席次表を手作りするメリット、デメリット
席次表の作り方は、「結婚式場に依頼」「外部業者に注文」「手作り」の大きく3つがあります。それぞれのメリット、デメリットを比較してみましょう。
結婚式場に依頼
「結婚式場に依頼」とは、式場やプランナーの方を通して制作を依頼することです。準備に時間をかけられない方におすすめです。
メリット
- 一番手間がかからない
- 制作から会場への発送まで、すべておまかせ
- ハイクオリティに仕上がる
デメリット
- 費用が高い
- 提携先の業者のため、選択肢が少ない
外部業者に注文
「外部業者に注文」とは、アイテム制作の業者に直接依頼することです。手間はかけたくないけど、デザインにはこだわりたいという方におすすめです。
メリット
- 式場に依頼するより、費用を抑えられることが多い
- プロにおまかせのため、デザイン性が高い
- 好みのデザインを見つけやすい
- 自分で作る手間を省ける
デメリット
- 手作りより、費用は高い
- お気に入りの業者を見つけるのが大変
- 式場に「持ち込み可能か」の確認が必要
手作り
「手作り」とは、すべて自分で作ることです。一見大変そうですが、パソコンをうまく活用して自作するカップルも多くいます。
メリット
- 費用が安い
- アレンジが自由自在
- こだわりを詰め込められる
- 世界でたった一つの座席表になる
デメリット
- 時間と労力がかかる
- 期限までに確実に間に合う保証がない
- 式場に「持ち込み可能か」の確認が必要
つまり、手間を省くなら式場依頼が一番。費用削減をするなら手作りがピッタリです。外部業者依頼は、デザインにこだわりたい方が選ぶことが多いといえます。
作成費用の比較表(席次表一枚あたり)
作成方法 | 平均費用 |
結婚式場に依頼 | 285円 |
外部業者に注文 | 262円 |
手作り | 107円 |
出典:https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding/invitation-seating/seating-chart/02/
無料の席次表テンプレートサイト4選!
席次表を手作りする時に心配なのが、デザインではないでしょうか。そんな方におすすめなのが「テンプレート」。豊富なデザインから自分に合った型を選べます。今回は、席次表作りで使える無料のテンプレートサイトを4つ紹介します。
SEKIJI.com
「日本一おしゃれでかわいい無料席次表テンプレート」がコンセプト。20種類のテンプレートが用意されています。会員登録なしですぐに利用できるのも魅力。
SEKIJI.comはデザインがおしゃれ!
20種類のデザインは無料なのにすべておしゃれ。ヴィンテージ感やアンティークの雰囲気を感じるものが多いです。イラストや模様がどれも細かくて高級感を感じます。大人かわいいイラストが好きな方におすすめ。
SEKIJI.comを利用した席次表の作り方
- データをダウンロード
- ワードで数字や名前を編集する
- お好みのサイズに印刷したら完成
席次表の使い方
- ボードに貼って、会場入口付近に設置
数字の順番に、大きめのボードに貼ると、席次表ボードが完成。それを入口付近に置けば、ゲストは迷わずに、席に座ることができます。 - 各テーブルの中央に設置
厚紙に印刷すると、テーブルに設置可能。テーブルを探す時の目印になります。自分の席だけでなく、同じテーブルのメンバーも一目瞭然です。
ワードで編集可能
ワードで簡単に編集できます。パソコン作業が苦手な方もご安心ください。姉妹サイトに編集方法が動画で解説されています。サポートまで手厚いのがすばらしいですね。
bless
同じデザインでも、「テーブルのタイプ」「人数」にあわせたテンプレートがいくつも用意されています。パターンが多いため、自分に合ったものを見つけられます。さらに、同じデザインテーマの招待状などが作れるのも魅力。
bless の魅力1.テーブルタイプにあわせて作れる
テーブルタイプに合わせた席次表が簡単にできます。「テーブル」「長テーブル」「円卓」ごとにテンプレートがあるので、編集の手間が省けます。
bless の魅力2.他のペーパーアイテムも同じデザインで作れる
席次表と同じデザインのペーパーアイテムも作成可能。「デザインプレート」を活用すれば、席次表と招待状のデザインを揃えられます。同じテーマでペーパーアイテムを作ることで、大幅な時短に。他とテーマを合わせれば、統一感が出ます。
DELLA WAY
「クラシック」「アンティークデザイン」「花柄」など使いやすいものが8種類。さらにデザインごとに2色用意されているので、合計16パターン。洗練されたデザインのため、迷ってしまいます。
kamizukan
席次表のデザインに合わせて、他のペーパーアイテムも簡単に作成可能です。洋風なデザインだけでなく、和柄があるのが魅力。ペーパーアイテムのテーマを揃えることで、席次12表の表紙、プロフィール、メニュー、席札などの作成がサクサク進みます。
おしゃれな席次表の作り方!
これまで席次表のテンプレートを紹介してきました。作業は楽だけれど、他人と被るのはいやと思っている方も多いのではないでしょうか。そんな時は、テンプレートに一工夫してオリジナルの席次表を作りませんか。
巻物タイプの席次表
巻物の席次表は、印刷したものを巻くだけ。すごく簡単なのに、インパクトが倍増。仕上げに、リボンや紐で結ぶことで個性を出せます。
- ナチュラル感が好み:麻紐や毛糸
- キュートにしたい:大きめのリボン
- シンプルがいい:細めのロープやリボン
- おしゃれにしたい:タッセルや造花をつける
- 手間をなくしたい:ヘアゴムやバンドを活用
二人の雰囲気に合わせて、結び方をアレンジできます。テンプレートでも、センスのいい座席表を作れるのは嬉しいですよね。
紙の形を変えてよりおしゃれに!
座席表は長方形や正方形が一般的。そのため、形を変えるだけでおしゃれに仕上がります。
- 紙の端をウェーブ型にカットする
- 紙の形を円やハート、ダイヤモンドの形にする
- 紙の四隅をカットしたり、丸くしたりする
このように、ひと手間加えるだけで、テンプレートに個性をプラスできます。紙の形を変えるのは大変という方は、紙質を変えるのもおすすめ。白のコピー用紙ではなく、クラフト用紙などに変えるだけでも、おしゃれな雰囲気に仕上がります。
別記事の真似したい!席次表の手作り事例と無料テンプレートまとめ!卒花さんからのアドバイスと手作りのメリット・デメリットでは手作りの方法についてさらに詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧ください。
背景に写真を入れる!
「自分らしさを出したい」という方は、背景に写真を入れるのがおすすめ。新郎新婦の思い出が加わることで、世界に一つだけの席次表が完成します。ゲストの注目を集められますね。
- ワンポイントとして、小さめな写真を入れる
- 写真の透明度をあげて、背景全体に写真も入れる
- 両方の要素を取り入れる
写真は、必ずしも二人の顔写真でなくても大丈夫。プロポーズや旅行の思い出、ペットなど、好きなものを入れるのも素敵です。また、青い海や緑豊かな自然などの風景を取り入れることで、明るい雰囲気を演出できます。
「1分で振り返る」この記事のまとめ
今回は、席次表を手作りするためのコツを紹介しました。
手作りは手間がかかりますが、費用を節約できるのが最大のメリットです。テンプレートをうまく活用すれば、簡単にかわいくオリジナルのものを作成できます。最後に、見逃したくないポイントをおさらいしておきましょう。
- 「SEKIJI.com」は、デザイン性が高く、全20種類
- 「bless」は、テーブルタイプや人数に合わせたテンプレートが魅力
- 「della way」は、8種類の2色展開。洗練されたデザインが特徴
- 「kamizukan」は、洋風から和柄まで、デザインが幅広い
- 他のペーパーアイテムとデザインを揃えたいなら「bless」「kamizukan」
- テンプレートに個性を加えるなら「巻物」「紙の形を変える」「背景に写真」がおすすめ
「結婚式の準備は費用を安くしたいけれど、手間もあまりかけられない。」だからこそ、「席次表を手作りしよう」と考えている方は、ぜひ無料のテンプレートをうまく活用してください。個性を出したい時はアレンジを加えて、自分らしさもプラスしてみてはいかがでしょうか。
このほか、結婚披露宴の席次表の基礎知識をまとめて知りたい方は5分でわかる結婚式の席次表ガイド!何を書く?手作りする?肩書きの書き方やおすすめデザインテンプレートもご紹介もぜひチェックしてください。