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男性のみなさん、彼女の両親への結婚挨拶にふさわしい服装をご存知ですか?
「スーツで行けばOKでしょ?」と思っている方、ほぼ正解です。ただし、スーツさえ着ていれば問題なしというわけでもありません。
この記事では、これから結婚挨拶を控えている男性のために、ふさわしい服装や身だしなみに関する基本を解説したいと思います。 スーツ以外の服装を求められた場合や、ハンカチや靴下、アクセサリーなどの小物に関する注意点も交えて解説しますので、ぜひじっくり読んで理解を深めてください。
- 結婚挨拶にふさわしい服装の条件とは?
- スーツの場合、スーツ以外の場合の服装チェックポイント
- 彼女からのアドバイスで気をつけたいこととは?
男性必見!結婚挨拶の服装選びの3つの条件
結婚挨拶の場にふさわしい服装には次の3つの条件があります。
- 場に合っていること
- あなたに似合っていること
- 減点されない服装であること
この3つの条件を押さえていれば彼女の両親からの第一印象はグッと良くなります。それぞれについて詳しく解説していきます。
条件1:場に合っている
結婚挨拶にふさわしい服装の条件として、まず大切なのは「ご挨拶の場に合った服装」であること。結婚挨拶はいうまでもなく、フォーマルなシーンです。彼女の両親にとっては、大切に育ててきた娘の結婚相手と対面する、いわば人生の一大イベントにあたります。
人の第一印象は3秒で決まるといわれるように、結婚を申し込む男性(あなた自身)の真剣さや誠実さは、身だしなみから判断されるといっても過言ではありません。こうした点を踏まえると、結婚挨拶という場には男性の正装であるスーツ姿がもっともふさわしい服装であるといえます。
条件2:あなたに似合っている
結婚挨拶にふさわしい服装の条件として、次に大切なのは「あなたに似合っている服装」であること。着ていくのがスーツの場合は色味や柄、スーツ以外の場合は人柄や体格に合ったものを選ぶのがポイントです。
間違っても、見た目の印象からギャップのある服装を選ばないようにしてください。好感度アップをねらって背伸びしすぎると、不格好になる可能性があります。ともすると彼女の両親にマイナスな印象を与えかねないので「自分に似合っているかどうか」を第三者に確認してもらえると安心です。
条件3:減点されない服装を
結婚挨拶にふさわしい服装の条件として、最後に大切なのは「印象面で減点されない服装」であること。結婚挨拶の服装に、あなた自身のこだわりやセンスは不要です。オシャレだからといって、自己満足による服装選びは減点されかねません。
結婚挨拶はフォーマルな場ということを意識し、誰が見ても「キチンとしている」装いを心掛けることが大切です。そのためにも、用意した服は事前にクリーニングに出し、万全の状態に整えておきましょう。
以上3の条件を踏まえると、結婚挨拶にはスーツやキチンと感のある服装がふさわしいといえます。「娘を任せても大丈夫」と安心してもらえるよう、ポイントを押さえた服装選びを心掛けましょう。もし不安であれば、彼女に相談して一緒に選んでもらうのもおすすめです。
続いて、具体的な服装のパターンや注意点について理解しておきましょう。まずは男性の正装であるスーツについて、細かく解説します。
鉄板はスーツ!99%の男性にはスーツがおすすめ
結婚挨拶の男性の服装として、一番おすすめなのはスーツです。先ほど紹介した3つの条件からも、彼女の両親から信頼を得るのに適している服装だといえます。
男性のスーツ姿は「誠実さ、真面目さ」を漂わせ、ビシッと着こなしてあると頼れる雰囲気を感じますよね。このパートでは、安心感がアップするスーツの着こなしについて解説していきます。
スーツ選びのポイントは「サイズ」「カラー」「柄」の組み合わせを意識することです。また、シャツやネクタイ、靴下などの細かいアイテムも、選び方によってはトータルの印象を大きく左右します。
どのようなポイントを押さえておくべきか、ひとつずつ見ていきましょう。
スーツ姿のポイント1.スーツのサイズや色、柄
(1)スーツのサイズ
スーツをスマートに着こなすためには、サイズが重要です。サイズが自分の身体に合っているかどうかで、人に与える印象が大きく異なります。
適切なサイズを選ぶために、以下のポイントに注意してください。
- 肩幅:ジャケットの肩山よりも、自分の肩が少しはみ出るくらいがベスト。
- 胸、胴回り:ボタンを留めたとき、拳ひとつ分のゆとりがある。
- 袖丈:腕をおろしたとき、手首の骨がちょうど隠れる長さ。
- ウエスト:指が2本入る程度ゆとりがある。ベルトなしで落ちてこない。
- パンツ股下:裾が足の甲に若干かかる長さ。ハーフクッション。
スーツのサイズが小さいと、窮屈そうに見えて貫禄に欠けます。また、細身のスーツを選ぶときは、特に注意しましょう。タイトなスーツはラインが細くなりがちです。サイズが合っていないと、頼りない印象を与えてしまいます。
逆に大きいサイズだと「着られている感」が出てしまうので不格好。特にダブルのスーツは着こなしが難しく、大きく見られがちです。爽やかさにも欠けるので、避けた方が良いでしょう。
(2)スーツの色や柄
スーツの色はブラック、ネイビー、グレーの3色から選びましょう。色によって印象がガラッと変わるので、自分の雰囲気に合う色でコーディネートするのがおすすめです。
ブラックは一番フォーマル感が強い色。相手にカチッとした印象を与えることができます。また、合わせる小物をブラック以外の色にすれば、重たくならずに済みます。
ネイビーは爽やかさを演出できる色。なかでも濃紺カラーを選べば、フォーマル感が強くなります。白シャツでビシッと決めれば、凛とした雰囲気のある好青年に見られるかも!?
グレーはやさしさを表現できる色。あたたかい雰囲気を演出するならライトグレー。フォーマル感を強くするなら濃いチャコールグレーがおすすめです。
これら3色の違いを理解し、自分にふさわしいカラーを選んでみましょう。
また、スーツの柄は無地がおすすめです。チェックやストライプ、派手な裏地のものはパーティー感が強くなるので、好ましくありません。もし取り入れるとしても、さりげなくデザインされている程度にとどめておくのが大切です。
スーツ姿のポイント2.ワイシャツの色と襟(カラー)の形
スーツに合わせるワイシャツは、色と襟(カラー)の形が重要です。
ワイシャツですすめの色は白か薄いブルー。清潔感が出るのに加え、ダークカラーのスーツがトーンアップする効果をねらえます。ここでも、派手な色や柄物は避けるのがベター。オシャレよりも誠実さをアピールするほうが、彼女の両親に喜ばれます。
シャツの襟はオーソドックスなレギュラーカラーもしくはワイドカラーを選びましょう。どんなスーツやネクタイにも合わせやすく、フォーマルシーンにぴったりです。
ボタンダウンという襟をボタンで留めるタイプのシャツは、カジュアルな装いになるので避けるべき。また、袖口のカフスも付ける必要はありません。とにかく無駄な装飾はせず、シンプルなアイテムを選ぶのがポイントです。
当日ジャケットを脱ぐ機会があるかもしれませんよね。シャツはシワが目立ちやすく、ヨレヨレの姿は良い印象を与えません。必ずクリーニングに出して折り目を正し、シワのない状態にしておきましょう。
スーツ姿のポイント3.ネクタイの色と柄
ネクタイの色は、スーツに合わせたブルー系やカラー展開させるとしてもダーク系を選ぶのがポイント。
ここでも、個性的な柄はNGです。無地やストライプ、ドットなどシンプルなデザインであればコーディネートしやすく、落ち着いた印象になるのでおすすめです。
ネクタイ選びで大切なのは「少ない色&小さな柄」であること。色数をへらせば落ち着き感が増し、柄を小さくすればフォーマル感をアップさせることができます。
同系色でも3色以上使っていたり、太いストライプを選んだりすると、就活生にありがちなスタイルになってしまいます。どこか頼りなさを感じてしまう……。そんな事態を防ぐためにも、ポイントを押さえたネクタイ選びを心掛けましょう。
スーツ姿のポイント4.ハンカチ、靴下
ハンカチや靴下は、スーツと同系色になるようにコーディネートするのがおすすめ。間違っても白無地やキャラクターものを選ぶのはNGです。ネクタイと同様に、落ち着いた色でシンプルなデザインを心掛けること。また、新品で用意できていると安心です。
せっかくスーツがビシッと決まっていても、小物で外してしまうとコーディネートに違和感が生じます。ハンカチはタオル地をさけてアイロンをかけておくなど、細部までキチンと整えておくことが大切です。
スーツ姿のポイント5.靴
スーツに合わせる靴は基本的に黒か茶色の革靴です。オシャレを意識したレザースニーカーやスエード素材の靴は、フォーマルな場に合わないので履かないこと。また、茶色の革靴は、色が明るすぎると浮いて見える可能性も。ダークカラーで落ち着き感のあるコーディネートを意識するのが大切です。
革靴の種類は、ひも付きのタイプ。また、つま先に切り替えがあるストレートチップ、もしくは飾りがないシンプルなプレーントゥがスマートな着こなしに合います。フォーマルな場に余計な装飾は不要ということです。
【実例スナップ】定番のスーツの着こなしはこれ!
結婚挨拶のスーツ選びの参考になるフォーマルなスーツ姿をインスタからピックアップしました。ぜひ参考にしてください。
ブラックスーツは足元までシックに決まる!白シャツとネクタイのドット柄で、若々しさをプラスできるとグッド!(ポケットチーフは結婚挨拶には不要ですのでご注意ください)
明るさをアピールするならグレースーツに決まり!ダークカラーの小物を合わせればメリハリコーディネートの完成!(ポケットチーフは結婚挨拶には不要ですのでご注意ください)
インスタの投稿から結婚挨拶に参考になるスーツ姿をご覧いただきました。やはりスーツ姿の男性からは誠実さや爽やかさを感じることができますよね。
ここまでの内容を踏まえ、結婚挨拶の【場に合っている服装】にはスーツが最適だと感じていただけたのではないでしょうか?スーツ選びはもちろん、シャツやネクタイなど、関連するアイテムもふくめて派手なものは選ばず、清潔さを重視してコーディネートを整えていただければと思います。
- 適切なサイズが印象を良くする
- スーツの色はブラック/ネイビー/グレー、柄は無地
- ワイシャツは白か薄いブルーでレギュラーカラーかワイドカラー
- ネクタイはスーツに合わせたダーク系かブルー系
- ハンカチや靴下はスーツと同系色
- 靴は黒か茶色、ストレートチップかプレーントゥ
続いては、「スーツ以外の服装で結婚挨拶にのぞみたい」という男性のためのおすすめの服装とチェックポイントを解説します。
スーツ以外の王道は、ジャケット+パンツ
彼女の両親から「スーツじゃなくていいよ」と言われることもあるでしょう。ご厚意に甘えて違った装いをしても構いませんが、スーツで訪問することで好感度があがる可能性も。
どうしてもスーツ以外の服装が求められた場合、つぎの候補にあがるのは「ジャケット+パンツ」スタイルです。ここでの重要ポイントは【あなたに似合っている】こと。どのようなことか具体的に解説します。
ジャケット+パンツのコーディネートを考える場合、冒頭で紹介した「結婚挨拶にふさわしい服装」の条件における【あなたに似合っている】ことを意識するのが大切です。ここで解説するポイントを押さえて、あなた自身に似合うアイテムを選びましょう。
ジャケパン姿のポイント1.ジャケットの選び方
スーツ以外の服装となった場合でも、ジャケットのサイズや色の選び方は基本的にスーツと同じです。「オフィスカジュアル」といわれるシンプルなジャケットが好ましく、柄や刺繍がデザインされているものは避けるようにしましょう。
個性的な形やダメージ加工がはいったデニム素材のジャケットも、もちろんNGです。オーソドックスなタイプであり、合わせて着るシャツとのコーディネートを考えて選ぶと、好印象をねらえます。
ジャケパン姿のポイント2.パンツの選び方
ジャケットに合わせるパンツはスラックスかチノパンがおすすめ。ここでもオフィスカジュアルを意識したものが好ましく、色味はジャケットとの相性を考えて選ぶのが良いでしょう。
また、パンツに柄が入っているとコーディネートの難易度が上がります。ただでさえ難しいジャケット+パンツスタイル。柄を取り入れると余計に頭を悩ませてしまうので、シンプルに無地を選ぶのがおすすめです。
ラフな格好といえば「デニム」が思い浮かびますが、フォーマルシーンには不適切であることを覚えておきましょう。
ジャケパン姿のポイント3.ネクタイ、シャツ、靴下はどうする?
ジャケパンスタイルに合わせる小物はスーツの時と同じポイントを意識して選びましょう。ネクタイは必須ではありませんが、真面目さを印象づけたい人にはおすすめです。締めるだけでフォーマル感がアップするので、メリハリのあるコーディネートが完成します。
ネクタイやシャツ、靴下の具体的な選び方について説明します。
ネクタイ
ネクタイ選びのポイントは、ジャケットかパンツに使ってある色味を取り入れることです。例えば、ネイビーのジャケットにドット柄のネクタイを合わせる場合、ネクタイのベースカラー、もしくはポイントでネイビーが入っているとキレイにまとまります。
シャツや靴下
シャツや靴下の選び方も基本的にはスーツの時と同じです。フォーマルな装いじゃないとはいえ、カジュアルに寄せるのは避けましょう。
派手なシャツを選んだり、裸足に革靴を履いたりするのは、結婚挨拶にふさわしくありません。彼女の両親に不快感をあたえる恐れがあるので、シンプル且つ清潔感のあるものを選ぶのがおすすめです。
【実例スナップ】落ち着いた大人のジャケパンスタイルはこれ!
結婚挨拶のジャケパンスタイル選びの参考になる画像をインスタからピックアップしました。ぜひ参考にしてください。
定番アイテムを使った大人な着こなし!ネイビー×ベージュは好感度アップ間違いなしの鉄板コーディネート。
スーツにおとらない落ち着き感が◎!シンプルなネクタイを合わせれば、大人な雰囲気がアップします。(結婚挨拶で裸足に革靴はNGですので靴下は履いてくださいね)
ジャケットスタイルでも涼しげ!ブラックパンツを合わせて、爽やかなメリハリコーデが完成!
以上の内容から、結婚挨拶でスーツ以外で【あなたに似合っている服装】を選ぶときは、ジャケット+パンツスタイルをセレクトしましょう。
- あなたに似合ったフォーマルな装いを意識する
- ジャケットのサイズや色はスーツと同じ基準で
- パンツはスラックスかチノパン
- ネクタイをつける場合はジャケットやパンツと同系色
- シャツや靴下はカジュアルになりすぎないように注意
彼女のご両親から「スーツ以外の服装」を指定されるのは、堅苦しくならないようにという配慮です。とはいえ、自由に服装を選んでしまうのは逆効果であることを認識し、スマートな装いを心掛けるのが大切です。
髪型や小物なども油断は禁物!男性が気をつけたい身だしなみの注意点
メインの服装が決まったとしても、油断は禁物です。このパートでは、男性が気を付けるべき身だしなみについてお伝えします。髪型やひげ、アクセサリー類や靴における注意事項を解説!彼女の両親に好印象を与えるためにも、ぜひチェックしてみてください。
結婚挨拶の場にふさわしい髪型やひげ、爪の手入れ
結婚挨拶にふさわしい身なりとは、どのようなものでしょうか。例えば、フォーマルに似合う髪型といえば「黒髪、短髪」です。清潔感のある髪型で当日を迎えられるよう、挨拶に伺う1週間前までには美容室で髪型を整えておくのがおすすめです。
インスタ投稿のなかから結婚挨拶にふさわしい黒髪短髪の参考イメージをいくつかピックアップしてご紹介します。
誰が見ても爽やかな短髪ヘアスタイル。簡単にセットできるだけでなく、清潔感が出るので結婚挨拶におすすめ!
くせ毛やパーマが残っている人におすすめのスタイル。くせを活かしたツーブロックで、キチンと感と優しさを演出します。
無造作にスタイリングしたヘアスタイル。おでこをちら見せすれば、デキル男に見られること間違いなし!
茶髪や白髪は染め直したほうが良いの?
フォーマルな装いに似合うスタイルを考えると、茶髪や白髪は黒く染めておくのがおすすめです。白髪は程度にもよりますが、疲れや若々しさに欠ける印象を与えてしまいます。
結婚挨拶に大事なのは「安心感」です。もし不安要素がある場合は、取り除いておくのがベター。もし彼女の両親があなたの茶髪姿を知っているのであれば、黒髪にすることで好感度がアップする可能性もあります。
自分を偽るというわけでなく「場にあわせて整える」ことを意識するのが大切です。
ひげは剃ったほうが良いの?
結婚挨拶に行くならひげはキレイに剃っておくことをおすすめします。普段からひげを生やしている人には抵抗があるかもしれませんが、彼女の両親に安心感をあたえるのが優先です。
ひげは男性らしさがあり、生やしているとワイルドさが増して素敵ですよね。とはいえ、親世代には「ひげ」に対してネガティブなイメージをもっている人がいます。仕事や体質の問題など、どうしても剃ってはいけない理由がない限り、きれいに剃って爽やかさをアピールできるようにしましょう。
男性でも爪のケアはしておいたほうが良いの?
男性であっても身だしなみとして爪のケアは必須です。ご両親との会話の中で、身振り手振りをして伝えることもあるでしょう。また、時間帯によっては食事をご馳走になる可能性もありますよね。
指先に視線がいくことを考え、前日までに爪を切っておくことが大切です。ただし、ピカピカに磨くようなネイルケアは不要。あくまでも、清潔さを保つレベルのケアを施すようにしましょう。
ニオイのエチケットも忘れずに
結婚挨拶ではニオイのエチケットも欠かせません。普段嗅ぐ機会がない家族以外のニオイは分かりやすいもの。香水、口臭、汗など、あなたのニオイで彼女のご両親を不快にさせないように、気を付けましょう。
香水はつけないほうが良い?
結婚挨拶に香水をつけていくのはNGです。少しつけるだけと思っていても、人によってはキツク感じてしまうことがあります。
そうなると、あなたの印象がただ減点されるだけ。香水をつけることで得られるメリットは何もないので、結婚挨拶のときは控えましょう。
口臭や体臭のケアは?
口臭や体臭は、自分ではなかなか気が付きにくいもの。普段まわりから指摘されていない人であっても、ケアしておきましょう。
口臭は、ブレスケアやミンティアなどのタブレットで簡単にケアできます。また、体臭を抑えるためには汗のケアが必要です。制汗剤を使用したり、着替え用の肌着を準備したりするなど、できるかぎりの対策をしておきましょう。
間違っても、体臭を香水でまぎらわせることは止めてください。余計に相手を不快にさせてしまう可能性があります。
靴下やハンカチ、靴の手入れなど小物に関する注意点
ここからは、小物に関する注意点について解説します。服装が整っていればいるほど、小物の違和感は目立つもの。靴下やハンカチ、時計などのアイテムで失敗しないためにも、注意点をチェックしておきましょう。
靴下やハンカチは新品を下ろした方が良い?
靴下やハンカチは、できるだけ新品を用意しましょう。特に靴下は、汚れや使用感があると不衛生に見られてしまうことも。足元まで清潔感のある装いで、ご自宅にお邪魔しても恥ずかしくないように準備しておくことが大切です。また、ハンカチやワイシャツは必ずアイロンをかけておくことを忘れずに。
玄関口の靴の脱ぎ履き、会話中の汗拭きなどで、靴下やハンカチは意外と目にとまりやすいことを覚えておきましょう。
革靴は必ずピカピカに磨いておく
「身だしなみは足元から」を意識し、革靴は前日に磨いておきましょう。
家に上がってしまえば靴なんて分からないと思うかもしれませんが、足元を整えることは大切です。身なりがしっかりしていても、靴が汚れているとだらしなく見えてしまいます。
特に男性は靴を見て人を判断する傾向にあるので、汚れや使用感は意外と見られているもの。普段まったく革靴を履かない男性でも、必ずシューケアセットを用意してお手入れしておくことが大切です。
時計やアクセサリーで気をつけることは?
結婚挨拶の場にオシャレは不要!必要ないアクセサリー類は身に付けないのが大原則です。時計であれば許されますが、高価すぎるものやカジュアル感が強いものは避けてください。
また、指輪やピアス、ブレスレットもフォーマルな場にふさわしくありません。不真面目な人に見られる可能性があり、誠実さをアピールしたい場には逆効果です。彼女の両親が会話に集中できなくなるような小物類は、あらかじめ外しておきましょう。
以上の内容から、結婚挨拶で【減点されない服装】を整えるためには、髪型やアイテム小物など身の回りのことに関しても、細心の注意を払うのが大切だということが分かりました。
- 髪は黒髪短髪が基本。茶髪や白髪は染めておく
- ひげはきれいに剃って清潔感を大切に
- 爪のケアも忘れずに。指先への視線を意識する
- 口臭や体臭のケアも入念に。香水はNG
- 靴下やハンカチは新品を使う
- 靴はピカピカに磨き、ワイシャツはアイロンを
- アクセサリーは身に着けない
全体の印象を決めるのは、メインの服装だけではありません。スマートな男性であることを印象づけるためにも、細部まで気を緩めないことを心掛けましょう。
彼女からの服装アドバイスに男性はどう対応すべき?
彼女に服装のアドバイスをお願いする人も多いはず。ここからは、彼女からのアドバイスをどのように受け取るのが適切か解説します。受け取り方に注意が必要なアドバイスもあるので、理解しておきましょう。
「気軽な服装でいいよ」は真に受けない
彼女に服装のアドバイスをすると「気軽な服装でいいよ」と言われることも多いでしょう。その言葉を信じて服装選びをすると、あとで後悔する可能性も。
たとえ彼女がカジュアルな装いであったとしても、あなたはスーツであるべきです。【場に合っているか】を重視し、真剣な気持ちが伝わるよう、王道のスーツスタイルで挨拶に伺うのが良いでしょう。
彼女のご両親は「あなたがどのような人かチェックしている」ことを忘れずに!彼女のアドバイスを無駄にするというわけではありませんが、油断しないことが成功のカギです。
【あなたに似合っているかどうか】は彼女のアドバイスが最も信頼できる
一方で【あなたに似合っているかどうか】に対する彼女のアドバイスは、しっかり受け止めて服装選びの参考にしましょう。似合っているかどうかを判断するには、第三者の客観的な意見が必要です。彼女にお願いすることで、ご両親の視点を含めたアドバイスを聞くことができるはず。
選んだ服装が似合う、似合わないはもちろん、どんな色やデザインであればご両親に気に入ってもらえそうかなど、ヒアリングしながら選べるとスムーズです。その場で試着しながら相談ができると、より自信がもてるでしょう。
「1分で振り返る」この記事のまとめ
最後に、結婚挨拶にふさわしい服装選びのポイントを簡単に振り返ってみましょう。
- 結婚挨拶の服装選びには、3つの条件を意識すること。
- 【場にあっている服装】はスーツ。黒、ネイビー、グレーの3色から選び、柄物は避けること。
- 【あなたに合っている服装】を選ぶなら、ジャケパンスタイル。基本の選び方はスーツと同じ。
- 【減点されない服装】は全体的な身だしなみが整っていること。髪型や小物など、細部まで配慮することが大切。
- 結婚挨拶の服装は、彼女と一緒に選ぶこと。両親の考え方も参考にしながら、コーディネートを考えるのがおすすめ。
結婚挨拶は、あなたの真剣な気持ちを伝える場です。彼女の両親に安心してもらうためにも、3つの条件をしっかり押さえた服装選びを心掛けましょう。
また、結婚挨拶のための服装や手土産の準備、当日の流れと基本マナーを知りたい方は結婚挨拶の流れとマナーガイド!義理の両親に好印象を与える言葉づかいや振る舞いをシーン別に解説もぜひご覧ください!