列席してくださる方に披露宴を楽しんでもらうために、オープニングムービーやプロフィールムービー、エンディングムービーを作成される方も多いのではないでしょうか。
今回は、結婚式ムービーでコメントや字幕をつける場合にやってしまいがちなミスと気をつけるべきポイントを紹介します。
文字が小さくて・細くて見えない!
とても単純なことですが、意外にもムービーで一番よく起こることなのです! パソコンの画面で見ているものと、プロジェクターで映したものにはどうしても差がでます。気をつけて作っていても、実際に映さないとわからないことですよね。
では、どれくらいの大きさなら見えるのでしょうか?
映画の字幕の場合は「横14文字、縦は2段」という決まりがあります。この基準を目安に、タイトルセーフティーギリギリの大きさで作ってみると良いでしょう。作っている時は「少し大きいかな」と感じるかもしれませんが、実際に会場の一番端の席から眺めるとちょうどいい大きさに感じるはずです。
また、文字は太字にしたり、縁取りを加えると更に見やすくなるので、おすすめです。
情報が多くて読みきれない!
久しぶりに会う人がいると、伝えたいことがたくさんありメッセージの文字数が多くなってしまいますよね。背景が何もなく文字だけならメッセージに集中することができますが、懐かしい写真と共にメッセージが映し出されると、どうしても写真と文字の両方を見ようとするので、メッセージを途中までしか読めなかったという方がいます。
せっかく来てくれたゲストに、たくさんのメッセージを伝えたい!という気持ちは分かりますが、伝わらなければ意味がありません。ここはぐっと堪えて、短く読みやすいメッセージ内容を心がけましょう。
どうしても長いメッセージを伝えたい!という時は、無地の背景にメッセージが書かれているスライドと写真のみのスライドを交互に映し出すのがおすすめ。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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コメントの位置が下すぎて文字が見えない!
映像を映すためのスクリーンの位置が低く、画面下部に入れた文字が列席者の頭で隠れてしまい、後ろの席の方はメッセージがある事にも気づかずに終わってしまうことがあります。
天井の低い会場や、自立型のスクリーンを使っている会場によく起こります。会場見学に行った時やムービーを作る前にプランナーさんに確認してみましょう。確認できない場合は、画面の上半分の位置に文字を入れたり、縦に文字を挿入することでトラブルを避けられます。
背景と文字の色のコントラストが弱くて読みにくい!
映像が見やすいように黒色のカーテンを使用している会場や、地下にある会場は暗転すると会場が暗くなり映像が見やすいので問題ありません。しかし、結婚式を前提としないレストランやデザイン上白色のカーテンを使用している会場では、昼間の披露宴は暗転しても会場全体が明るいため映像が見えにくい場合があります。
こういった場合、背景と文字の色のコントラストが効いていないと大変読みにくくなってしまいます。そんな時は、映像の背景色に濃い色、文字色に白系の明るい色を選びましょう。文字が強調されるので、うんと読みやすくなりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?披露宴会場を決めたら、可能であればスタッフの方にお願いして、スクリーンの位置や暗転時の明るさのチェックをすることをオススメします!
また、デザインは素敵なものに越したことはないですが、メッセージを伝えたい時などは、映像の見やすさを優先することも大切ではないでしょうか。スクリーンの文字が見えない要因は様々ありますが、事前に対策できることもあるので、気持ちの伝わるムービー作りの参考にしてみてください♪