゼントするなど、お二人のアイディアによって活用の幅は無限大です。
- 1位:親や親族にプレゼントした:73%
- 2位:プリントして自宅に飾った:63%
- 3位:定期的に夫婦で写真やアルバムを見返している:40%
- 4位:年賀状やハガキに利用した:32%
- 5位:SNSに投稿した:26%
- 6位:ほとんど何も使わなかった:10%
フォトウェディングの写真はデータでも納品されることがほとんどですが、印刷して手元に残したり、親や親族に配布したりするという活用方法が人気です。印刷物が手元にあると、思い返した時にふと見ることができる嬉しさがありますね。
「1分で振り返る」この記事のまとめ
さて、今回はいま注目のフォトウェディングについて、その概要や費用の相場、メリットとデメリットなどについて、経験者である卒花さんのクチコミを交えてご紹介してきました。最後にこの記事のポイントをもう一度おさらいしておきましょう。
結婚式をしなくても、お二人の思い出を残せる
お二人や親族の意向で結婚式をしない場合や、コロナ禍なので披露宴を控えたいと思っている方も多くいらっしゃいます。そんな新郎新婦にとって、結婚式をしないでお二人の晴れ姿が残せるフォトウェディングは、ニーズにぴったりマッチしていますね。
業者選びとプラン選びは慎重に
業者によって、衣装やロケーションの選択肢は大きく異なります。プランに含まれるもの、オプションでの追加が必要になるものなどを事前に確認し、不安なく撮影に臨みましょう。
アレンジは無限大!お二人らしいフォトウェディングを
結婚式と比べて自由度が高く、お二人の意向で決められることが多いのもフォトウェディングの良い所です。家族やペットと一緒に撮影したり、趣味の小物と一緒に撮影したり、思い出の場所でロケーション撮影をしたりするなどして、お二人のオリジナリティを存分に発揮し、満足のいくフォトウェディングを実現させましょう。
お二人の結婚時の晴れ姿を末永く手元に残しておけることが魅力のフォトウェディング。満足のいく写真を撮るために、事前準備をしっかりしておくことが重要です。
一方で、忘れてはならないのが「結婚式に代わるイベントとして撮影を行う」というフォトウェディングのコンセプト。撮影当日に思いっきり楽しむということも、フォトウェディングを成功させる大切なポイントですね。