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結婚式準備に欠かせないのがペーパーアイテム。なかでも席次表は、ゲストの座席や肩書き、ふたりのプロフィールなど、あらゆる情報が一つにまとめられているため、ゲストがじっくりと目を通すもの。間違いが無いように作りたいですよね。とはいえ、「何を書いたらいいの?」「肩書きの書き方がよく分からない」と悩む人も多いはず。
この記事では「席次表の完全ガイド」として、手配方法や中身の書き方、デザインテンプレートなど、席次表の全てをまるごと解説します。式場で注文する人、自作予定の人を含め、これから席次表を作るという人はチェックしてみてください。
- 席次表の3つの手配方法と卒花さんのクチコミ
- 卒花さんのおしゃれな席次表の実例
- ゲストの席次の決め方や肩書きの書き方
- 手作り派におすすめのおしゃれな無料テンプレート
席次表とは?費用の目安と準備するタイミング
まずはじめに、席次表とはどんなもので、ゲストにとってどんな印象を与えるものなのか、という点を確認しておきましょう。
席次表は披露宴の第一印象を決める重要アイテム
席次表とは、会場のテーブルレイアウトが示された見取り図に、ゲストの名前と肩書が記載してあるものを指します。平たく言うと「座席表」ですが、席次表は披露宴会場に到着してゲストが最初に目を通すものでもあり、披露宴の第一印象を決める大切なペーパーアイテムであるということを理解しておきましょう。
当日のゲストは、席次表を元に自分の席を把握したり、どのような人が来ているのかチェックしたりします。また、ふたりのプロフィールや食事メニューが記載されていれば、話題のネタになって盛り上がることもありますね。何を書けばよいのかわからない方もいると思いますので、詳しくは後ほど解説します。
続いて、席次表の費用の相場や準備するタイミングについて、卒花さん100名に実施したアンケートの結果をご紹介します。
卒花さん100名が席次表を準備をはじめたタイミングは?
卒花さん100名に聞いた「席次表の準備をはじめたタイミング」に関するアンケート結果は次の通りです。
- 結婚式の1ヶ月前:13%
- 結婚式の2ヶ月前:31%
- 結婚式の3ヶ月前:31%
- 結婚式の4ヶ月以上前:25%
多くの方が結婚式の2〜4ヶ月前ごろから準備を始めていることがわかります。席次表は招待状の返信が届き、ゲストが確定したあとに正式な内容を詰めていきますが、デザイン選びや大まかなテーブルレイアウトの決定などは早めに取り掛かっておきたいですね。
席次表1部あたりにかかった費用は?
同じく、卒花さん100名に「席次表1部あたりの費用」を聞いてみました。アンケート結果は次の通りです。
- 200円未満:42%
- 200〜400円未満:41%
- 400〜600円未満:12%
- 600円以上:5%
席次表の費用について、8割以上の方が1部あたり400円未満という回答になりました。後ほどご紹介する手配方法によって金額は異なってきますが、400円以上かかってしまうと高額、と判断して良さそうです。なお、アンケートの結果からもっとも費用を節約する方法を調べたところ、やはり手作り派が金額が安い傾向がありました。
さて、準備タイミングや費用について相場を理解したところで、続いては、席次表の愚弟的な手配方法を確認しておきましょう。
席次表はどうやって準備する?3つの手配方法
席次表の手配方法は大きく分けて3つあります。詳しい手段とそれぞれのメリットを見ていきましょう。卒花さんのアンケート結果や体験談も交えてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
卒花さん100名に聞く!席次表はどうやって手配した?
卒花さん100名に聞いた「席次表の手配方法」に関するアンケート結果は次の通りです。
- 結婚式場に依頼した(式場提携業者を含む):58%
- 結婚式場とは別の専門業者に依頼した:11%
- 自分たちで手作りした:31%
アンケートでは約6割の卒花さんが「結婚式場で依頼した」と回答しました。また、手作りは難しそうと思われがちですが、約3分の1の人がチャレンジしているという結果も注目ですね。ちなみに、今回のアンケートでは、結婚式場以外の専門業者へ依頼した人は11%と少数派でした。
1.結婚式場の依頼する場合の特徴とメリット
席次表は、結婚式場に依頼すると一番手間がかからず簡単です。ややこしい配席や肩書きを打合せで相談することができ、デザインさえ決めてしまえば、後は簡単なチェックのみで印刷まで完了します。
また、仕上がりが綺麗なのも嬉しいポイント。他の2つの方法と比べると費用は一番高くつきますが、忙しい結婚式準備の負担が減り、失敗も無いことを考えると「お願いしてよかった」と思う人が多いようです。
結婚式場に依頼した卒花さんのクチコミ
席次決めまでお任せで楽ちんだった
すべて自分たちで何もやらなくても良かったので楽ちんでした。家族の席などはプロの方達に任せた方が失敗はないと思ったので任せて良かったです。友人の席は自分たちで決めました。(大阪府 33歳 女性)
式場のノウハウに助けられた
節約のために自分たちでの手作りも考えましたが、式場側にはそれまでに多くの席次表を作製してきたノウハウなどもあり(デザインや字体など)とても整った見やすいものを作っていただけました。(茨城県 33歳 女性)
デザインを統一できてよかった
他のペーパーアイテムと同じデザインにできたことと、自分でやる作業がないため、保管などの不便もなく安心でした。満足しています。(新潟県 34歳 女性)
窓口が1つでスケジュール管理もしてもらえた
結婚式まであまり時間に余裕なく、招待状や席札を含めて相談やお問い合わせの窓口をプランナーさんにまとめることができてよかった。準備するスケジュールも管理してくれて助かりました。(愛知県 32歳 女性)
2.専門業者に依頼する場合の特徴とメリット
専門業者は、結婚式場に比べるとペーパーアイテムのデザインが豊富です。式場と相談して決めた席次やテーブルレイアウトを別の業者に伝えるという点では手間がかかりますが、おしゃれな席次表を安く作りたい人におすすめの手段だといえます。
専門業者に依頼した卒花さんのクチコミ
デザインが豊富で良かった
結婚式場の席次表には気に入ったデザインがなかったので、デザインが豊富な専門の通販サイトにお願いしました。直接顔を見れない不安は少しありましたが、メール等で事前に仕上がりもきちんと確認できたので、安心して頼むことが出来ました。(茨城県 37歳 女性)
安く作ることができた
結婚式場に依頼するより、可愛く、そして安く席次表が作成できたと思います。ネットでもフォーマットがあるので、依頼するのはわりと簡単だと思います。(山口県 30歳 女性)
節約はできたがちょっと後悔…
ネットで業者へ注文して節約にはなりましたが、文章や席の作成、プランナーさんへの確認など、ひとつひとつがかなり面倒でした。結局、式場に任せた方が少しお金はかかっても楽で良かったと後悔しました。(岡山県 32歳 女性)
3.手作りする場合の特徴とメリット
手作りの最大の特徴は、最もコストを抑えることができる点です。加えて、思い通りの席次表を作ることができる点も魅力ですね。
デザインやレイアウトをゼロから整え、印刷も自分でするため、失敗のリスクと確認の手間が掛かるのは仕方がないこと。その分、仕上がった時の達成感と、理想通りに作れた満足感を得られるのがポイントです。
手作りした先輩のクチコミ
節約できたし、良い思い出になった
なるべくお金をかけたくなかったから、自分たちで作れるものは作ろうと思って手作りしました。ごくごく普通のものに仕上がりましたが、作ったこと自体も思い出になっており、今でも大切に手元に残しています。(28歳 女性 愛知県)
理想的な席次表を作ることができた
自分たちで考えながら作ったので、理想の席次表ができました。友人の席の場所も含め、デザインも好きなものを自分で選べ、好みのものを作成できたので、当日受付で渡すのも楽しみになりました。ただ、名前の間違いをチェックしてくれる人はいないので、時間をかけて入念にチェックしました。(大阪府 30歳 女性)
ゲスト確定の遅れをカバーできた
会社からの出席者がギリギリまで確定しなかったため手作りにしました。スケジュールはタイトでしたが、自分たちのオリジナルの席次表を作れて良かったです。(大阪府 34歳 女性)
手作りキットを活用した
通販サイトで席次表の手作りキットを手配し、自分たちで印刷とリボン掛け、封入などを行いました。すべて手作りではありませんが、手間を掛けずに安く作れたと思います。(東京都 27歳 女性)
席次表を手作りする方法については、あらためて別の記事で詳しく解説する予定です。
【実例】卒花さんのおしゃれな席次表5選
ここからは、卒花さんが使用した席次表の実例をご紹介します。「おしゃれな席次表を作りたい!他の人のデザインを参考にしたい!」という人は必見です。ぜひ参考にしてください。
おもてなしの心遣いが嬉しい席次表セット
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落ち着いた色をベースにした席次表。ゲストへのメッセージが記載されていたり、除菌シートがセットされていたりなど、おもてなしの心遣いがとても素敵です。
見やすさ重視!ポイントを押さえた完璧派
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写真や文字のフォントに統一感があり、とても見やすい席次表です。プロフィール量やメニューのバランスも良く、まさに完璧な仕上がりだといえます。
乙女心をくすぐるキュートなデザインがポイント
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落ち着いたピンクを基調とした可愛らしいデザインと、バレエシューズを履いた花嫁さんの写真がとてもキュート。見ているだけで乙女心がくすぐられます。テーブルレイアウトにあしらわれた花柄もとっても素敵ですね。
写真映え間違いなし!センスが光るくるくる席次表
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クラフト紙に挙式日や装飾を印刷し、くるくる巻いて麻紐で結んだおしゃれな席次表がこちら。くるくる巻いて形を変えるだけで、全く違うアイテムに見えますね。手作り感もあってとっても素敵です。クラフト紙は厚みがあるほうがいい感じに仕上がるようです!
あるだけでオシャレが完成!話題のシーティングチャート
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海外ウェディングで目にするシーティングチャート。見慣れた席次表とはひと味違ったおしゃれな雰囲気に、ゲストもワクワクすること間違いなしですね。
席次表に書く内容はコレ!
ここからは、席次表に記載すべき内容を紹介します。ゲストの名前と席順以外に何を書けばいいの?とお悩みの方のために、それぞれのポイントや注意点まで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ゲストの席次、肩書
まず、席次表に必ず記載するのがゲストの席順と肩書です。新郎新婦の高砂(たかさご)席から一番近いテーブルを上座、遠いテーブルを下座として考え、ゲストを配置していきましょう。
ここでのポイントは、ゲストの立場・新郎新婦との関係性を踏まえた配席にすること。上座から「来賓→勤め先→友人→親族→家族」の順番にすることが多く、中でも両親は「末席(まっせき)」と呼ばれるもっとも下座に席を設けるのが一般的です。また、はじめから1人ずつ決めていくのではなく、まずはゲストを大まかなグループに分けて考えると、その後の細かい座席が決めやすくなります。
次に、ゲストには必ず肩書きを付けます。会社名や役職名に限らず、たとえ乳幼児のゲストであったとしても、新郎新婦とどんな間柄なのかを示すために肩書きは必要です。また、肩書きには一律のルールがあるため、好き勝手付けるのはおすすめしません。「誰が見ても分かる」名称であることが大切です。
肩書きの書き方は次の「職場、友人知人、親族の肩書きの書き方」のパートで詳しく解説します。
お二人のプロフィールや写真
席次表には、新郎新婦のプロフィールや写真を載せるのも人気です。新郎新婦の生年月日や趣味など「新郎新婦のひととなりが伝わる項目」を入れておくと、ゲストからの親近感を得られます。
また、プロフィールの上にはそれぞれの写真があると分かりやすいですよね。幼少期やお二人の思い出の写真、前撮り写真などをセレクトしてあると、文字ばかりだった席次表が一気に華やぎます。
とはいえ、プロフィールと写真は載せすぎないよう注意しましょう。あくまでもメインは席次ですので、隙間時間に見て楽しめる程度にとどめておくことが大切です。
料理のメニュー
席次表にスペースがあれば、披露宴で出てくる料理メニューを記載するのもおすすめです。当日のお料理を楽しみにしているゲストは案外と多いもの。メニュー表を用意することは、ゲストに対するおもてなしにも繋がります。
メニュー表を別の紙で用意することも多いですが、席次表と一体型にまとめてあると、ペーパーアイテムの枚数が減りますよね。ゲストにとっても欲しい情報を一度に見ることができるので、とても便利です。
席次表は、ゲストが自分の席を把握したり、来ている人の顔ぶれをチェックしたりするためのアイテムです。たくさん情報を入れてゲストを楽しませたい!と思うかもしれませんが、あれこれ載せすぎるのはNG。
メインは披露宴の席順とゲストの肩書きであることを押さえ、分かりやすくシンプルに作成することを心掛けましょう。
職場、友人知人、親族の肩書きの書き方
いざ肩書きを付けようと思っても、どのように書けばいいの?と悩む人も多いですよね。このパートでは、ゲストに失礼に当たらない正しい肩書きの書き方をサンプル付きで解説します。じっくり確認して肩書きの理解を深めましょう!
仕事、会社関係の肩書きの書き方
仕事や会社関係のゲストは、以下のように肩書きを付けます。
1. 勤め先の上司や同僚、以前の職場関係者の場合
このケースにおける基本表記は「新郎(新婦)+間柄+会社名」です。もし上司の中で役職が付いている人がいれば、名刺に記載されている正式な役職名を載せるのが良いでしょう。
新郎会社上司
株式会社◯◯ 営業本部長
山田 太郎様
新郎会社先輩
株式会社◯◯
田中 次郎 様 など
2. 取引先など社外で関わりがある人の場合
社外の関係者を招待する場合、先ほど伝えた役職者と同様に「新郎(新婦)+会社名+役職名」を記載してください。間柄は省略するのが一般的です。
株式会社◯◯ 代表取締役社長
佐藤 三郎 様
◯◯株式会社 営業本部 部長
遠藤 四郎 様
◯◯市立△△学校 校長
小池 五郎 様 など
このほか、仕事や会社関係のゲストの肩書きの書き方の例は次の通りです。
仕事、会社関係の間柄 | 肩書きの例 |
現在の勤め先 | 同僚、同期、先輩、上司など (ゲストが退職済みの場合は、元同僚、元上司) |
以前の勤め先 | 元会社同僚、元会社上司など |
取引先など外部の会社 | 会社名+役職名 |
上記のご家族 | 配偶者:◯◯様奥様、◯◯様令夫人など お子様:◯◯様令息、◯◯様令嬢など |
友人知人、恩師など肩書きの書き方
新郎新婦の友人や知人、恩師の肩書きは「新郎(新婦)+間柄」が基本です。間柄は「高校◯◯部チームメイト」などの長い表記は避け、シンプルさ重視で付けるのが良いでしょう。
また、友人が子供連れで来るという人も多いはず。その場合は「同令嬢(令息)、◯◯様御令嬢(御令息)」とするのがおすすめです。
新婦友人(高校友人、大学友人)、新郎先輩(高校先輩、大学先輩)、新婦高校時代恩師(大学時代恩師) など
友人、知人、恩師の間柄 | 肩書きの例 |
同年代や年下の場合 | 友人(高校友人、大学友人)、先輩など |
恩師など目上の場合 | 高校時代先生、大学時代恩師など |
その他当てはまるものがない場合 | 来賓 |
親族の肩書き、続き柄の書き方
親族の肩書きは、「新郎(新婦)+続柄」が基本。あなたとの血縁関係を考え、当てはまる続柄を選ぶだけなのでとても簡単です。以下の表を元にしながら、それぞれの肩書きをチェックしておきましょう。
親族の続柄 | 肩書きの例 |
両親 | 父・母 |
兄弟・姉妹(とその家族) | 兄・弟・姉・妹(義姉・義妹・義兄・義弟・甥・姪) |
祖父母 | 祖父・祖母 |
両親の兄・姉 | 伯父・伯母(配偶者も同様) |
両親の弟・妹 | 叔父・叔母(配偶者も同様) |
年上のいとこ | 従兄・従姉(配偶者も同様) |
年下のいとこ | 従弟・従妹(配偶者も同様) |
いとこの子供 | 従甥・従姪 |
その他 | 親戚 |
- 肩書きには一定のルールがある
- ゲストに失礼のないように確認は念入りに
- 迷ったら経験豊富なプランナーさんに相談する
例文付き!席次表のプロフィールの書き方
ここからは、席次表に載せるプロフィールの書き方や例文を紹介します。初対面のゲストにも「ふたりらしさ」を伝えられるよう、ぜひ参考にしてください。
席次表に載せるプロフィール項目のポイント
席次表に載せるプロフィールは、次の3つのポイントを押さえた構成にするのがおすすめです。
1.ふたりの基本情報
まず、ふたりの基本情報は必ず入れましょう。簡単な自己紹介のイメージで、項目の最初に入れるのがおすすめです。内容を用意するのも簡単ですね。
2.ふたりだけのヒミツ
プロフィールの中には、ふたりのプライベートが垣間見られる内容を入れると「仲の良さ」をアピールできます。ちょっぴり恥ずかしいかもしれませんが、思い切って暴露することで、話のネタとしてゲスト同士の会話も盛り上がりますね。
3.ふたりの本音
最後はふたりの本音を伝える項目で締めくくりましょう。ゲストが共感できることや、クスっと笑みがこぼれるような回答があると、親しみを感じてもらえます。
席次表に書くプロフィールの例文
いくつか項目の例文をご紹介します。
お互いの呼び名 | 新郎:◯◯ちゃん、◯◯(呼び捨て) 新婦:◯◯くん、◯◯(あだ名) |
趣味 | 新郎:ジョギング、映画鑑賞、魚釣り、ゴルフ 新婦:ショッピング、ヨガ、カフェ巡り |
お互いの第一印象 | 新郎:笑顔がかわいい人だな 新婦:背が高い人だな |
思い出のデート | 新郎:ディズニーランド 新婦:クリスマスのイルミネーション |
相手にお願いしたいこと | 新郎:毎朝起こしてください! 新婦:洋服を脱ぎっぱなしにしないでね! |
かんたんな項目からはじめて、徐々にお二人らしさを表現できると良いですね。恥ずかしがらずに「ありのまま」を記載するのがおすすめです。また、別記事の席次表のプロフィール項目のおすすめは?人気の質問やプロフィールブックについても紹介!ではプロフィール項目や質問項目の例文をご紹介していますのでぜひ参考にしてください。
席次表はおもてなしアイテムの一つであるため、お二人からのサービス精神も表現したいところです。ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、思い切ってありのままのプロフィールを披露すると盛り上がります。
とはいえ、プロフィール欄にあれこれ記載しすぎるのも良くありません。項目は多くても10個以内にとどめるようにしましょう。サービス精神とこだわりのバランスをしっかり意識したいですね。
さて、次のパートでは、席次表を手作りする場合のメリットとクチコミを紹介します。知っておきたい無料テンプレートも詳しく解説していますので、ぜひチェックしてください。
手作り派におすすめ!席次表テンプレートを無料ダウンロードできるサービス4選
ここからは、席次表を手作りしようと思っている人のために、おしゃれなテンプレートを無料でダウンロードできるサービスを紹介します。「デザインにこだわりたい」「手作りしてコストを抑えたい」という人は、ぜひ参考にしてください。
FARBE
FARBEは、おしゃれななデザインや話題のウェディングアイテムが揃うことで有名なサービスです。席次表も、手作りする人にとって嬉しい「配席・デザインを自由に動かせる」フォーマットになっているのがポイント。簡単&便利に作りたい人におすすめのサイトです。
FARBEでおすすめの無料デザインテンプレートはこれ!
リングマークでさり気なく結婚アピール!シンプルで人気のテンプレート
無駄な装飾を省いた、シンプルで使いやすいテンプレート。ポイントで入っているリングマークが、さり気ないオシャレを演出してくれます。もしレイアウトが変わったとしても、イラストはコピペで移動できるのも嬉しいポイントです。
bless
blessの席次表は、どんな会場にもマッチする「レイアウトパターンの豊富さ」が魅力!用紙サイズやテーブル配置、さらには折り方まで多彩なラインナップが用意されています。外面の有料デザインもたくさんあるため、細部までこだわって作りたい人は有料版を使ってみるのもよいでしょう。
blessでおすすめの無料デザインテンプレートはこれ!
驚きのパターン数!あなたの「作りたい」が叶う無料の席次表テンプレート
披露宴会場のレイアウトは、式場や人数の違いによっていくつものパターンが考えられます。blessのテンプレートは、シンプルなデザインながら数十名の少人数から200名以上の披露宴席次にも対応している使い勝手が魅力です。他では作れないオリジナルの席次表にしたい人におすすめです。また、外面の有料デザインと合わせれば、さらにおしゃれな席次表が仕上がります。
DELLA WAY
DELLA WAYは、シンプルな柄を使った席次表を作りたい人におすすめ。サイト内にある8つのテンプレートはどれも枠組みデザインを基本としているため、席次レイアウトが分かりやすいのがポイントです。
DELLA WAYでおすすめの無料デザインテンプレートはこれ!
和洋どちらもハマる優しい花柄デザインが魅力のテンプレート
レイアウトを囲むパステルカラーの花柄デザインは、色味を2パターンから選択できるのが嬉しいポイント。和洋どちらにもマッチするため、ウェディングドレスと和装どちらも着るという人におすすめです。
SEKIJI.com
SEKIJI.comでは、海外ウェディングでよく見かける「シーティングチャート」のテンプレートを無料配布しています。デザインが豊富で、ワードを使って作成するタイプなので編集も簡単!ゲスト一人ひとりに渡す席次表ではなく、海外のようなマップ形式でおしゃれに演出したいという方に特におすすめです。
SEKIJI.comでおすすめの無料デザインテンプレートはこれ!
アンティーク風のデザインで「大人かわいい」が完成するテンプレート
ブラックとブラウンをベースにしたシンプルなデザインが、シックでおしゃれな披露宴を演出します。モノトーンやくすみカラーのアイテムに合わせれば、ゲストの目を引くワンランク上の席次が完成すること間違いなしです。
席次表を手作りしたい方は、いきなりテンプレートをダウンロードするのではなく、まずはゲストの人数やテーブル数、披露宴会場のレイアウトがどのようになるのか把握することから始めましょう。
その上で、ここでご紹介した各サイトの気になるデザインをチェックし、ダウンロードして編集してみると作業がスムーズに進みます。自分好みの席次表を作るためにも、ぜひ色々と工夫を凝らして制作してみてくださいね。
プレ花嫁さんへ!卒花さんからの席次表アドバイス
最後に、これから席次表の準備を始めるプレ花嫁さんへ、当社のアンケートに協力してもらった卒花さんからアドバイスをいただきました。経験者からのアドバイスはどれも役立つものばかりですので、ぜひ参考にしてください。
できることから早めに準備を
デザイン選びなど早めに取り掛かることができるものはどんどん決めておいた方が良いです。席次表は招待状が返ってきてからの作業となるので、結構ギリギリになってしまいます。(茨城県 31歳 女性)
ポイントは招待状を早めに出すこと
出欠席が決まらなければ何もはじまりませんので、まずは招待状を早めに出すことをお勧めします。招待客の方も先の予定の方が空いていることも多く、出席の都合もつけていただきやすいと思います。実際、私たちの結婚式の場合はかなり早めに出席の打診をはじめたため、席次表も早めに準備することができました。(香川県 33歳 女性)
結婚式場に頼めばなんとかなる
結婚式場で手配にするとスケジュール管理がしっかりしていますし、一定のクオリティーの席次表を確実に手配もできます。プランナーさんは大変だと思いますが、直前にゲストの変更があったり思わぬトラブルが起きたりしても最後はなんとかしてくれるので頼もしいですよ。(東京都 39歳 女性)
節約するなら手作りがおすすめ
結婚式の準備が進むにつれて後から費用が膨らんでいきがちです。少しでも節約したい場合は、自分たちで作れるものは作った方が良いと思います。よい思い出にもなりますよ。(宮城県 34歳 女性)
自分の性格に合わせて準備しよう
デザインや料金にこだわりがなければ、式場でお願いするのが一番融通がきくと思います。自分たちで作るのはかなり労力が必要です。あとで後悔しないように慎重に選んでください。(兵庫県 30歳 女性)
席次の決め方はプランナーさんに相談
誰をどの席にするのかはプランナーさんと相談しながら割り振りする方が失敗はありません。上座がどこになるのか、誰がどの位置に座るのが適当かなど確認しながら作ると良いと思います。ゲスト同士が会話しやすい組み合わせにも配慮しましょう。(大阪府 32歳 女性)
手作りで節約できても数万円…
ペーパーアイテムって手作りしてもそんなに節約にならないと思います…たぶん数万の差。よっぽとこだわりたい人や、ちょっとでも節約したい人でなければあまり手作りのメリットを感じません。 式場におまかせするのが賢いかと思います。(福岡県 31歳 女性)
「1分で振り返る」この記事のまとめ
今回は「席次表の完全ガイド」として、席次表の手配方法、中身の詳細や例文、手作りに使えるテンプレートまで幅広く紹介しました。最後に、記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。
- 席次表の手配方法は「式場手配・外注・自作」の3パターン
- 式場手配は、費用が高くなるが正しくラクに作れる
- 外注は、おしゃれなデザインを低価格で手配できる
- 手作りは、手間がかかるが節約とオリジナリティーを追求できる
- ゲストの肩書きは好き勝手付けず、ルールに従う
- プロフィールはお二人の「ありのまま」を書く(サービス精神を大切に)
- 席次表は早めに準備し始めることで作業効率がアップする
席次表は、当日ゲストが最初に目を通すペーパーアイテムです。楽しんで見てもらえるよう、こだわって作りたいですよね。直前でバタバタしなくて済むように、早めに準備し始めましょう。ふたりらしい素敵な席次表が仕上がるといいですね。