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結婚式や前撮りでは当日までに準備することがたくさん!ブライダルネイルもそのうちのひとつですが、式場やスタジオから案内があるケースは少なく、自分で計画する必要があります。直前になってネイルの手配をしていないことに気付く…という体験談もよく耳にします。
つい後回しになりがちなネイルですが、結婚式や前撮りでは、手元に注目が集まる機会が意外と多いんです!
下の動画のように結婚式当日のムービーに前撮りの手元ショットを使用する新郎新婦さんも多いんですよ。
この記事では、ネイルチップ・ネイルサロン・セルフネイル・ネイルなしまで、4パターンの準備について解説します。
- ブライダルネイルは必要なの?
- ネイルチップ、ネイルサロン、セルフネイルどれがおすすめ?
- 準備のスケジュールや費用、オーダーの方法が知りたい!
- ドレスでも和装でも映えるネイルのデザインって?
前撮りにネイルは必要!なし派も丁寧にケアを
そもそもブライダルネイルは必要なのか、疑問に感じる方もいるかと思います。特に前撮りで写真を撮るだけなら、ネイルまで必要ないように思えるかもしれませんね。しかし、結婚式で爪のお手入れをおすすめするのには理由があるんです。
ここでは、ネイルケアが大切な理由や、ネイルをしない場合のおすすめケアをご紹介します。
結婚式は清潔感のある指先がマナー
結婚式や前撮りに向けてネイルを整えておきたい3つの理由をご紹介します。
- 結婚式や前撮りでは、手元に注目が集まり、写真に残ることも多いから
- おもてなしの意味で、マナーとして手元の清潔感は大切だから
- 花嫁さん自身の気分もあがるから
せっかくの晴れ舞台です。指先まで後悔のないように整えて、当日を迎えたいですね!
ネイルなし派さん注目!おすすめ直前ケア
もちろん、仕事の関係でネイルができなかったり、爪が弱かったりなど様々な理由で、ネイルをしない花嫁さんも多くいらっしゃいます。マナー的にも、ケアされた清潔感のある指先なら全く問題はありません!
ネイルをする予定の花嫁さんも、ハンドケアは大切です。ネイルの持ちも良くなるのでおすすめですよ。ネイルサロンでハンドケアをお願いしたり、自宅でセルフケアをしたり、予算や時間の都合に合わせて計画してみましょう!
自宅でできる直前ケアをご紹介しますので、実践してみてはいかがでしょうか?
この動画では、以下の3ステップのネイルケアがわかりやすく解説されています。100円ショップの道具でできるので、気軽に挑戦できそうです!
- 爪の長さの整え方
2. 甘皮処理の方法
3. 爪周りの角質処理
ネイルケアに加えて、トップコートやネイルファンデーションを塗るだけでも、美しい指先に仕上がります。
【ネイルチップ】花嫁さん人気の理由は可愛さ&便利さ
ネイルチップは、既にデザインを施してあるネイルチップを、接着剤や専用のテープで爪に装着する方法です。サロンに行く時間がなくても自分で装着できるので、忙しい花嫁さんにも人気があります。既製品の中から選ぶことも、オリジナルのデザインをオーダーすることもできますよ。
ネイルチップのメリット・デメリット
まずはネイルチップのメリット・デメリットを確認しましょう。
メリット
- 自分で装着・取り外しができるので、1日だけでも楽しめる
- 自分で付け替えできるのでドレスチェンジにも対応可能
- 繰り返し使用できるので、前撮りにも結婚式当日にも使える
- 思い出として保存も可能
自分で何度でも使えるのが嬉しいポイント!結婚式のあとは、ハネムーンや友人の結婚式など大切な日に使っているという卒花さんも多いようです。
デメリット
- 途中で取れてしまう可能性がある
- サイズが合わないと、見た目に違和感を感じることがある
- オーダーだと納品までに時間がかかる
「絶対に取れない!」と言い切れるネイルチップはありません。できるだけオーダーするなど、自分の爪にぴったりのチップを購入することをおすすめします。
取れにくいネイルチップの付け方は?
ネイルチップは付け方次第で、取れにくさが格段にアップします!ポイントは次の通りです。
- 爪のサイズに合ったチップをオーダーする
- 装着前に、自爪を短く整えて甘皮処理をする
- 洗浄&アルコールで拭いて、汚れ・水分・油分をしっかり取ってから付ける
ネイルチップの目安スケジュール
では、前撮り当日に素敵なネイルで臨むためにはどういうスケジュールで準備すればよいのでしょうか?目安となるスケジュールは次の通りです。
事前準備
自分のサイズに合わせてオーダーする場合、1〜3カ月前には注文しておくと安心です。 特に、人気店で注文する場合はお早めに!また、既製品を購入する場合も、爪のサイズと合うか試してみる必要があります。
万が一、買い直すことになっても間に合うように早めに用意するのがベターです。
本番直前
実際にネイルチップを装着するのは、結婚式や前撮り当日です。着替中に取れて紛失してしまうのを防ぐために、衣装を着たあと、ヘアメイク中に付けるのがベストです!
費用イメージ:1,000円~10,000円
続いては気になる費用についてです。既製品を買う場合とフルオーダーする場合に分けてご紹介します。
既製品を買う場合
ある程度、サイズが豊富でデザイン性の高いものを選ぶと、安くても1,000円ほどにはなりそうです。100円ショップやコスメ販売店などでも購入できますが、サイズ展開やデザインの種類が少ないケースも多いです。 特にサイズについては、爪と合わないと外れやすくなってしまうので、購入したら早めにサイズ感を確認しましょう!
フルオーダーする場合
ネイルサロンでフルオーダーの場合は、1万円ほどかかることもあります。金額が心配なときは、予約するときに、理想のイメージを伝えて料金の目安を聞いてみても良いかもしれませんね。
参考サイト:FINGER SUIT
準備のポイント
既製品を購入する場合
既製品のネイルチップは、ネイルサロンや美容グッズを扱うお店、ネット販売などで購入できます。Creema(クリーマ)やminne(ミンネ)などの手作り品販売サイトでは、クリエイターから直接購入できることもありますよ。
フルオーダーする場合
ネイルサロンやネット販売で、ネイルチップのフルオーダーができます。ネイルサロンなら来店予約をして、ネイリストと採寸やデザインの相談をします。
ネット販売の場合のサイズ合わせは、サンプルのチップで事前にサイズを確認するか、自分で採寸することになります。デザインの相談は、LINEやメールでのやりとりが一般的です。
【ネイルサロン】凝ったデザインもプロにお任せ!
大切な日のネイルは、「やっぱりプロにお願いしたい!」という花嫁さんも多いです。 ネイルサロンのブライダルネイルは、主に以下のような種類があります。
- ジェルネイル
- スカルプチェア
- ポリッシュ(マニュキュア)
それぞれに特徴があるので、予算も含めて検討してみましょう。
ネイルサロンのメリット・デメリット
まずはネイルサロンのメリット・デメリットを確認しましょう。
メリット
- プロの技術で理想のデザインを作ってもらえる
- ネイルの持ちが良い(ジェルネイル、スカルプチェア)
- 自爪が短くても長さを出せる(スカルプチェア)
プロにお任せする安心感が大きなポイントです。ジェルネイルやスカルプチェアなら耐久性があるので、少しくらい衣装や髪に引っ掛けてしまっても心配ありません。
デメリット
- すぐにオフできない(ジェルネイル、スカルプチェア)
- 本番直前にサロンに行く時間を確保する必要がある
- 他の方法よりも高額になる場合が多い
安心感がある一方、時間やお金がデメリットとして挙げられます。例えば金額については、デザインをシンプルにすると費用を抑えられる場合があります。
ネイルと他の施術を同時にできるサロンなら時短に!
ネイル同様、まつげエクステやパーマもなるべく直前に施術したいもの。でも、「他の準備も忙しいのに、サロンのハシゴなんてできない!」という方は、「ネイルとまつげ同時施術」が可能なサロンを選ぶというのも手です。
ネイルサロンのスケジュール
事前準備
本番の1~3カ月前にはネイルサロンの予約をしましょう。特に、人気サロンは早めに予約しないと、希望の日付が取れない場合がありますよ。
本番直前
実際にネイルサロンに行く日は、できるだけ本番の直前がおすすめ。本番の前日〜1週間前くらいが目安です。ただし、ポリッシュは取れやすいので、前日がおすすめですよ。
費用イメージ:3,500円~13,000円
ネイルの種類やデザインによって、金額が変動します。価格の目安は以下の通りです。
- ジェルネイル:4,000円~11,000円がボリュームゾーン
- スカルプチュア:9,000円~13,000円がボリュームゾーン
- ポリッシュ:3,500円~5,500円がボリュームゾーン
参考サイト:ホットペッパービューティー
ジェルネイルは最も価格の幅が広く、アート無しのワンカラーなどシンプルなものなら5,000円以下でできるサロンが多くあります。
準備のポイント
行きつけのネイルサロンがない場合は、インスタグラムや予約サイトなどで、希望に合うサロンを探してみましょう。ネイルサロンに行く日までに、理想のデザインをイメージしておくと打ち合わせがスムーズです。
衣装の写真や、希望のネイルの参考写真があると、ネイリストに希望が伝わりやすいですよ。
【セルフネイル】本格派ネイルシールがおすすめ!
結婚式当日用のネイルはプロにお願いするけど、前撮りはセルフという堅実派の花嫁さんも意外とたくさんいます!
セルフネイルにするなら、ポリッシュの単色塗りやフレンチネイルなど、失敗が少ないシンプルなデザインがおすすめです。本格的なデザインが楽しめるネイルシールを活用する方法もあります。
セルフネイルのメリット・デメリット
まずはセルフネイルのメリット・デメリットを確認しましょう。
メリット
- 費用を抑えられる
- サロンに行く必要がない
- 自分でオフできる
費用と時間という点での気軽さが、セルフネイルの大きな魅力です。特に普段からセルフネイルをしている方は、あっという間に準備ができてしまいますね。
デメリット
- 複雑なデザインは難しい(ネイルシールなら解決できる場合も)
- ネイルの持ちが悪い
ネイルチップやプロの施術と比べると、セルフネイルは崩れやすいのが難点です。気付くと爪先が剥げていた…なんていう事も「あるある」なので、当日は指先に要注意。
セルフネイルのスケジュール
事前準備
遅くとも1週間前にはポリッシュやネイルシール、ベースコート、トップコートなど必要なアイテムを揃えておきましょう!自信がない方は、事前に練習してみるのがおすすめです。
早めに練習しておけば、万が一、理想の仕上がりにならない場合にも、サロンやネイルチップに切り替えることができますよ。
本番直前
セルフネイルは取れやすいので、ポリッシュを塗るのは前日がおすすめです。ただし、本番当日に塗るのはやめておいた方が無難です。ネイルが完全に乾く前にこすれると、かえってネイルが崩れる原因になります。
費用イメージ:1,200円~4,500円
ネイルポリッシュは、100円ショップでも販売されており、ハイブランド商品でなければ2,500円以内で購入できるものが多いですよ。ネイルシールは、1,000円〜2,000円ほどです。
ただし、ポリッシュやシール以外のグッズやケア用品も揃えると、トータル1,200円〜4,500円はかかるでしょう。 ちなみに、自宅用のジェルネイルキットも5,000円〜30,000円ほどで購入できます。初めてチャレンジするなら、慣れるために練習が必要なので早めに準備しましょう!
参考サイト:@コスメ
準備のポイント
ポリッシュは、100円ショップ・ドラックストア・デパート・ネットなど様々な場所で販売されています。ネイルシールも、コスメショップやネットで購入できる場合が多いですよ。
SNSやYoutubeなどにお手本がたくさんあるので、イメージに合うものを見つけておくのがおすすめです!
人気のOhoraネイルシールなら、自宅で本格ジェル風ネイルができる
ジェルネイル風に仕上がるOhora(オホーラ)ネイルシールが人気です。ネイルシールを爪に貼り、ジェルネイルと同じようにLEDライトを当てて硬化させるだけで完成!LEDライトも2,000円ほどで購入可能です。
【デザイン集】和装もドレスも!愛されシンプルネイル
ブライダルネイルでおすすめなのは、花嫁さんに愛され続けるシンプルで上品なデザイン。結婚式はフォーマルなイベントなので、清潔感があって、悪目立ちしないものにしましょう。
もしカラーで迷ったら、白・アイボリー・薄めのピンク・ベージュなら間違いありません。 また、シンプルかつ抜け感のあるデザインが最近のトレンドです。カラーは、コーラルや透け感のあるクリアベースも流行中。日本人の肌に合うくすみ系カラーも根強い人気です。
フレンチ
王道フレンチネイル
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王道のフレンチは、花嫁ネイルの大定番!透け感のあるクリアベース&キラキラのフレンチは、今っぽさもプラスされて一気におしゃれ感が増します。
スキニーフレンチネイル
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通常のフレンチよりも、細いラインが特徴の「スキニーフレンチネイル」。パールもウェディングドレスと相性抜群です!
フレンチ×ラインストーン
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ラインストーンはあえて散らして抜け感を演出すれば、ギラつかず上品な仕上がりに。 どんな衣装にも合わせやすいデザインです。
グラデーション
王道グラデーション
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淡いピンクと白のグラデーションは絶対はずさない鉄板カラー。ちゅるんとした質感も、とっても可愛いです!
キラキラグラデーション
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グリッターネイルのグラデーションです。ギラギラしてしまいそうなグリッターも、クリアカラーとのグラデーションなら挑戦しやすいですね。
ワンポイント
薬指のワンポイント
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ワンポイント以外はシンプルにするのが、ワンポイントアートの鉄則です。落ち着いたピンクで上品に仕上がっていますね。
大きめビジューのワンポイント
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大胆なビジューがかっこいいデザインです。スタイリッシュで大人な花嫁さんに、とてもよく似合いそうです!
まとめ
この記事では、結婚式や前撮りの「ブライダルネイルの基本」を解説しました。
- 花嫁さんの指先は写真に残ることが多い!後悔しないようにネイルを整えよう
- ネイルあり派もなし派も、ハンドケアで指先に清潔感を
- ネイルチップは、繰り返し簡単に装着できるのでコスパ◎
- ネイルサロンは、プロならではの凝ったデザインや耐久性の高さが魅力
- セルフネイルは、工夫次第で「低コスト」と「大満足な仕上がり」どっちも叶う!
- 結婚式ネイルのデザインは、どんな衣装にも合うシンプルで上品なものがおすすめ
当日自信をもって過ごすためにも、ぜひあなたに合ったネイルの方法を検討してみてくださいね!