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「結婚式の招待状を自分で印刷したい」「宛名も手書きより印刷がいい」と思っている方も多いのではないでしょうか。結婚式は費用がかかるため、招待状の作成費用を安くできたら嬉しいですよね。
とはいうものの、「招待状を印刷する方法は何?」「自分で印刷するコツは?」「宛名印刷はどうしたらいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。この記事では、招待状を印刷する方法を解説します。さらに宛名印刷する時に便利なテンプレートも紹介しています。最後まで読めば、きっとスムーズに招待状の印刷ができるはずです。
招待状を印刷する方法とは?
招待状を印刷するにはどのような方法があるのでしょうか。今回は多くの新郎新婦さんが利用する方法を3つ紹介します。
自分で印刷する
1つ目は、自分で印刷する方法です。自分で印刷する場合は以下の2つの選択肢があります。
- 自宅のプリンターで印刷
- コンビニやキンコーズなどのサービスで印刷
これらの方法であれば、自宅のプリンターの有無に関係なく、自分で印刷することができます。少しでも結婚式の費用を安くしたいという方から選ばれています。
式場に依頼して印刷する
2つ目は式場に依頼する方法です。
結婚式を予定している式場に招待状のデザインから印刷・発送まですべてお任せできます。コストがかかっても手間を省きたいという新郎新婦さんから人気です。
専門業者に依頼して印刷する
最後は印刷業者に依頼する方法です。専門業者だけあって高いクオリティーの仕上がりが期待できます。なお、専門業者に依頼する場合は「印刷のみ依頼」と「デザインと印刷を依頼」という2つのパターンがあります。
印刷のみ
印刷のみとは、印刷代行サービスを利用するということ。デザインなどは自分で用意し、紙に印刷することだけ業者にお願いすることができます。
デザインと印刷
こちらは、デザインから印刷まで全てを業者に依頼する方法です。印刷のみよりもコストはかかってしまいますが、デザイン制作まで依頼できるのが魅力です。用途に合わせたテンプレートが用意されていることが多いため、結婚式の招待状に相応しいデザインを選ぶと良いでしょう。
以上が招待状を印刷する方法です。しかし、どのやり方が自分に合っているのか迷ってしまうという方もいるの多いのではないでしょうか。自分に合う方法を選ぶために、「自分で印刷する場合」と「業者へ外注する場合」のメリット・デメリットをそれぞれ比較していきます。
自分で印刷する場合のメリット・デメリット
まずは、自分で印刷する場合のメリットとデメリットをそれぞれ確認していきましょう。
メリット
- 世界にたった一つの招待状が作れる
- 修正し放題だから理想通りのデザインに仕上がる
- 手作りならではの温かみを演出できる
- 断然、費用が安くなる
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こちらは、招待状セットをすべて手作りした先輩花嫁さんの事例です。おしゃれなデザインでこだわりが感じられますね。
デメリット
- 新郎新婦さんの時間と手間がかかる
- 理想通りに仕上がるとは限らない
- プロではないため、クオリティが低くなる可能性がある
- 誤字脱字や印刷ミスなどで印刷代や用紙代が余計にかかることがある
印刷を外注する場合のメリット・デメリット
続いて、印刷を外注する場合のメリットやデメリットにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
メリット
- プロならではなの高品質な仕上がりを期待できる
- 事前に複数の業者を比較でき、デザインなどの選択肢が豊富
- 式場依頼の場合と比べると料金が安い
ちなみに、外部業者に頼んだ場合の費用は1部あたり約250〜300円が相場です。
デメリット
- 業者を決めるまでに手間がかかる
- 業者ごとにクオリティや価格に違いがある
- 準備や手配など、スケジュール管理が必要
- ミスがあった場合、対応するのが大変な場合がある
- 式場によって「持ち込み料」が発生することがある
低コスト!自宅で招待状を印刷するコツ
では、自宅で招待状を印刷したい場合は、どのように印刷したらいいのでしょうか。結婚式は膨大な費用がかかるため、招待状は少しでも低コストに抑えられたら嬉しいですよね。自宅で招待状を印刷することは簡単ですが、いくつか気をつけるべきポイントがあります。
続いては自宅で招待状を印刷するコツを解説します。ぜひ参考にしてみてください。
印刷用紙
まずは厚めの印刷用紙を用意しましょう。コピー用紙のような薄めの用紙だと裏表に印刷した場合、反対側の文字が透けてしまうことがあります。さらに用紙が薄いと、どうしても安っぽく見られてしまいます。
費用は安く抑えたいけれど、高級感を演出したい方も多いのではないでしょうか。結婚式の特別感を出すために、厚めの用紙やデザイン性のある印刷用紙を準備することがおすすめです。雑貨屋や文房具屋でも購入可能ですが、今はインターネットで手軽に買えるので、ぜひチェックしてみてください。
プリンターのメンテナンス
必ずプリンターのメンテナンスをしておきましょう。プリンターのインクが漏れていたり、用紙の差し込み口が歪んでいたりすると印刷がうまくできません。さらにメンテナンスをしっかりしていないと文字がにじむ可能性もあります。大切な招待状をより美しく印刷するために、丁寧にメンテナンスをしておきましょう。
試し刷り
招待状を印刷する前に、一度不要な紙に試し刷りしておきましょう。データ上は問題なくても、実際に印刷すると印刷が変になったり、デザインが切れていたりすることがあります。
用意した印刷用紙が足りなくなってしまえば、追加購入しなければいけません。スムーズに準備ができるように、1度試し刷りしてから本番に挑みましょう。どうしても不安な方は最初から印刷用紙を多めに用意しておくことがおすすめです。
宛名はどうする?印刷で使えるテンプレート3選
「招待状の封筒の宛名はどうしたらいいのだろう」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。招待状の宛名の書き方を一緒に確認しておきましょう。
さらに、宛名を印刷する場合に使えるテンプレートも紹介します。それぞれのサイトから無料でダウンロードできるものを厳選しました。パソコン操作が苦手な人でも使える「宛名のテンプレート」なので、ぜひ参考にしてみてください。
bless(ブレス)
ブレスには、表の宛名面と裏の差出面の2つのタイプのテンプレートがあります。縦の封筒と横の封筒、それぞれのバージョンをダウンロードできるのも嬉しいですよね。
さらに、以下も無料ダウンロード可能です。
- 招待状中紙
- 招待状の返信ハガキ(縦・横)
- メッセージカード(余興やスピーチの依頼など)
ブレスは、無料にも関わらずデザインが豊富なのが魅力です。
DATAHOUSE(データハウス)
データハウスでも、表の宛名面と裏の差出面の2つのテンプレートがダウンロードできます。
さらに、以下も無料ダウンロード可能。
- 招待状の中紙
- 招待状返信ハガキ
シンプルなデータがほしいという方におすすめです。
DEWLLA WAY
DEWLLA WAYでは、横向きの宛名面のテンプレートがダウンロードできます。全部で5種類あって、字体やデザインがすごくおしゃれで、無料とは思えないクオリティです。
デザイン性が高い招待状の返信ハガキもダウンロードできるので、おすすめです。
テンプレート利用以外で招待状の宛名を書く方法
テンプレート利用以外では、招待状の宛名を書く場合どのような方法があるのでしょうか。今回は、4つの方法を紹介します。どれが正解かはないので、自分たちに合う方法を選びましょう。
1.手書きする
手書きとは、自分で毛筆や筆ペンを使って書くことです。自分で書く手間はありますが、手書きならではの温かみがあります。
2.自宅のプリンターで印刷する
封筒の宛名は自分のプリンターで印刷することもできます。自分の字に自信がなかったり、なるべく手間や費用を省きたいという方におすすめです。
3.筆耕サービスを利用する
筆耕サービスとは、プロの方が手書きで宛名を書いてくれるサービスです。「手書きが理想だけれど、自分で書きたくない」という悩みを解決してくれます。
クオリティは高くなりますが、自分で書くより費用がかかります。ゲストの人数が多い場合は、数万円以上かかることもあるので注意しましょう。
4.業者に印刷を依頼する
封筒の宛名印刷を業者へ依頼することもできます。招待状のデザインや印刷をお願いしている業者に宛名のリストを渡して依頼することができます。宛名印刷には追加料金がかかることが一般的ですが、手書きと比べると労力を抑えることができる点が魅力です。また、招待状の本紙ではなく、封筒の宛名印刷だけを業者に依頼することもできますで、自分たちにあった方法を検討しましょう。
「1分で振り返る」この記事のまとめ
今回は、結婚式の招待状を印刷する場合の方法や注意すべきポイントをくわしく紹介しました。少しでも招待状の費用を安く済ませたい方には、自分で招待状を印刷するのがおすすめです。それでは、もう一度招待状を印刷する場合のポイントをおさらいしておきましょう。
- 費用と手間を省くなら、自分で招待状を印刷するのがベスト
- 自宅にプリンターがなくてもコンビニや専用サービスで印刷可能
- 自宅で印刷する場合は、「印刷用紙の準備」「プリンターのメンテナンス」「試し刷り」の3つがポイント
- 封筒の宛名を印刷する場合は無料テンプレートを活用するのがおすすめ
以上が、招待状を自分で印刷するポイントです。もし自分で印刷しようと考えている方は、今回のコツをぜひフル活用して準備を進めてくださいね。素敵な招待状が完成することを願っています。
また、デザインから印刷まですべてを自分たちで準備したいという新郎新婦さんは招待状は手作りで節約!卒花さんのデザイン事例と作り方、体験談まとめをぜひご覧ください。先輩たちのおしゃれなデザインもきっと参考になるはずです。