斉藤和義は、結婚式で新郎からの高い支持を集める代表的なアーティストのひとりです。
男性っぽいどこか無骨さを感じる歌詞には独特の世界観があり、幅広い年代の男性ファンから人気を得ています。文化人では作家の伊坂幸太郎や漫画家の佐藤秀峰など文化人もファンを公言しており、特に『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』『ポテチ』といった伊坂作品が映画化された際には楽曲をするなど深い関係性があるようです。
斉藤和義の作品にブライダルソングはほとんどありませんが、2007年に『ウエディング・ソング』がゼクシィのテレビCMソング起用されたことをきっかけに、ほかの作品も披露宴で利用される機会が増えてきました。
披露宴BGM選びにお悩みの新郎には、ぜひこの記事を参考に結婚式で流す1曲を見つけていただければと思います。
ウエディング・ソング
2007年にゼクシィのテレビCMソングに起用されて以来、現在に至るまで多くの新郎から人気があるブライダルソングです。披露宴ではプロフィールムービーやエンドロールムービーのほか、新郎から新婦へのサプライズ演出などで非常に良く利用されています。
あぁ 出会う不思議 愛する不思議 扉をあけて そのひとを選んだ 人生がいまはじまる 誰もしあわせしか いらないだろう それだけを祈るだろう
結婚という節目を男性の視点から表現した素朴で素晴らしい歌詞ですよね。
- プロフィールムービー
- 新郎から新婦へのサプライズ演出
- エンドロールムービー
歌うたいのバラッド
斉藤和義ファンでなくともこの曲が好きという人が多いはず。カウントダウンTVのエンディングテーマにもなっており、音楽好きの男女からも愛されている名曲です。「ずっと言えなかった言葉がある 短いから聞いておくれ 『愛してる』」という歌詞は秀逸で、結婚式の日に聴くとまた違った感慨深さがありますよね。エンドロールムービーで使用するなど、できれば最初から最後までフルで流すのがおすすめです。
- 新郎から新婦へのサプライズ演出
- 新婦新婦の退場シーン
- エンドロールムービー
ちなみに、歌うたいのバラッドは多くのアーティストにカバーされていて、ブライダルシーンではBENIによるカバー版も人気がありますよ。
歩いて帰ろう
サビからはじまる歌い出しを聴くだけで、ほっこりと温かい気持ちになれる名曲です。結婚式ではエンドロールムービーのBGMとして非常に人気があり、多くの新郎新婦が利用してきた実績があります。フジテレビのポンキッキーズのオープニング曲やFNS27時間テレビのテーマ曲に起用されていたこともあり、老若男女幅広い世代から愛されている作品です。お子様ゲストや年配ゲストが多い披露宴では特におすすめです。
- 新郎新婦の退場シーン
- エンドロールムービー
- 送賓
ずっと好きだった
斉藤和義のヒット曲『ずっと好きだった』は、同窓会で再開した初恋の人に告白するというテーマの楽曲で、資生堂のテレビCMのために書き下ろされた作品です。斉藤和義らしいロックソングで男性ファンからも女性ファンからも非常に人気があります。結婚式では新婦へ向けたメッセージソングと置き換えて利用する新郎も多く、愛情を伝えるストレートな歌詞は結婚という晴れ舞台にもよくマッチします。
- 歓談中のBGM
- 新郎の中座シーン
- プロフィールムービー
- 新郎から新婦へのサプライズ演出
やさしくなりたい
最後にご紹介するおすすめ曲は2011年リリースの『やさしくなりたい』。
ブライダルソングというわけでもラブソングというわけでもありませんが、楽曲自体の良さから披露宴BGMに選ぶ新郎新婦も多い1曲です。「愛なき時代に生まれたわけじゃない キミといきたい キミを笑わせたい」というサビは、人生を共にする大切なパートナー(新婦)を思う新郎の気持ちを代弁しているかのようですね。
- 新郎の中座シーン
- テーブルラウンド
- エンドロールムービー
まとめ
今回は結婚式BGMでお悩みの新郎のために、ブライダルシーンにおすすめの斉藤和義の楽曲ををご紹介してきましたが、いかがでしたか?
男性からも女性からも支持される素晴らしい作品が多い斉藤和義ですが、こうしてみると『ウエディング・ソング』を除けばいわゆる結婚式向けの楽曲があるわけではありません。しかし、リリースから10年以上経ついまもなおミュージックシーンはもちろん、ブライダルシーンでも高い支持を得ていることが分かります。
ぜひこの記事を参考に、披露宴で使いたいお気に入りの1曲を選んでいただけると幸いです。一生の思い出に残る素敵な披露宴になることを願っています。
このほか、結婚式ムービーに使う楽曲選びでお悩みの方は2022年版!結婚式プロフィールムービーおすすめ曲リストもぜひご覧ください。