ウェルカムボードに使う花は、生花のほか、近年は造花(アーティフィシャルフラワー)やドライフラワー、プリザーブドフラワーも人気です。ウェルカムボードに花を使えば、一気に華やかになります。
でも、生花、造花、ドライフラワーなど、どんな花を使うのがいいのか悩んでしまいますよね。また、ウェルカムボードのどこに花を付けるかでも印象が大きく変わってきます。
そんなお悩みをお持ちの方に、ウェルカムボードに使う花の選び方から購入方法、ウェルカムボードへの花の付け方のデザインを位置別で10個紹介していきます。それぞれの種類の花によってガラッと雰囲気が変わりますので、イメージ作りの参考にしてみてくださいね!
【10選】ウェルカムボードへの花の付け方のアイデア
ウェルカムボードの花の付け方は、花を全面に敷き詰めたりウェルカムボードに貼ったりと様々です。初心者が手作りをする場合は、失敗しないように仮置きして、位置をしっかり決めてから作ると安心です。また、ボードの上側または対角線上の配置だと失敗しにくくておすすめです。
このパートでは生花・造花・ドライフラワーのどれでも作りやすいデザインのものを、Instagramから10点ピックアップしてご紹介します。
花をウェルカムボードの上部・下部に貼る
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モダンな色合いのウェルカムボードにドライフラワーを使ったデザインです。洗練された雰囲気が漂っていて素敵です。ブーケのようにも羽根のようにも見えて綺麗ですね。
ドライフラワーの色は白をメインに落ち着いた色もアクセントに使うことでオシャレ感がアップします。ウェルカムボードの上部にだけ貼ることでスッキリと見せられます。
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ウェルカムボード下部にふんだんにドライフラワーを貼り付けたデザインです。花と葉っぱがバランスよく組み合わされていて、全体的にグリーンの優しい色合いが美しく、柔らかい印象に感じられます。
下部のみに花が貼り付けられているので、ナチュラルウッド素材の枠がしっかりと見えているのもバランスが良くて可愛いですね。スッキリとナチュラルな雰囲気が好みの方に特にオススメです。
花をウェルカムボードの対角線上に貼る
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ウェルカムボードの対角線上にバランス良く貼られたデザインです。全体的に優しい色合いなので明るい印象になりますが、ブリザードフラワーを使用しているため、落ち着いた雰囲気も感じられます。
ウェルカムボードの白い外枠にゴールドのラインが描かれているのも、バランスが取れていて可愛らしいですね。可憐なイメージに仕上げたい方にオススメです。
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生花をリアルに再現して表現されるアーティフィシャルフラワーを使ったデザインで、ウェルカムボードのベースに黒板を使用した斬新なアイディアです。アンティーク加工の施された外枠と黒板の黒が合わさるとナチュラル感がアップしますね。
花のボリュームは多いですが、ナチュラルで落ち着いた色合いなので、洗練された雰囲気が漂い、どこかクラシカルな印象も感じられます。
ウェルカムボードを花で囲む
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ウェルカムボードいっぱいに花が敷き詰められた目を引くデザインで、思わずワクワクするような元気な雰囲気がありますよね。ケイトウがふんだんに使われ、秋冬の季節感も感じられます。
パープルがアクセントになっているのも可愛らしいですね。とにかくウェルカムボードをいっぱいに囲んだデザインを作りたいという方にオススメのデザインです。
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ウェルカムボードいっぱいに、さりげなくハートの形にして囲ったデザインで、バランス良く可憐な雰囲気が漂っていますよね。淡いピンクのバラを中心としながらも、グリーンの葉っぱもふんだんに使われていることで、可愛らしさだけではなくナチュラル感もアップしています。ブーケのような仕上がりのデザインは、エレガントでとても素敵です。
花をウェルカムボードのメインとして配置する
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花の素材をそのまま生かし、まるでそこに咲いているように再現したような可憐なデザインです。バランス良く花と葉っぱがレイアウトされ、シンプルながらもセンスを感じられる雰囲気です。
ウェルカムボードがシンプルなホワイトなので、よりナチュラルな雰囲気が際立ちますよね。ナチュラルテイストが好みの方にオススメのデザインです。
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こちらのウェルカムボードは、なんとも絶妙なバランスでブーケが貼り付けられた斬新なデザインです。ブーケだからこそ表現できる世界観が感じられます。ドライフラワーで作られているブーケなので、大人っぽいシックな雰囲気が漂いますよね。全体的に落ち着いたブラウンの色合いですが、ピンクの花がアクセントになっていて可愛らしさも表現されている魅力的なデザインです。
花をウェルカムボードいっぱいに敷き詰める
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こちらはボックス型のウェルカムボードの中に花がいっぱいに敷き詰められ、アクリルボードにメッセージが描かれたオシャレなデザインです。色鮮やかな花が丁寧に敷き詰められ、一つの芸術作品のように独特の世界観が作られています。
結婚式が終わった後も自宅に飾っておけるので、インテリアとしても活用できそうです。ボックス型のウェルカムボードはアクリルボードで覆われているので、キレイな状態で残しておけるのも嬉しいポイントです。
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こちらもボックス型のウェルカムボードですが、中央のメッセージの周りを色鮮やかな花で囲まれているのがエレガントですよね。ウェルカムボードの枠はヴィンテージ加工が施されたようなゴールドの色味で、しっかりとした重厚感があるので高級感も漂い上品な仕上がりです。いつまでも大切に飾っておきたくなるような、洗練された雰囲気がとても素敵です。
ウェルカムボードに使う花は何がいい?
花を使ったウェルカムボードは、生花、造花、ドライフラワーどの種類を使用するかによって雰囲気はガラッと変わります。特にこれといった決まりはなく好みの花を選んで作成できますが、それぞれのメリット・デメリットがありますので、詳しくご紹介していきます。
生花を使うと特別感たっぷりのウェルカムボードに
生花を使うことの魅力は、なんといっても贅沢さや特別感です。花の香りを楽しむことも、生花でしか味わえない醍醐味ですよね。日持ちせず当日から翌日頃までしか楽しめませんが、結婚式ならではの特別な演出にこだわりたいという時には、抜群の効果を発揮してくれますよ。
生の花を使うので、オーダーした色味やレイアウトを事前に正確に確認することは難しいことに加え、時期や量によってはかなり費用がかかってしまう可能性もあります。使いたい花の種類が決まっている場合は、事前に調べておくと安心です。
当日も、花がしおれないように工夫することも重要なポイントです。色味やデザインにこだわりたいという方には少し厳しいかもしれませんが、結婚式という特別な空間には本物の花を使いたいという方には生花はピッタリと言えるでしょう。
デザインにこだわりたいなら造花がぴったり
造花は様々な素材を使って生花そっくりに作られているため、とても使いやすいところが魅力です。生花やドライフラワーでは難しいデザインや付け方も可能で組み合わせも自由自在なので、理想のウェルカムボードを作りやすいといえます。
また、強度があるので手作り初心者の方でも取扱いがしやすいのも嬉しいポイントです。造花はあまり色褪せることもないので、結婚式が終わった後も自宅に飾りたい人にもおすすめです。どんな種類でも、季節を問わず手に入りやすいので、使いたい花の種類がある時にも困ることもありません。
デメリットとしては、造花は生花そっくりに作られていますが、近くで見ると造花であると分かってしまうこともあるため、本物思考の方にはあまり向かない種類と言えるでしょう。
長く楽しむならドライフラワーやプリザーブドフラワー
ドライフラワーやプリザーブドフラワーは、アンティークな色合いでおしゃれな雰囲気のウェルカムボードが作れることが魅力です。生花や造花には出せない独特の風合いが楽しめるのが嬉しいポイントです。落ち着いた色合いでレトロな味わいが演出できるのもイマドキ感がありますよ。ナチュラルな雰囲気やシンプルなデザインが好みの方には特におすすめです。
生花や造花に比べると色鮮やかさや鮮度は劣るため、華やかさにはやや欠けてしまう部分があるので、明るさやカラフルさを出したい方には少し不向きと言えるでしょう。また、ぶつけたり落としたりした際に花や葉が散ってしまう可能性もあるため、管理や持ち運びが難しい点も注意が必要です。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーは長期保存が可能なので、結婚式の後にも自宅でインテリアとして楽しめるのも魅力的です。
シンプル派は花のイラストを使う方法も
ウェルカムボードに、そこまで装飾はしたくないけれど花を使いたいという方は花のイラストを使うというアイディアもありますよ。素材サイトからダウンロードしたり、イラストレーターにオーダーすることも可能です。
凸凹がないので、持ち運びや保管することも非常に楽なところもポイントです。イラストを使う場合も、実物の花を使う場合と同じようにレイアウトを考えることもできますよね。イラストなら幅広いデザインが可能ですから、自由にイメージできるのも魅力的です。花をモチーフにシンプルに仕上げたい方にはオススメです。
ウェルカムボードに使う花はどこで買う?
花を使ってウェルカムボードを手作りしたい人向けに、生花、造花、ドライフラワーの購入方法をそれぞれご紹介します。早めに使いたい花やイメージを決めておいて、早めの調達手段を考えておくことがおすすめですので、参考にしてみて下さいね!
生花を使う場合はオーダーしたほうが現実的
ウェルカムボードに生花を使いたい場合、手作りでは難しい可能性があります。生花は数時間程度しか鮮度が持たないため、事前に買って準備しておくことは難しいので、オーダーしておくことがおすすめです。
生花そのものは花屋で購入する方法が一般的ですが、ウェルカムボードに生花を使いたい場合の装花はプロにオーダーしたほうが素敵に仕上げてもらえます。ウェルカムボードだけ先に作っておき、合う花を当日飾ってもらうという方法もありますよ。
造花は専門店や100均でも購入できる
造花は、花屋や雑貨店・インテリアショップ、ホームセンターなど様々な場所で販売されているため、他の花に比べて比較的入手しやすいところが魅力的です。また、造花は季節を問わず手に入れやすいので、デザインにこだわりたい方には好みのイメージにより近い花を手に入れられるという魅力があります。
クオリティの高い造花が欲しい場合は、造花専門店もおすすめですよ。最近では100均にも幅広い種類の造花が売っていますので、費用を抑えたい場合は選択肢に入れておくのもおすすめです。
ドライフラワー・プリザーブドフラワーは雑貨店や通販で
ドライフラワーやブリザーブドフラワーも、造花同様に色々な場所で販売されています。花屋の場合、あるところとないところがあるので、雑貨店での購入が特におすすめです。造花に比べて物によって質感がそれほど変わらないため、通販で買えるのも魅力的ですね。
大きさや花の種類によって価格に幅があるので、使いたい花が決まっている場合には、事前にチェックが必要です。ドライフラワーやプリザーブドフラワーは繊細なので、手作りをしたい場合は、壊したり崩したりしてしまわないように注意が必要です。
「1分で振り返る」この記事のまとめ
今回はウェルカムボードに使用する「花」をテーマに解説してきました。最後にこの記事のポイントを振り返っておきましょう。
- 花を使ったウェルカムボード作りは位置をしっかり決めてから
- 特別感たっぷりのウェルカムボードには生花がおすすめ
- デザインにこだわりたい時は造花がおすすめ
- 結婚式後もインテリアとして楽しむならドライフラワーやプリザーブドフラワーがおすすめ
- シンプルにしたいならイラストで花を描くのもあり
- それぞれの素材に合わせて購入するお店を決めよう
花を使ったウェルカムボードは、とても華やかな仕上がりになり魅力がたくさんありますよね。また、使う花の種類によって印象が変わるので、自分の理想のイメージに合わせて選ぶ楽しみもあります。
それぞれの花を使ったウェルカムボードのデザインをご紹介していますので、イメージ作りの参考にして素敵なウェルカムボード作りをしてみてくださいね!
このほかウェルカムボード準備のための基礎知識などはウェルカムボードの準備ガイド!卒花さんの事例18選と費用やアイデア、おしゃれに仕上げるコツを解説をぜひご覧ください。