お悩み別に解決!プロフィールムービーに必要な写真の枚数

お悩み別に解決!プロフィールムービーに必要な写真の枚数

プロフィールムービーを作ろうと思った時、どの写真を使うべきか悩むことはありませんか?今回は、そんな新郎新婦の悩みを解決すべくアイディアを紹介します。一般的に使われる写真の枚数から、手元に写真が残っていない時の対処法や自撮り写真しか残っていない場合の対処法など、役立つアイディアは必見です。

目次

  1. 一般的な写真の枚数は55枚
  2. 各パートごとの写真使用枚数
  3. 新郎・新婦どちらかの写真があまり手元に残っていない時
  4. 2人の写真が少ない時
  5. 顔がアップの写真しか持っていない時
  6. 思春期の写真を使いたくない時
  7. まとめ

新郎新婦の生い立ちや出会いのきっかけを振り返ることができるプロフィールムービーですが、いざ作ろうとしてみると写真を何枚用意すれば良いのか分からない…と悩む方も多いのではないでしょうか。

プロフィールムービー制作専門の業者さんにお願いするときは写真の枚数を大まかに指示されることもありますが、自作するならどのくらいが平均的な枚数なのか把握しておく必要があります。

そこで今回は、ナナイロウェディングの監修のもと、プロフィールムービーの写真の枚数について様々な情報をまとめました!これからプロフィールムービーの準備をするという方は、ぜひチェックしてくださいね。

この記事を書いた人
プレハナ編集部
プレハナを運営するナナイロウェディングは年間5,000本以上の結婚式ムービーを制作する、国内トップクラスのウェディングムービー制作サービスです。多くの卒花さんのお声をもとに、結婚準備を進めるプレ花嫁さんの役に立つ情報をご紹介しています。

一般的な写真の枚数は55枚

まずは、自分たちの写真の枚数を決める前に、一般的な写真の枚数について確認しておきましょう。

写真の表示時間は5〜8秒

プロフィールムービーに使う写真の枚数を決める前に、まず知っておきたいのが写真の表示時間です。

プロフィールムービーで写真を紹介する際、写真と一緒にコメントをつけるという方がほとんどですよね。あまりに写真が多くなると1枚あたりの表示時間が短くなる(速いスピードで写真を切り替えるようになる)ため、コメントが読みづらくなってしまいます。くれぐれも注意してください。

はじめてムービーを見たゲストにとってちょうど良い表示時間は写真1枚あたり5~8秒ほどだと言われています。もちろん構成等であえてテンポよく短時間で表示を切り替えていくという手法もありますが、ムービーを作り慣れていない方はまず基本を押さえるようにしましょう。

プロフィールムービーに必要な写真は55枚

プロフィールムービーの長さは、写真の表示時間と枚数で決まります。

写真表示時間(1枚につき5秒〜)×枚数=全体の長さ

プロフィールムービーの長さは全体で10分以下が望ましく、6~8分ほどにまとめると、ゲストも集中して最後まで見ることができます。ここでは、7分(420秒)のプロフィールムービーを作るとして、冒頭部分と締めの文章に30秒ほど使うとすると、390秒が写真の表示に使える時間です。

写真の表示時間を7秒とすると、390(秒)÷7(秒)=約55枚がプロフィールムービーを作る上で必要な枚数になります。

各パートごとの写真使用枚数

プロフィールムービーの基本的な構成は、新郎新婦の生い立ちの後にお二人の出会いや結婚に至るまでを紹介するというものです。今回はその基本的な構成をもとにして、写真の枚数や必要な種類などを説明していきます。写真の選び方についてはここが重要!結婚式プロフィールムービーの写真の選び方をご覧ください。

新郎・新婦パートは30〜40枚が一般的

新郎新婦のパートで必要な写真の枚数は合計30〜40枚(新郎新婦それぞれ15〜20枚)ほどが一般的です。新郎新婦のパートを彩るために必要な写真の種類はざっくりと以下のように分けられます。

  • 生まれた頃の写真(1歳未満)
  • 幼少期(1歳~6歳)
  • 小学生の頃
  • 中学生の頃
  • 高校生の頃
  • 大学生の頃
  • 社会人になってから

お手持ちの写真を上記の世代ごとに分け、思い出深いものをピックアップしていきます。ピックアップする際には、連続して似たような写真が表示されないように注意するのがポイントです。

顔のアップや集合写真など、同じ構図の写真が連続してしまうと、メリハリのないプロフィールムービーになってしまいます。写真を選ぶ際には、異なる雰囲気のものを用意しておくと良いですね!

2人パートは10〜15枚でコンパクトにまとめる

新郎新婦が出会ってからの2人パートの写真は10~15枚程度がおすすめです。写真はお二人の素の様子が伝わるお写真があるとよいでしょう。

その際にも気をつけたいのが、同じ構図の写真ばかりにならないということ!スマホの自撮りで顔を寄せ合った写真しかなくて…という方もいるかもしれませんが、結婚式の前撮りの写真や婚姻届を持った写真、ご家族とのお祝いの写真など様々なパターンの写真を用意すると、ご覧になるゲストを飽きさせないメリハリあるプロフィールムービーになりますよ。

「必要な写真の枚数は分かったけれど。。幼少期などのお写真が残っていない!!」などのお悩みがある方もいることでしょう。続いては、そんな方に向けて、プロフィールムービーのお悩み別対処法をご紹介します!

新郎・新婦どちらかの写真があまり手元に残っていない時

写真を紛失したり、もともとあまり撮っていなかったりということで写真が残っていないというケースはよくあります。ここでは2つの対処法をご紹介します。

対処法1.新婦の写真を多めに流す

そういった場合は、新郎新婦で同じ枚数を用意する必要はありません。新婦の写真が新郎よりも多くなってしまっても問題ありません。

こちらの映像は新婦の写真を多めに流していますが、違和感はまったくありませんね!

対処法2.お二人が出会ってからの写真をメインに持ってくる

あえて幼少期や学生時代の写真を使わずに、新郎新婦が出会ってからのヒストリーを紹介するというやり方もアリ!プロフィールは簡単に表で説明してみるのもおすすめです。

オープニングムービーですが、プロフィールの紹介はこのようなやり方でも良いかも!

2人の写真が少ない時

新郎新婦が出会ってからのお写真がない場合、対処法は大きく分けて2つあります。

対処法1.思い出の場所に行って、再現写真を撮る

今から写真を用意するの?と思うかもしれませんが、当時の思い出を振り返ることができるのでおすすめです!初デートで緊張しながら訪れた場所や、ケンカをして泣いてしまった場所も、振り返ってみればどれもいい思い出。その当時を再現した写真を撮ると、ゲストも楽しめるプロフィールムービーが完成することでしょう。

対処法2.イラストで説明する

写真が少ない場合は、イラストで紹介するのも手です。こちらの動画は前半部分が全部イラストになっています。出会いのきっかけが分かりやすく伝わりますね。また、絵のタッチが可愛らしく、会場を温かい雰囲気に包んでくれそうです。

顔がアップの写真しか持っていない時

プロフィールムービーのバランスを考えると、顔がアップの写真と全身が分かるような写真がほどよくあるほうが望ましいです。ですが、なかにはアップの写真しかないという方もいるでしょう。顔のアップも決して悪くはないのですが、連続して流してしまうとゲストは退屈してしまいます。

この場合の解決策は、どの世代の写真なのかで変わります。

  • 学生時代の写真がアップのものばかりのときは、卒業アルバムの集合写真やメッセージ用のページ(例:黒背景に白文字で文章を入れたもの)を挟む
  • お付き合いしているときの写真がアップのものばかりのときは、新たに写真を撮影したり、動画を入れたりする

顔がアップの写真が多いですが、食べ物の写真があることでメリハリがあります。

思春期の写真を使いたくない時

体重の変動が激しかったり、ちょっと荒れていたりということで、思春期の写真はできれば避けたいという方もいることでしょう。そういった場合には、思春期の時期を飛ばしてプロフィールムービーを作っても大丈夫です。

プロフィールムービーを流しているときに、盛り上がりやすいのは赤ちゃんの時や幼少期の頃の写真です。写真の枚数が少なくて変に思われるかも…と心配かもしれませんが、小さい頃に好きだったキャラクターの写真を載せたり、小学生のときに作った工作や絵を紹介したりすると、意外性がウケることもありますよ。

こちらはほとんど幼少期の写真だけで構成されたプロフィールムービーですが、歌詞や動画を流す等の工夫がされています。

まとめ

プロフィールムービーを作る際には様々な悩みがあることと思いますが、自分たちが何を主に紹介したいのかを明確にすれば、軸がぶれることはありません。

幼少の頃の写真を多くするのか、2人が出会ってからの写真をメインにするのかをまず考えてから写真をチョイスしていくと良いですね!

また、最近ではスマホで簡単に動画を撮影できるようになりました。今回は写真の枚数に関してご紹介してきましたが、ムービーの中に動画を挿入するだけでプロフィールムービーの質がググッと上がります。載せたい写真があまりないというときでも、セピアやモノクロなどに加工した撮影動画を挿入すれれば、臨場感あふれるプロフィールムービーを作ることができますよ。

写真がないからと諦めずに、思い出になるようなプロフィールムービーをぜひ作ってみてくださいね。