プロフィールムービーに使う曲数と長さってどれくらい?楽曲選びのポイントを解説!

プロフィールムービーに使う曲数と長さってどれくらい?楽曲選びのポイントを解説!

プロフィールムービーを作るとなると、写真を集めたり字幕に入れるコメントを考えたり、もう大忙しです。また、音楽はプロフィールムービー全体の印象を決めるので曲選びにも悩むところ。今回は、プロフィールムービーを作るために必要な曲数と、プロフィールムービーの一般的な長さについて紹介します。

目次

  1. プロフィールムービーの一般的な長さ
  2. プロフィールムービーの構成
  3. プロフィールムービーに使う一般的な曲数
  4. プロフィールムービー楽曲の選び方のポイント
  5. まとめ

プロフィールムービーの一般的な長さ

披露宴や結婚式の二次会で上映する、プロフィールムービー。お二人の生い立ちや出会い、結婚までの道のりをゲストに紹介するために用いられる、大変人気の映像演出です。

プロフィールムービーの一般的な長さは平均5分程度が一番多く、一つの目安となっています。式の時間や予定の詰まり具合などにもよりますが、5〜7分程度であればご来賓の方々も疲れることなく見ることができるでしょう。

プロフィールムービーは通常、新郎新婦がお色直しをする時に使われることが一般的です。ゲストは、新郎新婦のお色直し中に他のゲストと話したり、お化粧室に立ったり、お食事を楽しみます。

そのため、プロフィールムービーが長すぎるとゲストが休む間も無く新郎新婦の入場となってしまい、ゲストを拘束してしまいます。そんな事態を避けるためにも、プロフィールムービーの長さには配慮をする必要があります。

短ければ記憶に残りにくかったり、トイレなどで離席中の方がいた場合に全く見れない可能性が高くなります。かといって長ければ飽きられてしまいますので、プロフィールムービーの長さは「ゲストの動線」を考えて調整しましょう。

プロフィールムービーの構成

一般的にプロフィールムービーは次の5つのパートで構成されます。

プロフィールムービーの基本構成

  1. 冒頭パート
  2. 新郎パート
  3. 新婦パート
  4. 二人パート
  5. 締めパート

それぞれのパートについてご説明します。

冒頭(オープニング)パート

ムービーの冒頭は、披露宴の日付や新郎新婦名、かんたんなメッセージを表記したオープニングパートでスタートします。時間にすれば数秒から十数秒程度ですが、多くの場合はこのオープニングパートから音楽を流し始めるため、出だしの1曲目はムービー全体の第一印象を決めることになります。(まれに新郎パートから音楽をスタートする方もいます)

新郎パート

オープニングパートに続いて、新郎の生い立ちと成長の過程を紹介する新郎パートに進みます。男性ならではの楽曲選びがポイントです。日頃照れくさくてなかなか伝えられない感謝を伝えるメッセージソングを選んでみるのも良いでしょう。

新婦パート

続いては新婦パート。結婚式はやはり女性が主役ですからプロフィールムービーのなかでも最も会場ゲストの感動を誘うのはこの新婦パートです。多くの場合、新婦パートでは女性アーティストの楽曲が使用されます。

おふたりパート

いよいよプロフィールムービーのハイライト、おふたりのパートです。新郎と新婦の出会いに始まり、二人のこれまでの歩みを振り返ります。新郎パートや新婦パートと違い、ゲストの誰も知らないおふたりだけの思い出やエピソードを紹介していきます。

締めパート

ムービーのラストは、新郎新婦のおふたりから披露宴会場のゲストへ向けたメッセージパートです。「二人で笑顔あふれる幸せな家庭を築いていきます」「これからもよろしくお願いいたします」といったコメントとともにムービーを締めくくります。

いかがですか?ムービーの流れをイメージしていただけたでしょうか?

プロフィールムービーに使う一般的な曲数

結婚式のプロフィールムービーに使う曲の長さや曲数も気になりますね。実際にプロフィールムービーを数本見て調べてみました。動画URLと一緒にご紹介します。

一般的に、多くのプロフィールムービー制作会社では2〜3曲を推奨しているところが多く、2曲と3曲での違いは新婦パートのみ別の楽曲を使用するかどうかという点です。

「どうしても新婦パートに使いたい曲があるけれど、新郎パートや二人パートにはマッチしない」といった場合には3曲構成を選びましょう。3曲構成にする場合、新郎と新婦それぞれ自分のパートに好みの曲を選ぶことができる点がメリットです。

一方で、楽曲数が多すぎるとムービーをご覧になるゲストの注意が音楽の切り替えに向きすぎるという懸念もあります。新郎新婦に強いこだわりがない場合には2曲での構成をおすすめします。

楽曲の構成パターンは次の通りです。

2曲の場合

2曲使う場合は、新郎・新婦の生い立ちパートに1曲、お二人の出会いから結婚までのパートに1曲を充てる形が一般的です。生い立ちのシーンからお二人のラブストーリーに切り替わるタイミングで曲も変わるため、こちらもゲストにとって流れを追いやすく大変おすすめです。

2曲構成の例

  • 1曲目:冒頭パートから新婦パートまで
  • 2曲目:二人パートから締めパートまで

プロフィールムービーで両親に感謝を伝えたいという新郎新婦さんは、生い立ちパートで両親への感謝を、お二人のパートでは自分たちらしさの溢れる曲が選ばれるケースが多いようです。

3曲使う場合

3曲使う場合は、新郎パート・新婦パート・お二人のパートのそれぞれに1曲ずつ使うパターンです。映像の切り替わりと曲の切り替わりが揃うため、ゲストにも分りやすいのが最大の利点!また、お互いの好きな曲や思い出の曲をふんだんに詰め込むことができます。

3曲構成の例

  • 1曲目:冒頭パートから新郎パートまで
  • 2曲目:新婦パートのみ
  • 3曲目:二人パートから締めパートまで

1曲で構成するのもアリ!

全体を通じて1曲で構成するメリットは、まとまりのあるプロフィールムービーとなることです。途中で曲をフェードアウトさせて、新郎新婦インタビューやトークを挟み、またフェードインさせるというテクニックが使えます。

この方法なら、プロフィールムービーの時間を自在に調整することができるため、用意する曲は1曲だけでも見やすく、心に残りやすい動画にすることが可能です。

この方法は、曲が少ない場合だけでなく、写真の枚数が少ない場合にも使えます。サイレント部分を使って、メッセージを伝えるのも定番のテクニックです。

今回ご紹介した動画は、これまでのタイプとは異なり、最初から最後までしっとり系の曲で構成されています。曲数が1曲で、こういったおとなしめの曲を選ぶと、気持ちのこもったメッセージ性の強い動画になります。

プロフィールムービーに使う楽曲数や長さをイメージいただけたかと思います。ぜひこれらの動画を参考にしてみてくださいね。

プロフィールムービー楽曲の選び方のポイント

プロフィールムービーの構成と楽曲数を決めたら、いよいよ楽曲選びです。ここからは、プロフィールムービーにぴったりの楽曲を選ぶために押さえておきたいポイントをお話します。楽曲選びのとっかかりがつかめないという方向けに解説した内容になっていますのでぜひ参考にしてください。

雰囲気とコンセプトを決める

使用する楽曲数を決めたら、続いてはプロフィールムービーの上映を通して演出したい雰囲気やコンセプトについて考えましょう。ムービーに使用する楽曲によって会場の雰囲気やゲストの感情はガラリと変わるものです。

おふたりの結婚披露宴では会場をどんな雰囲気にしたいですか?

「アップテンポな楽曲で楽しく盛り上がる披露宴にしたい」「しっとりとしたバラードで感動的なムードを作りたい」「年配のゲストが多いのでゆったりと落ち着いた雰囲気にしたい」というように、先輩カップルもそれぞれの望む雰囲気やコンセプトを決めて楽曲を選んでいます。

こうした雰囲気やコンセプトを決めることがムービーの楽曲を選ぶ基準となります。いま一度おふたりならでは披露宴のコンセプトを再確認しましょう。

邦楽にするか、洋楽にするか

雰囲気やコンセプトと同じくらいプロフィールムービーの印象を左右するのが邦楽か洋楽か、という点です。新郎新婦の好みによって判断が分かれます。

ちなみに、ナナイロウェディングで制作したプロフィールムービーの実績では、邦楽を使用するカップルが圧倒的に多く、およそのイメージでは邦楽8割、洋楽2割くらいです。

洋楽にするメリット

洋楽にすることでムービーの雰囲気がおしゃれになるという方もいます。雰囲気作りのひとつとして洋楽を選ぶのも良いでしょう。また、洋楽を使用することでムービーをご覧になるゲストの方が歌詞を気にせず映像に集中しやすくなる傾向があるようです。

洋楽にするデメリット

洋楽を使用した場合、邦楽とは違って歌詞の力でゲストをムービーに引き込むことは難しいと言えます。歌詞のメッセージ性を借りてムービーの演出効果を高めたいという方には洋楽はおすすめできません。

歌詞をチェックする

プロフィールムービーの雰囲気や楽曲数を決め、候補となる楽曲をいくつかピックアップした段階で、できればやっておきたいのが歌詞のチェックです。

過去の恋愛や悲しい別れなどが歌詞に盛り込まれている楽曲は結婚披露宴にはそぐわないため避けたほうが良いでしょう。特に洋楽の場合は気づかないうちにこうした歌詞を含む楽曲を選んでしまうことがあります。過去の事例では、しっとりと感動的な雰囲気の洋楽バラードを選んだつもりが、実は親しい人との死別を歌った楽曲だったというケースもありました。

「歌詞なんて気にしすぎる必要はない」という意見もありますが、このあたりは新郎新婦のおふたりで相談して決めていただければ良いと思います。

楽曲の長さとサビの配置を考慮する

最後にご紹介するポイントはプロフィールムービーで使用する楽曲の尺(長さ)とサビの配置を考慮することです。やや高度な内容ですが、せっかく考え抜いて選んだ楽曲のサビがムービーに収まらなかったということは避けたいものです。

どうしてもムービー内で使用したいサビや歌詞がある場合は、その曲が使用するムービーパートに収まるかどうか映像の尺と楽曲の尺をチェックしておくことをおすすめします。

ここまでプロフィールムービー楽曲の選び方のポイントを解説しました。あらためて内容をまとめておきます。

楽曲選びで押さえておきたいポイント
  • プロフィールムービーの構成を知る
  • 曲数を決める
  • 雰囲気とコンセプトを決める
  • 邦楽にするか、洋楽にするか
  • 歌詞をチェックする
  • 楽曲の長さとサビの配置を考慮する
 

必ずしもすべてを順番にやる必要はありません。好きな楽曲をいくつかピックアップした後、これらのポイントをチェックしていく方法でも良いでしょう。ここでご紹介したポイントを押さえつつ、おふたりで相談しながら楽曲選びを進めてみてください。

まとめ

今回はプロフィールムービーに使う一般的な曲数や長さについての解説と楽曲選びのポイントをを紹介しました。お気に入りの曲をたくさん詰め込むも良し、これぞ!といった1曲に思いを乗せてゲストを魅了するも良し。お二人の理想のイメージにあわせた曲選びをしてみてくださいね。

先輩カップルがプロフィールムービーでどんな楽曲を使っているか知りたいという方は2022年版!結婚式プロフィールムービーおすすめ曲リストもぜひご覧ください。

この記事を書いた人
プレハナ編集部
プレハナを運営するナナイロウェディングは年間5,000本以上の結婚式ムービーを制作する、国内トップクラスのウェディングムービー制作サービスです。多くの卒花さんのお声をもとに、結婚準備を進めるプレ花嫁さんの役に立つ情報をご紹介しています。