目次
結婚式でDIYできるアイテムといえばウェルカムボードを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ手作りしようとすると、何を準備したらよいのか、どんな風に作ればよいのかと迷ってしまいますよね。そこで、今回は卒花さんから寄せられたウェルカムボードの手作り事例や体験談をご紹介します。
- 卒花さんの手作り事例や体験談
- 編集部スタッフが紹介するウェルカムボードの作り方
- 手作りにかかる費用や日数の目安
- 100均アイテムを活用した節約術
手作り派?外注派?卒花さん100名のウェルカムボードを調査
これから結婚式の準備をはじめる新郎新婦さんとしては、みんながどのように準備したのか気になりますよね。ウェルカムボードの準備について、卒花さん100名に実施したアンケート結果をみていきましょう。
卒花さんの約7割が手作りしている!
卒花さん100名へのアンケート結果がこちらです。
ウェルカムボードを手作りした卒花さんは約7割、外注した方は約3割という結果になりました。何かと忙しい結婚式前の準備期間。そんななか、手作り派が7割というのは、案外多い印象です。
ウェディングアイテムの手作りに関する別のアンケート調査では招待状を手作りした人は26%、席次表は31%であったことを踏まえると、ウェルカムボードの68%という結果は、手作り人気が高いことが分かります。
そんな手作り派が多いウェルカムボードですが、続いて手作りすることのメリットをみていきましょう。
ウェルカムボードを手作りするメリットとは?
アンケート結果を見て、ウェルカムボードのDIYに興味が湧いてきた方も多いのではないでしょうか。実際に手作りを始める前に、手作りウェルカムボードにはどのようなメリットがあるか知りたいですよね。卒花さんからの口コミを交えてご紹介します。
卒花さんが手作りして感じたメリットやよかったことは?
口コミをみると、節約ができる、こだわりが発揮できるなど、ウェルカムボードを手作りするメリットはたくさんあることがわかりました。詳しくみていきましょう。
メリット1.お金を節約できる
何かとお金がかかる結婚式。少しでもお金を節約できると嬉しいですよね。工夫をすることでクオリティと節約の両方を叶えられるのが手作りの良いところです。
500円以下で手作り
外注するとかなりコストがかかるものですが、前撮りの写真とトレーシングペーパーで500円以下で仕上げることができました!安く見えないクオリティだったと思います。(福岡県 32歳 女性)
ポスター印刷で安くてオシャレ
自宅のパソコンで好きなデザインを作り、印刷会社にポスターサイズの印刷を頼んだのでかなり安く仕上がりました。デザインはモノトーンでシンプルにし、他の装飾アイテム(キャンドルや花)に合うようにしました。結婚式が終わった後も自宅で飾ってもオシャレで良いです。満足しています。(愛知県 35歳 女性)
節約できて反響も良かった
とても安価に仕上げることができたため、結婚式自体のオプション(デザートバイキング)に資金を回すことができました。手作りでしたがゲストの方々の評判もよく、当日の撮影スポットにもなっていて良かったです。(埼玉県 30歳 女性)
メリット2.こだわりやオリジナリティーを追求できる
結婚式に出席するゲストが最初に目にするウェルカムボード。せっかくなら、お二人らしさを前面に出して、世界に一つの空間にしたいですよね。こだわりを詰め込めることも、手作りのメリットです。
思い出の品を使ったオリジナルデザイン
2人の思い出の品を材料に利用して作れたので、オリジナリティーが出せたと思います。入籍日や結婚式の日付などを入れ、2人で旅行した場所で拾った貝殻やシーグラスで装飾しました。(愛知県 34歳 女性)
こだわりのイラストを描いて満足
3時間くらいかけて自分でイラストを描きました。内容は旦那さんと私のデフォルメイラストに、実家で飼っている犬2匹を抱っこさせる構成で、オレンジを基調としたB4サイズのものに仕上げました。結婚式場の人からは『これ自分で描いたんですか!?』とびっくりされて、凄く嬉しかったです。(兵庫県 30歳 女性)
ゲスト参加型のウェルカムボード
ゲストの子供の時の写真を借りて、その写真でキーホルダーサイズのぬいぐるみを作成し、新郎新婦の周りを囲むようにゲストのぬいぐるみを貼り付けたウェルカムボードを作成しました。ゲストが自分の子供の頃の顔のぬいぐるみを手に取って、喜んでくれました。(神奈川県 43歳 女性)
手作りの温もりに満足
手作りだと温かみや人間味が出てとても素敵なウェルカムボードが作れます。既製品とは違ったよさが出て手作りはおすすめです。(神奈川県 28歳 女性)
メリット3.手作り自体が良い思い出になる
結婚式が終わった後に振り返ると、手作りをした時間そのものが良い思い出になったと回答した新郎新婦が多くいらっしゃいました。
大変だったけれどいい思い出
手作りはとても大変ではありましたが、2人で製作している時間がいい思い出になり思い入れもあるので今でも大切に飾っています。透明のアクリル板を木枠で囲み、アクリル板に白文字で2人の名前とメッセージを書きました。当日はゲストもたくさんの写真を撮って送ってくださいました。(兵庫県 30歳 女性)
愛着が湧いて良い思い出になった
手作りをすることで愛着がわきますし、自分の思い通りに作れることが良かったと思います。買った作品ほど完成度は高くないかもしれませんが、友達にも褒めてもらえました。(鳥取県 29歳 女性)
2人の仲が深まった
コストが安く済んだだけでなく、旦那さんと2人で考えて作ったので仲は深まったかなと思います。仕上がりも大満足でした。(京都府 29歳 女性)
メリット4.ゲストの反響が良く、ほめられる
お二人らしさに溢れた手作りウェルカムボードをゲストから褒められると、外注した時には味わえない喜びがありますね。
真似したい!と評判だった
ゲストの方が写真を残してくれて真似したいと言ってくれたことが嬉しかったです。造花を使ったのですが、ドレスや会場の雰囲気に合わせられたので大満足でした。(大阪府 36歳 女性)
プランナーさんやゲストから大好評
2人の大きな写真や紹介プロフィールなどを書いた大きなパネルを作ったのですが、仕上がりは手作りとは思えないほど綺麗だとプランナーさんから言われ、ゲストの皆さんも見て写真を撮ってくれたりしました。(愛知県 27歳 女性)
趣味を理解して褒めてくれた
当時、刺繍が好きで、刺繍で作れるウェルカムボードがあったので、キットを購入して作りました。友達は私が手芸好きなのを知っていたので注目してくれて、頑張ったねと褒めてくれました。(秋田県 49歳 女性)
卒花さんが手作りで大変だったことは?
ウェルカムボードを手作りするメリットはたくさんありますね。しかし、手作りには大変な面があることも事実。苦労したポイントやトラブル事例の口コミをみていきましょう。
素材探しやデザインに苦労した
自分のイメージ通りに完成させるために、素材探しに時間がかかりました。ウェルカムスペースや装花との組合せも考えながら作る必要があったので、ボードのサイズや文字の大きさなどに悩みながら、試行錯誤する時間が大変でした。(埼玉県 32歳 女性)
思ったよりお金がかかった
想像以上にお金がかかったこと。凝ればとことん凝れる物なので。最初から予算を決めておかないとダメだと思います。デザインに関しても全く同じで妥協点は夫婦で話合っておべき。楽しい作業でもケンカになります。(東京都 47歳 女性)
仕上がりのサイズがイメージと違った
作ってみると意外に小さく出来上がった。想像の倍近くは大きくしてちょうどいいくらいだと思います。(大阪府 29歳 女性)
当日思わぬトラブルが
ネットで調べてある程度参考にはしましたが、0から作り上げていかなければいけないのでサイズ感や文字の字体、色味などのバランスを考えるのは大変でした。また、装飾としてつけていたお花が当日の飾りつけで取れてしまい、瞬間接着剤とテープでなんとか補修しましたが、まさかの事態にとても焦りました。(埼玉県 30歳 女性)
ひとりで作って孤独だった
当時は夫が仕事で忙しく帰宅時間も遅かったため手伝ってもらうことは難しく、すべて自分ひとりで制作したところが大変と感じました。自分の思い通りになるという楽しみはありましたが、自分たち二人のことなのに孤独感はありました。(東京都 35歳 女性)
ウェルカムボードを手作りするには、メリットもデメリットもあることがわかりますね。事前の下調べをきっちりすることと、二人で協力することが手作りを成功させるコツといえるでしょう。
卒花さんの手作りウェルカムボード5選
いざウェルカムボードを手作りしようとしても、参考になる事例がなければイメージが湧きませんよね。ここでは卒花さんの手作りウェルカムボードの事例をご紹介します。節約しながらもこだわりが詰まったアイデアやデザインをぜひ参考にしてくださいね。
和装の前撮り写真をお披露目
ウェルカムボードの周りに、小物をたくさん置きたかったので、シンプルに前撮りの写真に文字を書きました。前撮りの写真は誰にも見せていなかったので、ウェルカムボード以外にも置いたのですが、みなさんとても喜んでくれました。
福岡県 29歳 Kさん
ウェルカムボードだけでなく、様々なアイテムをウェルカムスペースに飾りたいと考えている方も多いことでしょう。前撮り写真を活用したシンプルなウェルカムボードなら、他のアイテムとの相性もバッチリですね。
似顔絵とドライフラワーの華やかな組み合わせ
絵が上手な友人がいたので、写真を渡し書いてもらいました。リアルに描いてもらい、ゲスト様からも素敵!とお声をいただきました。絵だけではボリュームが出ないということでドライフラワーを装飾しました。
福岡県 33歳 Eさん
人気のある似顔絵のウェルカムボード。そのままでも十分素敵ですが、ドライフラワーを飾ることで立体的になり、一層オリジナリティー溢れるウェルカムボードとなりますね。
100均を活用しておしゃれと節約を同時に叶える!
おしゃれなステンドグラス風だけど安価に仕上げたかったので、材料は全て100円ショップで購入しました。また主人と交際中の時にスティッチのパズルを一緒に作ったので、そのパズルを参考にスティッチの絵を書きました。ゲストからは「すごい」と褒めてもらったし、私も満足のいく仕上がりになったと思います。
広島県 30歳 Nさん
二人の思い出のあるモチーフやキャラクターを使って自由に制作できるのも、手作りのメリットです。ステンドグラス風のおしゃれなウェルカムボードなら、結婚式が終わった後も家に飾れますね。
「好き」を凝縮!こだわりのウェルカムボード
自分好みのウェルカムボードが見つからなかったのですべて手作りしました。ドライフラワーも自分で準備しましたが、かなり理想に近づけたかな?と思います。ゲストからもかわいいと評判でした。
埼玉県 30歳 Nさん
自分の好みをとことん詰め込むことができるのも手作りの魅力です。結婚式のテーマカラーに合わせたり、ドレスの色に合わせたりするなど、アイデアは無限大です。
世界に一つ!特技を活かした作品
主人の趣味が切り絵だったので作ってもらいました。ディズニーモチーフを散りばめた式にしたかったので、ウェルカムボードもディズニー仕様にしました。ネットで探した画像をなぞって下書きをし、数日かけて主人が頑張ってくれました。ゲストの皆様には「ご主人器用だね」「売り物みたいだね!」「2人らしくて素敵」など沢山のありがたい言葉を頂き、このボードの前で記念撮影する方も沢山おり、忙しい中頑張って作ってよかったと主人も喜んでいました。
静岡県 30歳 Sさん
趣味や特技を活かしたウェルカムボードを飾れば、ゲストとの話題作りにもなりますね。結婚式のテーマや世界観に沿った作品にできることも、手作りの利点です。
いかがでしたか?どのウェルカムボードも新郎新婦さんの個性が溢れていて、とても魅力的ですね。しかし、これらの事例をご覧になって「DIYに興味が出たけれど、手作りは大変そう」と思う花嫁さんも多いのではないでしょうか。
そこで次のパートでは、編集部スタッフが実際にウェルカムボードを手作りし、その感想や苦労したポイントなどをご紹介します。手作りって実際のところどうなの?と思っている方はぜひ参考にしてください。
【作り方ガイド】ウェルカムボードを実際にDIYしてみた!
プレハナを運営するナナイロウェディングのスタッフが自身の結婚式のために手作りしたウェルカムボードをご紹介します。ぜひ作り方の参考にご覧ください。
「自分たちらしさ」がテーマのウェルカムボード
これからも共に未来を歩いんでいく自分たち二人をイメージして、ポップな色合いで楽しさを表現し、イラストは二人三脚をしているポーズにしました。
作業時間 | 約8時間 |
合計費用 | 約5,000円 |
手作りのために用意したもの
この席札を手作りするために使った材料や道具をご紹介します。
- キャンバス(F8サイズ・麻100%):1,650円
- 絵の具(アクリルガナッシュ):1,950円
- ジェッソ:1,000円
- 絵筆・パレット
- ポスカ黒:200円
- 印刷した下絵
- カーボン紙:100円
このほか、下絵の作画に使ったiPadの有料アプリProcreateで1,220円、下絵の印刷にセブンネットプリントで20円がかかったそうです。
ウェルカムボードの手作り手順
手順1.iPadで下絵を描く
iPadのアプリ『procreate』でApple Pencilを使って下絵を描く。キャンバスのサイズをF8と合わせておく。デジタルで色の配置も大まかに決める。
手順2.下絵を印刷する
下絵が完成したら、線画の部分のみjpg画像で書き出してiPadに保存する。セブンイレブンの『netprint』のアプリに下絵の画像を登録し、セブンイレブンのマルチコピー機で白黒・A3サイズに印刷する。
手順3.キャンバスに転写する
ジェッソを塗って乾かしたキャンバスの上に、カーボン紙、印刷した下絵を順に重ねる。ずれないように端をマスキングテープで留める。色付きのボールペンで下絵をなぞり、キャンバスに転写する。
手順4.絵の具・ポスカで着色する
広い面から順番に絵の具で着色する。背景は転写した絵柄の縁をなぞるように細い筆で塗ってから刷毛などで面を塗っていく。細かい部分は細い筆で塗る。最後にカーボン紙で転写した線の部分を、ポスカでなぞって完成。
手作りしてみた感想は?こだわったところ、苦労したところ
最後に、今回のウェルカムボードDIYでこだわったポイントや苦労したところ、実際に手作りしてみた感想を聞いてみました。
こだわって工夫したポイントは?
アクリルガッシュを使ってマットな仕上がりに
絵の具は『アクリル』ではなく『アクリルガッシュ』を使うのがおすすめです。アクリルガッシュは乾いたときにムラがなくマットに仕上がるのが特長です。部分的に失敗したり、別の色に塗り替えたくなった場合に、乾いてから塗れば、色が混ざらずきれいに仕上がります。
手作りしてみていちばん苦労したポイントは?
カーボンの転写が難しかった…
カーボン紙で絵柄を転写する際に、手で押さえた部分がカーボンでうっすら黒くなりました。背景を黄色にしたので、うつってしまった黒がなかなか塗りつぶせず2回塗るのが手間でした。下絵を転写した後に、線以外の部分は消しゴムで予め消しておくと良いと思います。
実際にウェルカムボードを手作りしてみた感想を教えてください
おしゃれなウェルカムボードは世の中にたくさんありますが、実際に手作りすることで、等身大の自分たちらしさのあるウェルカムボードを作ることができたので、とても良かったと思います。
またサイズを大きめのF8(455×379mm)にして正解でした。大きい分、筆のコントロールが楽で作業もしやすく、完成品は存在感がありました。
ゲストからは「自分で描いたの?すごく似てるしかわいい!」と褒めてもらいました。
編集部スタッフの手作り事例、いかがでしたか?
今回は自分でイラストを描いた手作り事例ですが、ウェルカムメッセージや写真をカーボン紙で転写して制作する方法もありますね。キャンバスや絵の具など、手軽に手に入るアイテムを活用したウェルカムボード制作は、きっと一生の思い出に残ること間違いなし。ぜひこの事例を参考にDIYにチャレンジしていただければと思います。
さて、ここまでは卒花さんたちの手作り事例や具体的な作り方をご紹介してきましたが、続いては気になる費用について解説します。
節約効果を検証!手作りした人の費用はどのくらい?
手作りを検討する際に気になるのは費用ですよね。ここでは、卒花さんのアンケート結果をご紹介しながら、どのくらいの費用がかかるのか?外注と比べて本当に安く作れるのか?といった疑問にお答えしていきます。
手作り経験者の費用は3,000円以下が相場
手作り経験者68名に実施した費用に関するアンケート結果は次の通りです。
手作りウェルカムボードにかかった費用は「3,000円未満」であると回答した卒花さんが最も多く、約4割です。手作りをする場合、5,000円以上かかるのは少数派であることがわかりますね。手作り費用は3,000円以下を目安とすると良いでしょう。
外注より手作りが安い!は本当だった
ウェルカムボードを外注した人は「5,000円以上」かかったとの回答が最も多く、約8割です。一方、手作りした人は「5,000円未満」に収まっている方が約7割となっています。ウェルカムボードを手作りすると、結婚式場や専門業者に外注する場合よりも費用が抑えられることがわかりますね。
- 3,000円未満:9%
- 3,000〜5,000円未満:13%
- 5,000〜10,000円未満:28%
- 10,000〜20,000円未満:28%
- 20,000〜30,000円未満:16%
- 30,000円以上:6%
- 3,000円未満:43%
- 3,000〜5,000円未満:29%
- 5,000〜10,000円未満:18%
- 10,000〜20,000円未満:9%
- 20,000〜30,000円未満:1%
- 30,000円以上:0%
手作りすることで費用を安く抑えることができる傾向があることがわかりました。では、制作に必要な時間や労力についてはどうでしょうか?
気になる制作期間は?卒花さんの平均は17日
先ほどのアンケートとは別で、ウェルカムボードを手作りした経験がある卒花さん80名に手作りにかかった日数についてアンケート調査を行いました。その結果は次の通りです。
- 3日以下:15%
- 4〜7日:34%
- 8〜30日:41%
- 30日以上:10%
費用と並んで気になるのが、制作に必要な時間の問題です。何かと忙しい結婚式前の準備期間。他の準備を進めながら手作りできるのか気になりますよね。アンケートを集計した結果、手作りにかかかった日数の平均は17日でした。この日数を大まかな目安としてスケジュールを立てると良いでしょう。
なお、アンケートの個別回答をみると、最短は1日、最長は90日とバラツキはあるものの、1週間(7日)以内で終えた方が全体の50%という結果になりました。きちんと準備して計画を立てておけば、1週間程度で手作りが可能ということも知っておくと良いでしょう。
卒花さんのウェルカムボードの手作りアイデアの探し方
手作りに興味が湧いてきても、一から自分ですべて考えるのは大変です。参考になる事例を見ながら、イメージを固めていきたいですよね。手作りした卒花さん80名にアイデアを探した方法を聞いてみました。
- 1位:インスタなどのSNS:59%
- 2位:結婚情報誌などの雑誌や本:35%
- 3位:結婚式場のサンプルやパンフレット:24%
- 4位:雑貨屋や素材を扱うリアル店舗:24%
- 5位:ゲストとして参列した結婚式のウェルカムボード:24%
- 6位:専門業者の通販サイト:24%
SNSを使ってアイデアを得ている卒花さんが最も多いことがわかります。最新の事例をたくさん見つけられるのがSNSの良いところですね。具体的なアイデアやデザインをチェックしたい方は【2022年版】おしゃれなウェルカムボード24選!写真やイラスト、似顔絵を使った卒花さんのアイデア事例をご紹介をぜひご覧ください。
続いてパートでは、インスタからピックアップしたおしゃれなウェルカムボードをいくつかご紹介します。
真似したい!かんたんおしゃれな手作りアイデア
ここでは、簡単に真似できるおしゃれなウェルカムボードのアイデアをご紹介します。アイデアに困っているプレ花嫁さんは、是非チェックしてくださいね。
ブーケを組み合わせてシンプル華やかに
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華やかな色合いのブーケを配置することで、シンプルながら印象的なウェルカムボードに仕上がっていますね。ブーケの下に添えられたリボンで立体感を出すアイデアも参考になります。
キャンバスを使ってシンプル上品に
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キャンバスにアクリル絵の具を塗って上品に仕上げたウェルカムボードです。白ペンで描かれたおしゃれな文字に加え、グルーガンで付けた花束がアクセントになっていてとっても素敵です。
色味や質感を変えたり、全体に統一感を持たせたりすることで、定番のアイデアもぐっとおしゃれ度が増します。リアルな事例を参考に、手作りのヒントを掴んでくださいね。アイデアを固めたら、次は手作りに必要な材料集めです。次のパートでは、手作りの強い味方である100均活用法についてご紹介します。
7割以上が利用!100均アイテムを使って賢く節約しよう
ウェルカムボードをはじめ、ウェディングアイテムを手作りする花嫁の多くが利用している100均。コスパが良いだけでなく、おしゃれなアイテムがたくさんあることも見逃せないポイントです。
ウェルカムボードを手作りに100均を活用した人の割合は?
ウェルカムボードを手作りした卒花さん80名への調査では、なんと73%が「100均を利用した」と回答しました。100均はウェルカムボード作りの頼もしい味方といえますね。
節約を目的にウェディングアイテムをDIYする場合、もはや100均は欠かせない存在ということが分かりました。とはいえ、100均には様々なアイテムがありますので、いざお店に到着するとどれを買ったらいいのか迷ってしまいます。そこで、まずは100均アイテムを活用したウェルカムボードの手作り事例を参考にチェックしてみましょう。
100均を活用した手作りウェルカムボード
ここでは、100均を活用して安くておしゃれなウェルカムボードを手作りした事例をご紹介します。アイテムを選ぶ際の参考にしてくださいね。
100均活用事例1.モノクロでシンプルモダン
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こちらはモノクロで印刷した前撮り写真を活用したウェルカムボードの事例。写真に合わせた白のフレームを100均で購入したそうです。シンプルなフレームは、アイデア次第で活用の幅が広がりますね。
100均活用事例2.フェイクグリーンでさりげない存在感
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ネイビーのベースにグリーンが映えるウェルカムボード。100均で購入したフェイクグリーンも、まとめ方を工夫するだけでおしゃれ度が一気に高まりますね。
100均活用事例3.大好きなディズニーの世界観を表現
この記事の前半でもご紹介しましたが、材料すべてを100均で揃えたという手作りウェルカムボードがこちらです。ディズニー作品のリロ・アンド・スティッチの世界観がステンドグラス風のデザインで表現されています。ゲストの視線を集めること間違いなしですね。
100均活用事例4.木のぬくもりとブーケで穏やかな雰囲気
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手作りでは、ニスやグルーガンなどの細々した道具が必要になることもあります。わざわざ工具屋さんに行かずとも、こうした材料を1か所で購入できるのも100均の魅力ですね。
フレームやドライフラワーなどの装飾品だけでなく、ペンキやニス、接着剤など、手作りに欠かせない道具が揃うのも100均のメリットです。かしこく活用し、お得に手作りしましょう。
別記事の100均材料で作れる!かわいいウェルカムボード事例と作り方をご紹介では100均アイテムの活用方法についてさらに詳しく解説しています。ぜひこちらもチェックしてください。
プレ花嫁さんへ!卒花さんからのウェルカムボード手作りのアドバイス
最後に、これからウェルカムボードの手作りを予定しているプレ花嫁さんへ、卒花さんからアドバイスをいただきました。経験者からのアドバイスはどれも役立つものばかりですので、ぜひ参考にしてください。
早めに取り掛かろう
ウェルカムボードに限らず、結婚式に使うものは後から後からどんどんアイデアが出てきます。後悔しないためにも、できる限り早めから準備、作成する方が満足できると思います。(三重県 33歳 女性)
デザインを書いてから始めよう
私たちはインスタグラムを参考に作りました。どんなものにしたいかデザイン画を書くとイメージもつきやすく、何をどのくらい買えばいいかが分かりやすくなると思います。(山口県 29歳 女性)
写真はプロのもの、テイストは式場を意識
絶対に写真はプロが撮影したもの(前撮りなどの写真)を使った方がいいです。ですが周りの装飾は自分達の思い出のものや自分たちのカラーを思いっきり表現していいと思います。デザインはその式場にあってるか、ちゃんとテーマを決めてごちゃごちゃになってないかを確認しないと安っぽく見えてしまうと思います。(新潟県 40歳 女性)
挙式後は自宅に飾れるデザインを
ウェルカムボードは、結婚式が終わった後に家で飾ることも考えた方が良いと思います。せっかく用意した物でも、ゲストからはじっくり見られることもありませんし、大きいものだと結婚式後の処分や家に飾るときに困ると思います。(福岡県 28歳 女性)
凝りすぎには注意
結婚式は決めることや用意が他にもたくさんあるので、ウェルカムボードばかりに時間を割いてしまうと他のところが疎かになるので、凝りすぎには注意です。(和歌山県 32歳 女性)
そこまでこだわらなくても良いかも
どこまで凝って作るかにもよりますが、早めに準備を始めた方が楽しく作れると思います。ただ、ゲストからすれば正直そこまでウェルカムボードに注目していないと思うので、個人的にはそこまで金額や手間をかける必要はないと思います。(千葉県 41歳 女性)
「1分で振り返る」この記事のまとめ
今回はウェルカムボードを手作りしたいと考えているプレ花嫁さんに、卒花さんの事例や作り方、100均アイテムを活用した手作りアイデアなどをご紹介しました。最後にこの記事のポイントを振り返っておきましょう。
手作り派は約7割!人気が高い
手作りする人が多数派であるウェルカムボード。節約ができたり思い出になったり、こだわりが発揮できるなど、手作りにはメリットがたくさんあります。記事内でご紹介した「手作りで大変だったこと」もチェックして、メリットを感じられるようであればぜひ手作りにチャレンジしてくださいね。
SNSを活用したアイデア収集が重要
卒花さんの体験談からは、インスタなどSNSの投稿や雑誌などを参考にウェルカムボードのアイデアを集めているという声が数多く寄せられました。色んなアイデアを参考にしてお二人だけのウェルカムボードを作りましょう。
7割以上の卒花さんが手作りに100均を利用
100均にはウェルカムボードのDIYに役立つアイテムがたくさんあります。便利なだけでなく節約も同時に叶うのが100均の魅力です。上手にDIYに活かし、装飾品や工具をかしこく揃えてくださいね。
一生に一度のお二人の結婚式。せっかくなら、お二人らしさを詰め込んだウェルカムボードでゲストをお迎えしたいですよね。結婚式が終わった後もお部屋に飾れるようなデザインにすると、制作時の思い出と結婚式の思い出の両方が詰まった素敵なインテリアとしても活躍することでしょう。
なお、手作りに限らずウェルカムボードの基本を理解したいという方はウェルカムボードの準備ガイド!卒花さんの事例18選と費用やアイデア、おしゃれに仕上げるコツを解説をぜひご覧ください。