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披露宴会場に新郎新婦が入場するシーンはゲストの注目が最も集まる結婚式のハイライトのひとつですよね。ゲストの中にははじめて新郎や新婦を目にする方もいらっしゃるはずですので、お二人の第一印象が決まる場面でもあります。同時に、開宴を告げる大切なオープニングシーンですので、その日の披露宴のムードを決定づける場面とも言えますよね。
入場シーンにどんなBGMや楽曲を流すかということは、思いのほか重要です。そこで今回は、結婚披露宴の入場シーンにおすすめの楽曲をまとめてご紹介します。BGMがなかなか決まらない‥!というカップルはぜひ参考にしてください。
入場シーンBGM選びのポイント
まずは披露宴の入場シーンBGMを選ぶときのポイントをいくつかご紹介します。披露宴のスタートである新郎新婦の入場だからこそ気を配りたい注意点を理解しましょう。
1.明るい曲を選ぶ
入場シーンはパーティーの開宴を告げるオープニングですので、明るい曲を選ぶことをおすすめします。
感動的な披露宴にしたい!両親や友人への感謝を伝える披露宴にしたい!というカップルは、しっとりとした感動系バラードを選びたくなるかもしれません。しかし、そういった感動の場面は披露宴の後半に配置するようにしましょう。披露宴は、お二人を祝福するために集まってくれたゲストをおもてなしする場です。
パーティーの開宴となる入場シーンの曲は明るさ、華やかさ、盛り上がりといった点を押さえた選曲を心がけましょう。
2.イントロが勝負
入場シーンのBGMは披露宴会場の入場扉がオープンすると同時に流し始め、お二人が会場に入ってから高砂まで練り歩くわずかな時間だけ使用することになります。時間にしておよそ2〜3分ですので、曲のイントロから半ばまでを使用することになります。特に、新郎新婦が会場に入場するイントロ部分はゲストにとってのお二人の印象を大きく左右します。
入場シーンには、イントロが特徴的な曲や前半部分にサビや盛り上がりがある曲を選ぶことをおすすめします。
3.楽曲の長さに気を配る
さきほどご説明したように入場シーンのBGMはおよそ2〜3分の間流し続けます。少なくともお二人が高砂に着座するまでの間には終わらないBGMを選びましょう。ディズニー系の曲などは印象的なサビで誰もが知っているものが多い一方、短い曲もありますので注意が必要です。
短い曲をリピートして使用するという方法もありますが、BGMを聴くゲストがやや間延びした印象を持ってしまうリスクがあります。楽曲の長さには十分気を配るようにしてください。
それでは以上のポイントを踏まえて、披露宴の入場シーンにおすすめのBGMをご紹介してきます。
愛をこめて花束を/Superfly
ブライダルシーンの定番曲のひとつで、イントロの印象的なピアノとSuperflyのパワフルな歌唱力が披露宴会場を一気に盛り上げてくれます。暗転した会場でイントロのピアノ部分を流し、歌い出しと同時に会場の扉がオープンし、新郎新婦が入場するという使い方がおすすめ。会場ゲストのだれもが思わず笑顔になれる1曲です。
I LOVE…/Official髭男dism
2020年2月にリリースされたI LOVE…も結婚披露宴のさまざまなシーンで人気の高い楽曲です。TBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』の主題歌としても高い認知度があり、新郎新婦の入場シーンにもよく合います。アップテンポなイントロとともに入場すれば披露宴会場がパッと明るく盛り上がること間違いなしです。
Just You and I/安室奈美恵
Just You and I は、華やかなメロディと安室奈美恵の歌唱力が魅力の1曲で、披露宴の入場シーンでとても人気があります。
ウェディングベルのようなイントロとともに少し落ち着いた歌い出しから始まる楽曲で、曲の開始から1分頃にサビがくる構成です。入場して高砂へ練り歩く新郎新婦がちょうど披露宴会場のセンターあたりにタイミングで「君を抱きしめる時間を 君と生きていく未来を 信じていたい〜♪」というサビが流れるはずです。結婚式らしい華やかさを持ったおすすめの入場曲です。
瞬き/back number
この曲はイントロがなく、突然始まる曲です。冒頭の歌詞「幸せとは星が降る夜と眩しい朝が繰り返すようなものじゃなく大切な人に降りかかった雨に傘を差し出せることだ」と言う素敵な歌詞の後に、新郎新婦が登場する扉がバンッと開き、その後曲が流れる綺麗なオープニングをイメージ出来ます。back numberもこの曲も知名度はありますし、この曲が主題歌に起用された映画「8年越しの花嫁」のイメージも相まって、ウエディングソングにぴったりです。
恋/星野源
恋ダンスでおなじみの星野源の大ヒット曲です。イントロが流れるだけで会場がハッピーなパーティームードに染まること間違いなし!披露宴の冒頭からわいわいと盛り上がりたいカップルは、ぜひ入場曲に使ってほしいと思います。お二人の入場を迎え入れるゲストを満面の笑みに変えてくれるパワーがある1曲です。
にじいろ/絢香
「これからはじまる あなたの物語〜♪」という歌い出しが、まさに入場曲にぴったりです。ここ数年ブライダルソングでダントツの人気を誇る曲で入場シーンのBGMとしても安心して使うことができます。
曲の始まりから1分ほどでサビを迎える構成で、高砂へ向かうまでの短い時間でも十分に楽曲の魅力を伝えることができますね。楽曲全体で3分半ほどと短めの曲なので、お二人がちょうど高砂に着座するまでの間に1曲まるごと流し切ることもできそうです。ぜひ担当プランナーの方と相談して効果的に使ってみてくださいね。
One Love/嵐
きらびやかで楽しいメロディーのイントロが特徴的な嵐のヒット曲です。「百年先も 愛を誓うよ 君は僕の全てさ」というサビは、披露宴オープニングからゲストの心をグッとつかんで離さないパワーがあります。1分10秒〜1分50秒頃に最初のサビ、2分40秒〜3分頃に2回目のサビきますので、限られた時間で盛り上げてくれる入場曲としてにもバッチリです。
ハピネス/AI
美しいウェディングベルの音色とコーラスの合唱から始まるイントロが印象的な曲で、入場シーンをハッピーに盛り上げてくれる楽曲です。会場ゲストの手拍子を誘ってくれる軽快なリズムとAIのパワフルな歌声で、披露宴会場の祝福ムードがグッと高まります。
「君が笑えば この世界中に もっと もっと 幸せが広がる」「本当に君に 会えて良かった」というサビは、新郎新婦がお互いへ向けたメッセージであると同時に、お二人から披露宴ゲストへ向けた思いを表現することもできますよね。入場シーンから一気に盛り上げたいというカップルには非常におすすめです。
I Was Born To Love You/Queen
だれもが知るQueenの代表曲の一つで、世代を超えた抜群の知名度と「君を愛するために生まれてきた」というメッセージから、新郎新婦の入場シーンにも使いやす作品です。力強い歩みで会場入りするお二人の姿に、きっと惜しみない祝福の拍手が贈られることでしょう。
orion/米津玄師
幻想的な美しいイントロが魅力的な米津玄師のorionもお二人の入場シーンにおすすめです。いわゆるブライダルソングではありませんが、他のカップルとはひと味違った演出で披露宴をスタートしたい方には特におすすめしたい作品です。「今なら どんな 困難でさえも 愛して見せられるのに」という歌詞も結婚の舞台にマッチしていますよね。
100年先まで愛します。/ソナーポケット
冒頭の「今から100年先まで愛します」という歌い出しが印象的なソナーポケットのブライダルソングです。2011年のリリースから10年以上が経過していますが、いまだに多くの新郎新婦から高い支持を集めており、その人気は衰えるどころか増すばかり。イントロが勝負の入場シーンにふさわしい作品です。
Part of Your World/Q;indivi
数多くのブライダルソングを持つQ;indiviの作品のなかで、特に新郎新婦の入場シーンに人気なのがこの「Part of Your World」です。きらびやかなメロディーと披露宴の華やかなムードを引き立ててくれることから、多くのカップルが入場シーンのBGMに選んでいます。
まとめ
入場曲選びのポイントとおすすめ楽曲をまとめてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
繰り返しになりますが、入場シーンのBGMは、新郎新婦のお二人はもちろん、披露宴全体の第一印象を決めるとても大切な楽曲です。この記事でご紹介したBGM選びのポイントを押さえつつ、ぜひ新郎新婦のお二人でよく相談しながら選んでみてくださいね。
またできることならば披露宴会場で行う入場シーンのリハーサルでいくつかの候補曲を流してもらって確認することもおすすめです。ぜひ結婚式場の担当プランナーの方に相談してみてください。 素敵な入場曲を選び、記憶に残る素晴らしい披露宴を迎えられることを願っています。
入場シーンのほか、結婚式BGMの選び方やおすすめ曲をまとめて知りたい方は[最新版]結婚式の楽曲リスト!BGMの選び方とシーン別おすすめ曲をご覧ください。