前撮りの指示書は必要?理想の撮影をするために知っておきたい3つのポイントを紹介!

前撮りの指示書は必要?理想の撮影をするために知っておきたい3つのポイントを紹介!

この記事では前撮り撮影を控えたプレ花さん向けに前撮りの指示書について紹介します。前撮りの指示書とはどんなものなのか、わからない人も多いですよね。自分の理想の撮影をするために、前撮りの指示書の作り方や卒花さんの意見などをまとめました。

目次

  1. 前撮り撮影の指示書は必要?
  2. 前撮り撮影の指示書のデメリットとは?
  3. 前撮りの指示書の作り方を紹介
  4. 前撮り指示書を作る際に知っておきたい3つのポイント
  5. 前撮り指示書のテンプレートを利用してみよう
  6. 前撮り指示書を使用した卒花さんの体験談を知りたい!
  7. こんな前撮りの指示書は迷惑?NGな3つの注意点
  8. 前撮り撮影で人気のポーズ5選
  9. 「1分で振り返る」この記事のまとめ

結婚式のペーパーアイテムやムービー、式後も年賀状など幅広く活躍するのが前撮り写真です。楽しみにしているプレ花嫁さんも多い前撮りですが、撮影当日は慌ただしく過ぎてしまって「あのポーズも撮りたかったな…」なんて後悔するケースもあります。

そんな失敗を防ぐために、プレ花嫁さんのなかで定番になりつつあるのが「前撮り指示書」です。撮りたいポーズやイメージをまとめてカメラマンにお渡しするアイテムです。

この記事では、カメラマンに伝わる前撮り指示書の作り方やポイントを徹底解説します。お気に入りのショットがたくさん撮れるように、ぜひチェックしてみてくださいね。

前撮り撮影の指示書は必要?

前撮りの指示書とは、撮影したい写真のイメージをカメラマンと共有するためのシートです。SNSやネットからイメージに合う写真を集めて作成するプレ花嫁さんが多いようです。

前撮り指示書は、必ず必要というわけではありません。そもそも世界観に共感できるカメラマンを選んでいる場合や、自然体のふたりを撮影したい場合には、カメラマンにお任せするという選択もアリです。

しかし、少しでも理想のイメージがあるなら、前撮り指示書を用意して希望を伝えるのがおすすめです。少なくとも、スマホに保存した撮りたいイメージの画像を見せられるようにしておくと安心でしょう。

ここからは、理想が伝わる前撮り指示書の作り方のポイントを解説していきます。誤った伝え方ではカメラマン・新郎新婦どちらもやりづらい撮影になってしまう可能性があるので、しっかり確認していきましょう!

前撮り撮影の指示書のデメリットとは?

前撮り指示書を作る前に、注意が必要なポイントをご紹介します。多くのプレ花嫁さんに支持される前撮り指示書ですが、作成に時間がかかる点やポージングが偏りがちな点はデメリットと言えるでしょう。指示書を作成するうえで、どんなことに注意するべきか詳しく解説します。

指示書の作成に時間がかかる

指示書を作成するには、自分でポージングを考えてイメージ写真をネット上で探す作業が必要です。集めた写真をまとめてシートが完成するまで、意外と時間がかかることは覚えておくとよいでしょう。

新婦側の方がこだわりが強いケースが多く、作業の負担が偏ることもあります。結婚式の準備も新婦メインで進めている場合は、指示書に時間がかかりすぎて他の作業が滞らないように注意する必要があります。時間がかかることを想定して早めに指示書の作成を始めるか、本当に撮りたいポーズだけ厳選して時間をかけずにまとめるといった方法もありますよ。

ポージングが偏る

自分たちで考えたポージングだけでは、写真のパターンに偏りが出る可能性もあります。指示書どおりに撮ってもらうことにこだわりすぎて、カメラマンが提案できず全体の撮影枚数が減ってしまうケースも。

カメラマンは多くの前撮りを経験しているプロなので、おふたりの雰囲気や撮影場所にぴったりのポーズや構図を提案してくれます。撮りたいポーズを希望として指示書で伝えることは大切ですが、ある程度カメラマンにお任せすると自然なショットが撮れることも多いですよ

前撮りの指示書の作り方を紹介

指示書を作るには、スマホで作る・パソコンで作る・手書きで作るなどの方法があります。ここからは、それぞれの指示書の作り方をチェックしていきましょう。

スマホで作る方法

イメージに合う写真をスマホに保存して、カメラマンとの打ち合わせで共有する方法です。インスタグラムで写真を探すなら、保存機能を使うのもおすすめですよ。画面を見せながら口頭でイメージを伝える場合は、ポーズ・構図・ロケーションなど何がポイントなのか事前に整理しておくとスムーズでしょう。

LINEカメラなどの写真編集アプリを使って、写真+テキストを貼り付けしたシートを作成することもできます。作成したシートは事前にカメラマンにLINEやメールで共有しておくか、コンビニのマルチコピー機などで印刷して持参するのがおすすめです。「やりたいこと」を伝えるのも大切ですが、逆に「やりたくないこと(キスシーンなど)」を伝えるプレ花嫁さんもいますよ。

パソコンでつくる方法

パソコンでWordやExcelなどを使用して、写真とコメントをまとめる方法です。イメージに合う写真と一緒に、ポーズ・構図・ロケーションなど重要なポイントをコメントします。量はA4程度でまとめるのが、伝わりやすいのでおすすめです。作成したシートは事前にカメラマンにLINEやメールで共有しておくか、印刷して持参しましょう。

手書きで作る方法

紙に写真やコメントを手書きでまとめる方法です。指示するポーズが多すぎるとカメラマンも新郎新婦も撮影に集中しにくくなるので、A4用紙くらいの情報量がおすすめですよ。

前撮り指示書を作る際に知っておきたい3つのポイント

前撮り指示書を作る際のポイントは3つです。ポイントを意識しながら作成することで、カメラマンに伝わりやすい指示書になりますよ。

ここがポイント!
  • 簡潔に伝えること
  • ポーズは少なめにすること
  • ロケーションは必ず指定すること

それぞれ詳しく説明していきます。

簡潔に伝えること

まず、指示書では要望を簡潔に書くことを意識しましょう。イメージの写真を載せるだけでなく、ポイントはアングルなのか・ポージングなのかコメントでわかりやすく伝えましょう。

前撮り指示書の目的は、希望どおりの写真を撮ってもらうことです。そのためには、あなたの理想をカメラマンに伝えることが大切です。打ち合わせ時間が十分に取れないこともよくあるので、短い時間でも指示書の意図がすぐに読み取れるように意識して作成してみてくださいね。

ポージングは少なめにすること

指示するポージングは、できるだけ厳選して数を絞るのがおすすめです。指示書の内容が多すぎると、カメラマンの経験を活かした撮影ができず結果的に全体の撮影枚数が減ってしまうこともあります。

前撮りの経験豊富なカメラマンは、新郎新婦の人柄やロケーションの雰囲気を活かした映えるポージングにも詳しいことが多いです。ある程度カメラマンにもお任せすることで、良い提案をしてもらえる可能性が高いですよ。

ロケーションは必ず指定すること

ロケーション撮影なら、どんな場所で撮りたいのか希望を必ず共有しましょう。指定しておくと、そのロケーションでのカットが増えて理想の写真を撮れる可能性が高くなります。

ロケーション撮影ではカメラマンが事前に撮影ルートを組むはずなので、当日急にお願いしても叶わないこともあります。スムーズに撮影を進めるためにもロケーションの指定は事前に相談しておきましょう

前撮り指示書のテンプレートを利用してみよう

前撮り指示書を作るポイントは理解出来ても、実際に自分で一から作るのは不安ですよね。ここからは、伝わる指示書が簡単に作れるテンプレートをご紹介します。

①コンセプトロケーションの美しさと二人の全身が写る自然なポーズの写真
②イメージ写真
③要望
  • ドレスの全身を写してほしい
  • 二人の自然な笑顔を希望
  • ロケーションの指定はなし
④注意点
  • 真正面の写真ではなく、自然な雰囲気を写真に残したいです
テンプレート例の解説

①コンセプト(撮影の希望イメージ)

まずは簡潔にどんな写真が撮りたいのか記載します。ロケーションなのかポージングなのか、はっきり明記しましょう。(例:ビーチで夕陽をバックに全身を撮影・プロポーズ風のポーズ・手元のリングショットなど)

②イメージ写真

あなたのイメージに近い写真を載せましょう。多くても2〜3枚以内に収めるとすっきり見やすいシートになります。

③要望

お二人からカメラマンへの要望を、より詳しく伝えます。箇条書きで簡潔に記載すると伝わりやすいです。(例:全身/上半身のみ/正面/横からなどアングルの指定・使用する小物・ロケーションの指定有無/雰囲気の要望など)

④注意点

カメラマンに注意してほしい点があれば記載しましょう。やりたくないことや写真うつりのクセ(表情が固くなりがち・笑うと目がなくなるなど)を記載しておくと、撮影時に配慮してもらえますよ。

前撮り指示書を使用した卒花さんの体験談を知りたい!

これから前撮り指示書を作るプレ花嫁さんは、実際に指示書を作って前撮りをした卒花さんたちの体験談がとても気になりますよね。そこで、今回はSNSで卒花さんの前撮り指示書エピソードを探してみました!前撮り指示書の成功例だけでなく、ちょっと後悔した話もご紹介するので、リアルな卒花さんたちの体験談を参考にしてみてくださいね。

〈指示書を作らなかった卒花さん〉

世の中の花嫁さんたちは前撮り指示書とか作ってるんだね…すごい…こだわりないけど2着着ときたい〜
お辞儀ショットだけはしときたいね〜くらいだったからほぼカメラマンさんにお任せだったし、ヘアアクセサリー?とかもほとんどお任せしてしまった…
式はもう少し下調べとかしよ。

出典: Twitter(@mmmm_wedさん)

5時間くらいかかったけど、カメラマンさんにおまかせな感じで進んでたから、撮ってほしいポーズを2つ言いそびれしまったのが後悔(*_*;むしろ、それが前撮りで撮りたくて、式場に一目惚れしたのに…また撮りたい(;_;)<br>当日はある程度指示書を作っておこう。笑

出典: Twitter(@l0veR0cKさん)

もちろん指示書がなくても、相手はプロなので前撮りは順調に進みます。ただ、ドレスや和装でプロのカメラマンに撮ってもらえる機会は多くないので、後悔のないように絶対に撮りたいポーズだけでも指示するのはアリですね。

前撮り指示書は作らなかったけど、こんな感じの写真を撮ってくださいってスマホ見せただけでも大丈夫だった。扇子プロップスや和装ガーランドの手作り小物を使って撮ってくれて大満足!

出典: Twitter(@pocochan21さん)

指示書という形でなくても、スマホに参考写真を保存して対応した卒花さんも。指示書を作る時間がない忙しいカップルも、これならチャレンジできそうです。

〈指示書を作った卒花さん〉

来週の前撮りにむけて、花嫁さんのポーズ参考にさせて頂いて前撮り指示書頑張って作った
まるまる一日かかった、疲れた

出典: Twitter(@_____kurokumaさん)

まだ前撮りの指示書を作ってる
あとはヘアメイクのページだけ!作るの予想以上に大変だった〜〜
写真貼り付けてコメントつけただけ( ´•ᴗ•ก )
ちゃんと眉毛はアーチ形でさとみにしてくれって書いた
うるさすぎないか心配

出典: Twitter(@ringsp0425さん)

前撮り指示書作ってるけど疲れる、、
仕事でもマニュアル作りあんまり好きじゃない、、笑
でも作らないと絶対後悔するもんなぁ

出典: Twitter(@negitorocha__nさん)

指示書を作った卒花さんの声で多かったのは、「時間がかかる」「大変・疲れる」というものでした。細かい作業が好きではない人には、辛く感じてしまうこともあるようです。でも、みなさん理想の前撮りを叶えるために頑張って作業した様子が伝わってきますね!

結婚式の前撮りデータ届いた
やりたいこと沢山指示書に詰め込んで大満足の出来で嬉しい〜☺️✨

出典: Twitter(@photokozuさん)

こちらは前撮り指示書どおりに撮影ができた卒花さんの喜びの声です。カメラマンとしっかりイメージの共有ができると、楽しい撮影になりそうですね。

こんな前撮りの指示書は迷惑?NGな3つの注意点

指示書のなかには、カメラマンが困ってしまう内容も…。特に、具体性がない指示・急な撮影プランの変更・多すぎる小物には注意が必要です。スムーズに撮影を進めるためにも、避けたほうがよい指示書の内容についてチェックしていきましょう。

具体性のない指示書

例えば参考写真を貼り付けただけのものや「全身を撮る」など大まかすぎるものは、指示の意図が伝わりづらいためカメラマンを困らせてしまいます。細かい希望が伝わらないと、思いどおりの写真が取れずに後悔する可能性もありますよ。「どんなポーズなのか」「どんな角度なのか」「どんな場所なのか」など、伝えたいことはしっかり簡潔に記載しましょう。

急な撮影の変更

前撮り指示書は事前にメールなどでカメラマンに共有しておくことが多いですが、撮影当日になって急に内容を変更するのは迷惑になる可能性があります。小物を変える程度の変更なら対応できますが、ロケーションの変更など大きな変更は対応できないことも多いですよ。

多すぎる小物

前撮りで使用したい小物が多すぎると、小物に気を取られて撮影がスムーズに進まないことがあります。持ち運びや管理も大変になるので、たくさんの小物を持参するのはおすすめできません。ロケーションに合わせた小物をカメラマンが用意してくれる場合もあるので、自分で持参する小物は2〜3点程度にするのが良いでしょう

前撮り撮影で人気のポーズ5選

前撮り指示書を作るとき、他の花嫁さんたちが前撮りでどんなポーズを選んでいるのか気になりませんか?そこで、今回はインスタグラムで見つけたトレンドや定番の人気ポーズを5つ紹介します。実際に卒花さんたちが撮った写真をご紹介するので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

人気ポーズ①:見つめ合ったポーズ

 
 
 
 
 
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Luana Photo ♥︎ 小樽・札幌前撮り(@luana.photo_wedding)がシェアした投稿

ふたりが見つめ合うポーズは前撮りでとても人気があります。定番ですが、ロケーションにこだわることで唯一無二の写真になるので、カメラマンさんとも相談しておふたりらしい1枚を撮ってもらいましょう。

人気ポーズ②:プロポーズをイメージしたポーズ

 
 
 
 
 
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ウェディングドレスTousLesDeux(@tous_les_deux_ginza)がシェアした投稿

前撮りではプロポーズを思い出すようなショットも人気です。結婚式前の今しか撮れない初々しい写真なので、ぜひ記念に残しておきましょう。小物は指輪が定番ですが、花などもおすすめです。

人気ポーズ③:二人で並んだポーズ

 
 
 
 
 
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ふたりで並んだポーズも定番です。和装なら並んで座って撮るのもおすすめですよ。結婚式では全身の写真をなかなか撮れないので、衣装を記念に残しておくのもよいでしょう。子供やペットがいる場合は、みんなで並んで撮るのもほっこりしますね。

人気ポーズ④:手と指輪をメインにしたポーズ

 
 
 
 
 
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幸せの象徴である婚約指輪をメインにした「リングショット」もトレンドです。結婚式ではゆっくり手元まで撮影できないことも多いので、ぜひ前撮りで残しておきましょう。こだわりのネイルを記念に残したいプレ花嫁さんにもおすすめです。

人気ポーズ⑤:後ろ姿

 
 
 
 
 
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國分 明子 Akiko Kokubu(@akiko.room)がシェアした投稿

和装でも洋装でも人気が高いのは、後ろ姿ショット。こだわって選んだ衣装は、後ろ姿まで綺麗に写真に残しておきたいですよね。衣装に合わせたロケーションを選ぶことで、より華やかで素敵な1枚になります。

「1分で振り返る」この記事のまとめ

記事のまとめ
  • 前撮りの指示書は、理想のイメージをカメラマンと共有するためのシート
  • 指示書には、参考写真や要点を簡潔にまとめたコメントを記載する
  • 指示するポーズはできるだけ数を絞って、具体的な説明を心がけると伝わりやすい

最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事では、結婚式前撮りの指示書について作り方や大切なポイントを解説しました。伝わりやすい指示書のコツをおさえて、ぜひ理想の前撮りを叶えてくださいね。