中学生や高校生の頃の思い出の写真といえば、プリクラ!という女性も多いのではないでしょうか?
「普通の写真なんて残っていない…。あるのはプリクラだけ!」という声もよく耳にします。そして、新郎新婦お二人の生い立ちを紹介するプロフィールムービーにプリクラは使えますか?というご質問も良くお寄せいただきます。
今回はプリクラとプロフィールムービーについて解説していきます。
プロフィールムービーにプリクラは使える!データ化するので問題なし!
まず結論から申し上げると、プロフィールムービーにプリクラは使用可能です。 プロフィールムービーを制作する際に、紙のプリント写真を使用する場合はスキャンして画像データ化しします。スキャンする方法はスキャナー機器やスマホアプリなどさまざまですが、たとえプリクラであってもプリント写真と同じくスキャンは可能です。スキャンして画像データ化さえしてしまえば、あとはムービーに使用するだけ。スマホで撮影した写真データと大差はありません。
したがって、プロフィールムービーにプリクラは使えると考えてOKです。(ただし、一部のムービー制作会社ではプリクラの使用をお断りしているケースがあるようですのでご注意ください)
プリクラを使うメリットとデメリット
プロフィールムービーにプリクラを使う場合のメリットとデメリットを簡単に整理しておきましょう。
メリット
- 加工や手書き文字など当時の楽しい雰囲気が伝わる
- 友人と一緒に写ったものがたくさんある
- 最高の思い出の「あの日、あの瞬間」を撮影したものがある
こうしたメリットを考えると、プリクラを使いたいという気持ちもよく分かりますね。
デメリット
- プリクラ自体の画質が良くない場合がある
- 小さな画像を引き伸ばして使用するため画質が劣化することがある
- 複数のプリクラをムービーに使用すると構図が似通ってしまう
デメリットは主に画質に関する点です。プリクラ自体の画質が悪いケースはプリント写真でも同じことがありえますのでプリクラ特有の問題というわけではありません。一方、小さなプリクラ写真はスキャン後の画像をプロフィールムービーに使用するために引き伸ばすことで画質が劣化する懸念があることは知っておいたほうが良いでしょう。
また、プリクラは立ち姿で2〜3人、多くて5〜6人程度が写っている似た構図のものが多いと思います。プロフィールムービーで複数のプリクラ写真を使用すると、似たような映像が続いてしまうためゲストが飽きてしまうリスクがあります。
ちなみに、プリクラ写真をプロフィールムービーに使用するのは不謹慎でないか?といった不安を抱える声もあるようです。
私の高校時代はプリクラ全盛期でプリクラは毎週のように撮っていましたが写真はまったくといっていいほど撮っていません。結婚式の生い立ちムービーで高校時代がすこっと抜けるのも変ですし… 生い立ちムービーでプリクラが大量って変ですか?また、来て頂いたお客様からしたら写真を余り撮っていないことに対して変な人だなという感じに見えますか?
出典: Yahoo!知恵袋
これはYahoo!知恵袋に投稿されていたお悩みですが、「ゲストから変な人と思われるかも」「プリクラだとふざけて見えるかも」という点は、プリクラの認知度を考えればさほど気にしなくて良いでしょう。両家の親族や列席ゲストによほど厳格な考えを持っている方がいない限りはプリクラを使用しても問題ないと思われます。
プリクラをプロフィールムービーに使用した例
映像の0:48、0:53、1:02など新婦パートでプリクラがたくさん使われていますが、特に違和感はありませんよね?構図もさまざまなので目を凝らして確認していかないとプリクラだと気づかないほどです。新婦と新郎のこれまでの楽しい日々を振り返った素晴らしい自作ムービーに仕上がっていると思います。
まとめ
今回は、「プリクラを結婚式のプロフィールムービーに使ってもよいのか?」というお悩みについて解説してきました。繰り返しですが、プリクラを使うことは十分可能ですし、ゲストに失礼に当たることも特にありません。安心してお使いいただければと思います。
大切な思い出の詰まったプリクラを使った素敵なプロフィールムービーが完成することを願っています。