前撮りで着るドレスをどのように用意しようか、悩んでいる花嫁さんも多いのではないでしょうか。前撮り写真は一生残るものなので、ドレス選びには後悔したくないですよね。ドレスを用意するには、レンタルもしくは購入する方法が挙げられます。
レンタルか購入か「どちらの方が安いんだろう?」「どちらの方が自分に合ってるんだろう?」「先輩花嫁さんはどうしたんだろう?」と疑問が湧いてきますよね。
そこでこの記事では次のような内容について解説したいと思います。
- 前撮りのドレスはレンタルと購入どちらにすべき?
- 前撮りのドレスをレンタルする場合のメリット・デメリット
- 前撮りのドレスを購入する場合のメリット・デメリット
- 【状況別】前撮り用ドレスを安く用意する方法
前撮りのドレスはレンタルと購入どちらにすべき?
前撮りドレスを用意する場合、基本的にはレンタルか購入のどちらかになります。一体どちらを選ぶのがベストなのか?次に記載する判断基準や、先輩花嫁さんのアンケート結果を参考に検討してみてください。
前撮り経験者へのアンケートでは85%がレンタル派
前撮りを経験した先輩花嫁さんに実施されたアンケートによると、レンタルが85%、購入が12%という結果でした。
また、レンタルと購入の平均費用に関しては、レンタルが21.7万円、購入が23.6万円となり、わずかながらレンタルの方が安いという結果に。「購入の方が圧倒的に高い」というイメージを持つ方も多いと思いますが、案外金額差は小さいようです。(出典:結婚スタイルマガジン「ウェディングドレスは購入とレンタル、どっちがお得?それぞれの費用やメリットは?」)
アンケート結果から、
- 購入とレンタルではレンタルする人が多い
- 費用はレンタルしたほうが安い
ということがわかりました。
しかし、人によっては購入した方が安く済ませられるケースや、メリットが大きい場ケースもあります。例として、レンタルと購入、それぞれがおすすめと言える代表的なケースをご紹介します。
前撮りのときしか着ないならレンタルでOK
前撮り以外で同じドレスを着る予定がないなら、レンタルがおすすめです。理由としては同じドレスを2回以上レンタルする場合、費用が高くつく可能性があるからです。
レンタルする場合、ヘッドドレスやアクセサリーなどの小物もセットで借りられることが多いので、準備に割ける時間やお金がない人にもおすすめです。前撮りドレスをレンタルした場合のメリットは後述します。
今後も使いたいなら購入もおすすめ
前撮り以外でも同じドレスを着たい場合は、購入するのがおすすめです。例えば結婚式や二次会、後撮りでも同じドレスを着たい場合などが挙げられます。また汚れる可能性が高いロケーション撮影(海や山など)ではレンタル衣装では撮影ができない可能性があります。
何度か前撮りをしたい方や、レンタル衣装では撮影ができない場所での前撮りをしたい方にはドレスを購入するのがおすすめです。前撮りドレスを購入した場合のメリットは後述します。
いかがでしょうか?これらに当てはまる方には、レンタルと購入どちらが自分に合っているか判断いただけたかと思います。
しかし、「どちらを選べばよいか、まだしっくりこない」という方もいらっしゃるかもしれません。続いては、レンタルと購入のそれぞれのメリット・デメリットをご紹介しますので、それぞれを比較検討し、より自分に合った方を選んで板だたいと思います。
レンタルするメリット・デメリット
ここからは、レンタルと購入それぞれのメリット・デメリットについて紹介しますので、ご自身の希望や状況、予算に合わせてチェックしてみてください。
前撮りドレスをレンタルする場合のメリット
まず、レンタルのメリットをいくつか紹介しましょう。
憧れブランドのドレスを手軽に着ることができる
ドレスを調べているうちに憧れのブランドドレスを見つけた方もいらっしゃるのではないでしょうか。憧れはあるもののお値段も高く、節約したい花嫁さんにとっては悩むポイントですよね。
普段なかなか手が出ないブランドのドレスも、レンタルならリーズナブルに着られる可能性があります。また小物との組み合わせなどプロがコーディネートしてくれる点も、レンタルならではの安心感があります。
保管の手間がかからない
レンタルする場合、その場で着てその場で脱いで帰ることができる「手軽さ」があります。ドレスを着た後のクリーニングや管理をする手間がなく、保管場所を考える必要もありません。
忙しい結婚式準備中に前撮りを実施する方も多く、保管・管理の手間がかからないレンタルは楽でありながら、費用を抑えることができます。
前撮りドレスをレンタルする場合のデメリット
続いて、レンタルのデメリットを見ていきます。
再度使うことができない
前撮りで借りたドレスはレンタルなので、基本的には着られるのは一度きり。なかなかもう一度着る機会はないでしょう。
もし前撮り写真が思うような感じではなかった…もう一度借りたい…と思っても、同じドレスが他の人に借りられている等スケジュールが合わず着られない場合もあります。万が一レンタルできたとしても、更にレンタル料金が発生してしまいます。
このように2回以上レンタルする場合は、購入よりも費用が高くつく可能性があります。結婚式本番や二次会など、別の機会でも着るなら購入を検討しても良いかもしれません。
気に入るデザインがなかなか見つからないことも
レンタルの場合、限られたデザインの中から探すことになるので、気に入るデザインが見つからない可能性もあります。もしドレスに強いこだわりがあれば、妥協しなければいけない場合もあるかもしれません。
またレンタルなので同じドレスを着る人もいます。他の人とデザインが被ってしまう点も、気になる人は気になるかもしれませんね。
以上を踏まえ、ドレスをレンタルするのがおすすめな人は以下のとおりです。
- 憧れのブランドドレスをリーズナブルに着たい
- ドレスと小物の組み合わせなどはプロにお任せしたい
- ドレスや小物の準備は面倒、なるべく手間をかけたくない
- 結婚式準備や仕事などで忙しく、準備に時間をかけられない
- 前撮りドレスを着るのは一度だけ
- ドレスに強いこだわりはない
では続いて前撮りドレスを購入した場合のメリット・デメリットについて紹介します。
購入するメリット・デメリット
前撮りドレスをレンタルする場合には、上記のようなメリット・デメリットがあります。では、購入した場合のメリット・デメリットについても紹介します。
前撮りドレスを購入する場合のメリット
購入する場合のメリットから確認していきます。
結婚式や他のシーンでも着用できる
購入したドレスは自分だけのドレスになるので特別感もあり、いつでも自由に着ることができます。例えば結婚式本番や二次会、違う場所でのロケーション撮影、ハネムーン先での撮影、結婚式後の後撮りなど自由がききます。
レンタルの場合、その都度費用を払う必要がありますが、何度も着る機会があるなら購入した方がかえって安上がりになることもあります。
格安でドレスを用意できることもある
ドレスを購入する場合ドレス専門店の他にも、ECサイトやフリマサイトでも販売されているので選択肢が非常に多いです。
特にフリマサイトの場合は格安で販売されていることも珍しくありません。出品者との交渉次第では、値下げしてもらえる可能性もあります。とにかく費用を抑えたい人はレンタルよりも購入した方が安上がりになる可能性があります。
前撮りドレスを購入する場合のデメリット
続いて、購入する場合のデメリットです。
手配や保管の手間がかかる
ドレスの手配はもちろん、新郎の衣装も手配する必要があります。どれにするのか、どこで買うのか、全て自分たちで決めなくてはいけませんし、決して安い買い物ではないので吟味してしまい、準備に時間がかかってしまう可能性もあります。
また購入後もドレスを保管するために場所を確保しなければいけませんし、ドレスは普段着ている洋服とは素材が異なるので、取り扱いにも注意が必要です。購入するなら購入後の管理までできるかどうかまで、しっかり考えてから購入するのがおすすめです。
小物の用意も自分でする必要がある
購入する場合ドレス単体で販売されていることが多いので、シューズや小物など別で用意する必要があります。ヘッドドレスやイヤリングなどのアクセサリー、グローブ、ベール、ブライダルインナーなどドレスに合わせる小物はとても種類が多く、コーディネートも自分で考える必要があります。
ひとつひとつの小物にこだわることができる反面、初めてのドレスコーディネートに頭を悩ませることになるかもしれません。
またガーランドや扇子など撮影で使用したい小物も用意するとなると、準備するアイテムが膨大になってしまいます。もし直前になって何か足りないことに気づいても、間に合わない可能性があるので前もって準備を進めたいですね。
以上を踏まえ、ドレスを購入するのがおすすめな人は以下のとおりです。
- 前撮り以外でもドレスを着る
- とにかく節約したい
- ドレス選びや手配にじっくり時間をかけられる
- 小物のひとつひとつにこだわりたい
では続いて、状況別に合った前撮りドレスを「安く」用意する方法について紹介します。
【状況別】前撮り用ドレスを安く用意する方法
以上を踏まえて、レンタルと購入、それぞれおすすめの用意方法を紹介します。特に「費用を抑えたい方」は是非チェックしてみてください。ご自身の気持ちや状況に応じて検討してみてください。
費用を抑えてレンタルしたいなら格安ドレスレンタルショップへ
コストを抑えたいなら、格安でドレスレンタルを専門に行っているショップを利用するのがおすすめです。全国チェーンのショップや、配送を行ってくれるショップもありますよ。(参考:ウェディングニュース「ウェディングドレスを格安でレンタル♡全国の10万円以下おすすめショップ19選」)
安くてもデザインにこだわったものが多く取り揃えられているので、価格もデザインも妥協したくない!という方もきっと満足できるはずです。
とにかく安く購入したいならECサイトをチェック
リーズナブルに前撮りするためのドレスを探す際は、楽天市場やヤフーショッピングなどのECサイトをチェックするのがおすすめです。ドレス専門店なども多数出店しており、バリエーションも非常に豊富です。
ただし実物を見られないのが通販のデメリットなので、事前に口コミや評価は要チェックです!さらに値段を抑えるなら、メルカリなどのフリマサイトもおすすめです。出品者への交渉次第では、値下げをしてもらえる可能性があります。
レンタルか購入か悩むならまずはドレス選びを
レンタルと購入、どちらにしようか悩むなら着たいドレスを先に見つけてみるのはいかがでしょうか。
検索エンジンなどで「前撮り ドレス」と検索してみれば、たくさんのドレスが表示されます。検索する場合には「カジュアル」「ガーリー」「ナチュラル」など希望のテイストや、「リボン」「チュール」「サテン」などお好みの素材の単語を入れて検索すると効率的に調べることができます。
もし好みのドレスがわからない場合は、骨格診断などを受けてみて、自分の骨格に合ったドレス選びをしてみるのもおすすめです。他にもドレスショップやブライダルフェアに足を運んでみるのもおすすめです。どれも見学や来店だけなら無料なので、気軽に行くことができます。
自分の好みを大切にするのはもちろん、第三者目線で自分に似合っているドレスはどんなものなのか、スタジオやフェアに行ってプロにおすすめを聞くという方法もあります。着たいドレスが明確になることで、レンタルするべきか購入するべきか、明確になるはずです。
「1分で振り返る」この記事のまとめ
さて、今回は前撮りのドレスについてレンタルと購入それぞれのメリット・デメリットを中心に紹介してきました。最後にこの記事のポイントをおさらいしておきましょう。
- 前撮りドレスはレンタルもしくは購入する方法がある
- 前撮りしか着ないならレンタルがおすすめ
- 前撮り以外でも着るなら購入がおすすめ
- 経験者である先輩花嫁はレンタルしていた人が多
前撮りドレスの2つの手配方法である「レンタル」と「購入」のメリットとデメリットは次の通りです。
- メリット:憧れブランドのドレスが手軽に着られる・保管の手間がかからない
- デメリット:再度着ることができない・気に入るデザインが見つからないことも
- メリット:結婚式や他のシーンでも着られる・ECサイトやフリマサイトを経由して格安で用意できる
- デメリット:手配や保管の手間がかかる・小物の用意も自分でする必要がある
撮影した前撮り写真は、結婚式でのペーパーアイテムや会場装飾、ウェディングムービー、年賀状などに取り入れる方も多いはずです。一生の思い出に残る写真になるはずなので、安く抑えつつ後悔のないドレス選びができるといいですね!ぜひこの記事が参考になれば幸いです。