結婚披露宴で新郎新婦が入場する前に上映するオープニングムービーでは、お二人からゲストの皆様へ向けた素敵な挨拶コメントを添えましょう。
- どんな挨拶をすれば良いか分からない…
- ありきたりの挨拶コメントにはしたくない…
- 面白おかしくウケ狙いでも良いの!?
- 年配ゲストに失礼のないコメントにしたい!
- 他のカップルが書いたサンプルを参考にしたい!
といったお悩みをお持ちのカップルは、ぜひこの記事をご覧ください。
年間5,000本以上の結婚式ムービーを制作しているナナイロウェディングのスタッフが厳選した本当に使える挨拶コメント例文集となっています。ここでご紹介するサンプルを参考に、お二人らしい挨拶コメントを作っていただけると幸いです。
オープニングムービーコメント書き方のコツ
まずはじめに、オープニングムービーのコメントを書く際に押さえておきたいコツをいくつかご紹介します。
オープニングムービーの役割を理解する
オープニングムービーは披露宴開演前、新郎新婦が入場する前に上映するムービーです。期待される役割には次のようなものがあります。
- ゲストへの感謝を伝える
- お二人の人となりを紹介する
- どんな披露宴にしたいか二人の思いを伝える
- 開演前に会場のパーティームードを盛り上げる
など、オープニングムービーにはこうした役割を果たすことが求められます。すべての要素を満たす必要はありませんが、これらの1つまたは複数の要素を意識しながらコメントを考えていきましょう。
オープニングムービーの構成を理解する
一般に、オープニングムービーは次のような3つのパートで構成されています。
冒頭パート、メインパート、締めパートのそれぞれに適したコメントを配置していきましょう。各パートのコメント例は後ほどご紹介します。
ゲストの顔ぶれを考慮する
先ほどご紹介したようにオープニングムービーには披露宴会場のゲストを盛り上げる役割もあります。
パロディ映像やコミカルで面白い内容のムービーで会場を沸かすのも良いアイデアでしょう。しかし、注意しておきたいのはゲストの顔ぶれを意識すること。
例えば、年配ゲストや会社や取引先のゲストが多い場合は、過度なおふざけは禁物です。(晴れ舞台にそうした一面を見せたいのであれば良いですが、あまりメリットはありません。)開演前にゲストへどんな思いを伝えたいか、ということを真摯に考えてコメントを考えるようにしましょう。
オープニングムービーの長さは約2分
ゲストへ伝えたい思いが溢れるあまり、長すぎるオープニングムービーになるのも避けたいところです。あくまでもムービーはこれから始まる披露宴のイントロダクションと位置づけ、2分程度の長さに収めるようにしましょう。5〜10分のような長尺の映像になるとゲストも飽き飽きしてしまいます。
コメントは要点を押さえた内容にしぼり、新郎新婦の入場に期待感が高まる適切な長さの映像に収め、テンポ良く入場シーンへとつなげましょう。
ここまでがオープニングムービーのコメントを書く時に押さえておきたいコツです。ムービーを制作するのはゲストのためということを忘れず、観覧者の立場になって考えるようにしてください。
それでは、いよいよ本題。オープニングムービーの挨拶コメント例文をご紹介していきます。
オープニングムービーの冒頭挨拶コメント例文
まず冒頭パートで新郎新婦の二人からゲストへ向けた挨拶や感謝を伝えるコメントの例文です。披露宴の第一印象を決める部分でもありますので、ここでは突拍子のない挨拶でウケを狙わず、ご紹介するサンプルに近い内容で構成するのがおすすめです。
例文集
- Welcome to our Wedding Reception !!
- 本日は私たちの披露宴にお集まりいただき誠にありがとうございます。
- お忙しいなかお越しいただき誠にありがとうございます。
- 大好きなみなさまに囲まれて人生の大切な1日を過ごせることがとても幸せです。
- ここにいるみなさまのおかげで今日という日を迎えることができました。
- これからは夫婦としてふたりで共に人生を歩んでいきます。
- 笑顔あふれる温かい家庭を築いていきます。
お二人らしさを伝えるメイン部分のコメント例文
続いて、メインパートです。このパートでは新郎新婦お二人のプロフィールを簡単に紹介しましょう。設問形式でお二人の第一印象や思い出のデート、好きなこところなどを添えていくのも効果的です。設問と回答の例をセットでご紹介します。
例文集 ※カッコ( )内が回答です。
- 職業(保育士、エンジニア、獣医師、教師)
- 趣味(フットサル、家庭菜園、舞台観劇)
- 得意なもの(マジック、人の話を聞くこと、一発芸)
- 苦手なもの(昆虫、ホラー映画、絶叫マシン、雷)
- 好きなもの(焼き肉、ホットヨガ、夏フェス)
- 第一印象(とっつきにくい人、笑顔が素敵)
- 思い出のデート(鎌倉旅行、弾丸USJツアー、益子陶器市めぐり)
- お互いの好きなところ(決断力があるところ、家族を大切にしているところ)
などなど、お二人の個性や人となりがゲストに伝わる内容を中心にコメントを考えましょう。ブラックジョークが効いた内容やちょっと恥ずかしいお二人の秘密を盛り込んでみても面白いかもしれませんね。
オープニングムービーの締めの挨拶コメント例文
最後は締めパートの挨拶コメント例です。オープニングムービー直後の新郎新婦入場シーンにつなげる内容や、これから始まる披露宴をどのように過ごして欲しいか、といったお二人の思いを込めてコメントを作りましょう。
例文集
- 大変お待たせしました。いよいよ新郎新婦の入場です!
- これから新郎新婦の入場です!カメラの用意はいいですか?
- 今日のために二人でひとつひとつ準備してきました。どうぞごゆっくりお過ごしください。
- ささやかですが感謝の気持ちをお伝えしたく宴席を設けさせていただきました。
- 今日はいっぱい飲んでいっぱい食べて、思いっきり楽しんでください!
- 一緒にたくさん写真を取りましょう!
- テーブルを行き来しながらゲスト同士で盛り上がってくれると嬉しいです!
- Please enjoy the party together !!
- Let’s have fun together !!
- Are you ready for party?
などなど、ここで挙げた例文を参考に披露宴のコンセプトやゲストの顔ぶれに合わせて締めコメントを選んでみてくださいね。
まとめ
さて、今回はオープニングムービーの挨拶コメント例文をまとめてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
思い出の写真を振り返りながらコメントを書いていくプロフィールムービーとは違い、ゲストへの思いを込めたメッセージを書くのはなかなか大変ですよね。個性的にしようという気持ちも分かりますが、あまりオリジナリティを追求しすぎて開宴からつまずくようなことは避けたいものです。
今回ご紹介した例文をベースにアレンジしつつ、お二人らしいコメントやエピソードを盛り込むのがおすすめです。ぜひこの記事を参考に、お二人らしさが伝わる素敵なコメントを考えてみてくださいね。
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