親戚への結婚内祝い!金額や手紙の文例、おすすめギフトまで徹底解説!

親戚への結婚内祝い!金額や手紙の文例、おすすめギフトまで徹底解説!

親戚へ結婚の内祝いを贈りたい!そんな新郎新婦のみなさまへ。ギフトの金額や贈る時期、お礼状の書き方など、悩むポイントをわかりやすく紹介します。

目次

  1. 結婚の内祝いとは?
  2. 内祝いを親戚へ贈る時のマナー
  3. 高額!10万円以上もらった時のお返しは?
  4. 手紙で失敗しない!お礼状の書き方
  5. 親戚に喜ばれる!おすすめギフト
  6. 迷ったらコレ!カタログギフト
  7. 知らないと損!縁起が悪いお返し
  8. 「1分で振り返る」この記事のまとめ

親戚から結婚の内祝いを贈りたいけれど、どうすべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。実は、内祝いには様々なマナーがあります。とはいえ、何が失礼で何が正しいのか悩んでしまいますよね。

この記事では、ギフトの金額や贈る時期からギフト選びのポイントについて、分かりやすく解説します。喜ばれる内祝いを贈るために、ぜひ最後までお読みください。

結婚の内祝いとは?

結婚内祝いとは、結婚祝いのお返しのことです。親戚の場合だと、お祝い金をもらうことが多いですが、お祝いの品をもらう場合もあります。一般的に、結婚式へ参列していない方から頂いた場合に贈ります。必ず相手からいただいた後に、贈るようにしましょう。

内祝いを親戚へ贈る時のマナー

では、結婚の内祝いを親戚へ贈る時に気をつけることはどんなことなのでしょうか。今回は、最低限おさえておくべきマナーを3つにまとめました。

①お祝いが届いたらすぐに連絡

まずは、お祝いが届いたらすぐに連絡しましょう。親戚とはいえ、親しき仲にも礼儀ありです。受け取ったことや感謝の気持ちを相手へ伝えることもマナーです。特に、パートナーの親戚はこれから自分の親戚になる方ですよね。これから良好なお付き合いをするために、届いたらすぐに電話するのがおすすめです。

②お返しの金額目安

お返しの金額は大体どれくらいなのでしょうか。これは、もらったお祝いの金額によって変わります。結婚内祝いの目安金額は、もらった金額の半分程度、もしくは3分の1程度が目安です

例えば、1万円の場合:3,000〜5,000円前後になります。また、結婚祝いが1,000〜5,000円ほどの場合は、新婚旅行のお土産を渡したという新郎新婦も多いようです。パートナーや両親と相談して、二人の負担がない金額設定を優先させましょう。

③贈る時期

どれくらいの時期に、内祝いを贈るべきか迷う方も多いのではないでしょうか。贈るタイミングは、挙式する場合としない場合で異なります。それぞれのポイントは以下の通りです。

ここがポイント!
  • 挙式ありの場合:結婚式から1カ月以内に贈りましょう
  • 挙式なしの場合:お祝いをもらってから、1ヶ月以内に贈りましょう

基本的な目安は「1ヶ月以内」です。ただし、結婚式まで期間がある場合は、もらってから1ヶ月以内に贈る方が多いです。結婚準備は他にもたくさんあるため、忙しいですよね。だからこそ、内祝いを贈り忘れないように心がけましょう。

④お礼状を添える

結婚内祝いを郵送する場合はお礼状を書きましょう。ギフトだけよりも新郎新婦の想いが書かれた手紙もあった方が、相手により喜んでもらえます。直接会うのがむずかしいご時世だからこそ、お礼状を書いてみてはいかがでしょうか。後半にお礼状の文例も紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

高額!10万円以上もらった時のお返しは?

年上の親戚の方から、10万円以上のお祝いをもらった方もいるかもしれません。その場合、「5万円分返すべき?」と迷ってしまいますよね。けれども、年上の方の場合、「半返し」をすることは失礼にあたるともいわれています。5万円でも間違いではありませんが、1万円〜3万円前後くらいを目安にするといいのではないでしょうか。

家族や地域によってルールが違う場合もあるので、困ったら両親に相談してみるのがおすすめです。

手紙で失敗しない!お礼状の書き方

日常生活で、手紙やお礼状を書くことはめったにありませんよね。だから、余計にどうすべきか迷ってしまうものです。今回は、初めてでもスムーズに書けるように、お礼状の構成と文例をまとめました。面識がある親戚とあまりない親戚に分けて、解説しています。

構成

一般的なお礼状の内容は以下の通りです。

お礼状の内容

①季節に合った挨拶文
②相手を気遣う文章
③感謝の気持ち
④新生活の近況や頂いた品を使用した感想など
⑤今後の抱負、ご支援やご指導のお願い

以下、文例の部分は引用を使って入稿をお願いいたします。

面識があまりない親戚への文例

拝啓 大暑の候 ◯◯様におかれましてはお健やかにお過ごしのことと存じます

この度は私たちの結婚に際し 素敵なお祝いを頂き 誠にありがとうございました

ささやかながら心ばかりの品を別便にてお贈りいたしましたので どうぞお納めください

頂いたお祝いは新生活の準備に活用いたしました。おかげさまで、ようやく引越しも終わり、楽しく新生活を送ることができています。

未熟ではありますが お互い支え合い 笑いの絶えない家庭を築いていきたいと思っております

これからも変わらずご指導をよろしくお願い申し上げます 

敬具

令和4年◯月◯日

住所
山田 太郎 花子

面識がある親戚へ

拝啓 初夏の候、◯◯様におかれましては お健やかにお過ごしのことと存じます

この度は私どもの結婚に際して お祝いを賜り誠にありがとうございます

頂いたお祝いは新生活の準備に活用いたしました

今後はふたりで手を取り合って、明るい家庭を築いていきたいと思っています

今後とも変わらずご指導くださいますようお願い申し上げます 

お近くにお越しの際は どうぞお立ち寄りください 楽しみにしております

敬具

令和4年◯月◯日

住所
山田 太郎 花子

親戚に喜ばれる!おすすめギフト

では、実際にどのようなギフトを選べばいいのでしょうか。年齢問わず喜ばれる、おすすめギフトを紹介します。

日用品

肌触りのいいタオルや香りのいい洗濯洗剤など、日用品は多くの方に喜ばれます。多くが消耗品のため、もらっても困るという心配がありません。日用品は自分で高級なものを買うことが少ないので、喜んでもらえるのではないでしょうか。

お菓子

お菓子もギフトとして人気があります。美味しいだけではなく、見た目も華やかなものが多いので、結婚内祝いにピッタリです。

お米

毎日食べるお米も喜ばれるギフトの一つです。ワンランク上のお米を食べられるのは、嬉しいですよね。けれども、贈る相手の家族構成や年齢によって適切な量が変わります。相手のニーズを考えながら、選ぶようにしましょう。

調味料・ドレッシング

調味料やドレッシングなど、日常使いできるギフトは喜ばれます。お家で食事することが増えたため、商品のバリエーションも増えているようです。また、手軽に美味しく食べられるリッチなレトルト系も人気が高まっています。

飲み物

コーヒーや紅茶、もしくはお酒が好きな方には飲み物のギフトを贈っていてはいかがでしょうか。家でのちょっとした贅沢タイムのお供として、喜ばれます。

迷ったらコレ!カタログギフト

とはいうものの、相手の好みがあまりわからないという方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、カタログギフトです。好きなものや欲しいものを相手に選んでもらえるのが大きなメリットではないでしょうか。選ぶ楽しさもプラスされるので、喜ばれること間違いなしです。

体験

「ちょっと変わったものを贈りたい」という方には、ディナーやエステなどの体験を贈るのがおすすめです。特に、「SOW Experience」というサイトは、体験ギフトを専門に扱っています。相手の趣味に合わせた「体験」を贈ることができます。ただし、相手の居住地によって向き不向きがあるので、よく確認してから決めるようにしましょう。

SOW Experience公式サイト

生活雑貨

調理器具や服飾品など、生活を豊かにしてくれる雑貨をまとめたカタログもおすすめです。カタログによって、かわいらしい雰囲気のものや、シックなアイテムなど、内容が大きく変わっているので、相手に合わせて選べます。

かわいらしい雰囲気のカタログギフト

アフタヌーンティー公式サイト

ディズニー公式サイト

落ち着いた雰囲気のカタログギフト

DEAN & DELUCA公式サイト

プルミエ公式サイト

グルメ

食べるのが大好きな方には、グルメ系のカタログを贈ってみてはいかがでしょうか。お家で本格的な味が楽しめるので人気が高いです。最近では、ダンチュウや婦人画報などの人気雑誌や新聞社がセレクトしたものもあるので、グルメ好きにはたまりません。

CONCENT公式サイト(ダンチュウ)

CONCENT公式サイト(婦人画報)

知らないと損!縁起が悪いお返し

商品券

商品券でお返しにするのはやめましょう。「相手が好きなものを買えるからいいのでは?」と感じるかもしれません。しかし、商品券には値段も記載されていますし、望ましいギフトとはいえません。ギフト選びは大変ですが、現金や商品券は避けるのがおすすめです。どうしても迷う場合は、カタログギフトにしてみてはいかがでしょうか。

4や9個入り

実は「個数」も重要です。「4は死」「9は苦」などを意味するので、4個入りや9個入りのものは避けましょう。個数にもこだわることで、大人のマナーといえます

刃物系

刃物のギフトを贈るのはマナー違反になります。刃物は、縁や関係を切ることを連想させ、結婚にとって縁起が悪いと言われているからです。せっかくのお祝いだから、縁起のいいものにしたいですよね。お互いの幸せな未来を願って、刃物を選ぶのはやめましょう。

「1分で振り返る」この記事のまとめ

今回は、親戚への結婚内祝いについて、気になるポイントを解説しました。今までの感謝とこれからもよろしくお願いしますという想いを込めて、素敵なものを贈りたいですよね。最後にもう一度、おさえておくべき点を確認しておきましょう。

記事のまとめ
  • お返しの金額は、もらった金額の半分〜3分の1が目安
  • もらったら、一ヶ月以内に贈るのがベスト
  • お礼状を添えるのがマナー
  • 日用品や調味料など消耗品は喜ばれることが多い
  • カタログギフトなら悩む心配なし
  • 商品券、4や9個入りや刃物系のギフトは避けよう

以上のポイントをふまえながら、相手が喜ぶギフトを選んでみてはいかがでしょうか。きっと親戚の方も喜んでくれるはずです。