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「友達に結婚祝いのお返しをしたいけど、何を渡したら喜んでもらえるだろう?」、そんなふうに悩んでいませんか?
結婚祝いのお返しのギフトは色々な人に渡しますが、中でも友達には感謝の気持ちと、「これからもよろしくね」という思いを込めて、喜ばれるおしゃれなギフトを贈りたいですよね。
この記事では、結婚祝いのお返しとして友達に渡すおすすめのギフトを予算別にご紹介します。お返しをする時のマナーや予算相場、選び方のポイントもまとめているので、ぜひご覧ください。
【予算別】友達に喜ばれる結婚祝いのおしゃれなお返しギフト
仲の良い友達から結婚祝いをもらった方も多いのではないでしょうか。年齢や立場など関係なく、友達へのお返しも基本的に必要です。
結婚という華やかなお祝いでのお返しは、高級感あるおしゃれなギフトがふさわしいです。今回、友達に喜ばれる結婚祝いのお返しギフトを厳選しました。検討しやすいように予算別に紹介します。ギフト選びで悩んでいる方は参考にしてください。
5,000~6,000円台で買えるおすすめのお返しギフト
①調味料セット
調味料やお出汁のギフトセットが選ばれています。料理をする方には喜ばれること間違いなしです。いつものお味噌汁や煮物、炊き込ご飯が手軽にランクアップするので人気が高まっています。
②ランドリーセット
洗濯洗剤や柔軟剤に高級感をプラスすることで、おしゃれで役立つギフトを贈れます。いつもの家事が楽しくなるアイテムなので、喜ばれること間違いなしです。
③お菓子セット
高級チョコレートや洋菓子店が手がけるギフトも、結婚祝いのお返しにピッタリです。パッケージもデザインにこだわっているのも選べば、高級感がより増します。
7,000~8,000円台で買えるおすすめのお返しギフト
①グルメカタログギフト
美味しいものを選べるカタログギフトの人気も高まっています。お家で食事することが増えているからこそ、おすすめです。自分で好きなものを選べるのも魅力といえます。
②タオルセット
バスタオルやフェイスタオルなど、高級タオルを贈るのはいかがでしょうか。消耗品のため、もらって困ることはありません。質のいいタオルは、暮らしも豊かにしてくれます。
③お酒セット
お酒好きの友達がいるなら、お酒のギフトがおすすめです。日本酒、ウイスキー、ワイン、クラフトビールなど、好みに合ったものを選べます。晩酌の時間を楽しんでもらえるのではないでしょうか。
9,000~10,000円台で買えるおすすめのお返しギフト
①高級肉セット
予算が高くなる場合におすすめなのが、高級肉です。しゃぶしゃぶ、ステーキ、焼肉など、相手の好みに合わせて選べます。お家で高級ディナーが楽しめるので人気があります。
②体験カタログギフト
宿泊やクルージング、エステなど、体験を贈ることも可能です。モノをあまり増やすのが好きではない方にもおすすめのお返しといえます。カタログなどで、相手が好きな体験を選べるので、贈る側も迷うことがありません。
5,000円未満で買えるおすすめのお返しギフト
①飲み物セット
コーヒー、紅茶、フルーツジュースなど、飲み物の詰め合わせなら、5,000円以下で贈れます。お家でのティータイムがより優雅になるのではないでしょうか。
②入浴剤セット
疲れを癒す入浴剤は5,000円以下で買えるものが多いです。デザインや香りの種類も増えているので、おしゃれなものを贈りたい方にもおすすめです。
③日用品のカタログギフト
キッチングッズや寝具など、日用品を選べるカタログギフトも人気があります。3,000円、5,000円など、自分の予算に合わせて贈れるのもうれしい点です。
友達に渡す結婚祝いのお返しギフトの予算相場
お返しギフトの予算はどれくらいなのでしょうか。実は、結婚祝いのお返しギフトは、高すぎると相手に迷惑をかける場合もあります。一方で安すぎると、信頼関係が崩れる可能性も高まるのです。
つまり、相手からもらった金額に合わせて、予算を適切に決めなければなりません。以下では、友達への結婚祝いのお返しギフトの予算相場についてまとめました。
結婚祝いでもらった金額の半返しが基本
予算相場は、結婚祝いの半分の金額でギフトを選ぶのが基本です。「半返し」と覚えておきましょう。ただし、もらった金額が高額である場合は、「3分の1」で返すことがあります。
具体的な金額にすると、「5,000~10,000円程度」で返すのが多いです。年上や上司の方へ半返しするなど、お返し金額が高額になると逆に失礼にあたるので注意しましょう。
なお、お祝いをお金ではなく品物で頂いた場合は、価格の値段の半分、または3分の1の金額でお返しをします。価格はインターネットで検索して調べる方法がおすすめです。
連名でもらった時のお返しの仕方は?
連名でもらった場合は、結婚祝いの金額を人数で割った金額が相場です。1人あたりの金額を計算してそれぞれにギフトを選びましょう。例えば3人の連名で20,000円の結婚祝いをもらったら、1人あたり3,000~3,500円程度のギフトをそれぞれにお返しします。
友達に渡す結婚祝いのお返しギフトを選ぶポイント
続いては、友達への結婚祝いのお返しギフトを選ぶポイントについて解説します。「何を基準に選べえばいいの?」と疑問に思った時、知っておくと便利な内容です。
友達の好みやシーンを考えて選ぶ
相手の好みやライフスタイルを知っているなら、ニーズに合わせたギフトを用意すると喜ばれます。例えば、コスメや日用品、家電製品などです。特に食料品の場合、家族構成によって個数や内容も異なるので注意しましょう。
とはいえ、「最近会えないから、いま欲しいものがわからない」という方も多いのではないでしょうか。迷った場合はカタログギフトがおすすめです。「ANCIE WEDDING」の調査によると、カタログギフトは友達に渡す結婚祝いのお返しギフトでもっとも人気が高いことが明らかになりました。
カタログギフトは、友達が自分の好きなギフトを選べるため、相手のニーズに合ったものを贈れるのが最大の魅力です。いずれの場合も結婚祝いのお返しであることを考えて、特別感や高級感のあるギフトを選ぶように心がけましょう。
参考:【調査結果】 結婚内祝い(結婚祝いのお返し)における実態調査
連名でもらった場合は同じものをお返しする
連名で結婚祝いをもらった場合は、同じギフトをお返しすることがおすすめです。予算も同じのため、格差が生まれるのがトラブルの元になるからです。ただ、どうしても別のギフトを贈りたい場合もありますよね。その場合は、金額を揃えることに気をつけましょう。
避けたほうが良いギフトに注意する
実は、結婚祝いのお返しとして、避けるべきギフトがあります。
- 刃物:縁が切れることを連想されるから
- 割れ物:別れを連想されるから
- ハンカチ:涙を流すような不幸なことを連想されるから
- 個数が4や9:死や苦を連想されるから
このように結婚の場にふさわしくないものは避けるようにしましょう。
友達に結婚祝いのお返しをする時のマナー
どれだけ仲の良い友達であっても、結婚祝いのお返しをする時は最低限のマナーを守りましょう。マナーを守っていない場合、せっかく素敵なお返しのギフトを用意しても、友達と微妙な雰囲気になってしまう恐れがあるからです。
もし「マナーに不安がある」という方は、以下のポイントをお読みください。
結婚祝いのお返しはいつ渡す?
結婚祝いをもらってから、2~3週間後くらいにお返しをするのが理想です。早すぎると、結婚祝いをもらうつもりで準備していたのかと思わせてしまうのでおすすめできません。とはいえ、遅くても1ヶ月以内にはお返ししましょう。
渡し方は直接手渡しor郵送
結婚祝いのお返しは、直接手渡しするのがおすすめです。けれども、難しい場合は郵送でも問題ありません。
最近は対面で会えない状況が増えているので、郵送する方が増えています。また、かさばるものや重いものを贈る場合は、郵送の方が相手の負担にならないので郵送にしましょう。
熨斗とメッセージカードは必須
友達にお返しを渡す場合も熨斗(のし)をつけるのが望ましいです。
熨斗について
結婚祝いのお返しには、紅白または金銀結び切り(水引10本)を使用しましょう。「結び切り」には「二度とほどけないほどかたいこま結び」という意味が込められています。繰り返してはいけない慶事ごとに使うのがマナーです。中でも水引が10本のものは「婚礼」に関する場面のみに用いられます。
熨斗の表書きについて
表書きとは、贈る目的を記したものです。水引の上に位置します。結婚内祝いの場合は、「寿」「内祝」が一般的です。最近は印刷の場合が多いですが、手書きをする場合は「毛質」や「筆ペン」を使用し、濃くしっかりと書きましょう。
また、水引の下には「差出人の名前」を書きます。書き方には、いくつかのパターンがあるので以下にまとめました。
- 入籍後の新しい名字のみ:「山田」
- 新郎新婦の名前のみ連名:「太郎 花子」
- 新しい名字の下に新郎新婦の名前を連名:「山田太郎 花子」
- 両家を連名:「◯◯家 △△家」
正解はないので、迷ったら両親や先輩に相談して決めましょう。
メッセージカードについて
お礼状の代わりに、メッセージカードを添えましょう。お礼状のようにかしこまった書き方をする必要はなく、普段のLINEやSNSのやりとりと同じような言葉でお礼を伝えることが大切です。
「1分で振り返る」この記事のまとめ
今回は、友達への結婚祝いのお返しについて解説しました。結婚を祝福してくれた大切な友達だからこそ、喜ばれるものを選びたいですよね。
最後に大切なポイントを確認しておきましょう。
- 結婚祝いのお返し予算は「半返し」が基本
- お祝いをもらってから2〜3週間以内に贈るのがベスト
- 日用品や食品など、消耗品がおすすめ
- 別れを連想されるギフトは避けましょう
- 友達でも熨斗やメッセージカードをつけるのがマナー
以上の点を選ぶ前に知っておくことで、失敗せずに素敵なお返しを選べます。これからも友達と仲良く過ごすために、相手が喜ぶギフトを選んでみてはいかがでしょうか。