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フォトウェディングをするにあたって、ぜひ活用したいのが撮影に使用する小物です。先輩花嫁たちの写真を見て、使いたい小物がある方もいらっしゃることでしょう。自分達らしさを出すためにも手作りを検討されている方が多いと思いますが、フォトウェディング自体に費用がかかるので、なるべく小物作りの費用は抑えたいですよね。
この記事では100均で調達できる小物や、100均の材料で作れる小物、小物を持ち込む際に注意するべきことなどをご紹介します。
フォトウェディングの持ち込み小物とは?
そもそもフォトウェディングに小物を持ち込むことは、どんなメリットがあるのでしょうか?小物があるとポーズや表情のバリエーションを増やすことができるため、多くの方が利用しています。
撮影スタジオに小物が用意されていることも多いですが、自分たちで小物を用意し、持ち込むことで、よりふたりらしい写真を演出できることが小物を持ち込むメリットです。
また、スタジオによっては、小物のレンタル料がかかる場合もあるので、持ち込むことでフォトウェディングにかかる費用を抑えることができます。小物自体は100均で揃えられるため、大きな費用がかからない点も小物を持ち込む魅力です。
【15選】100均で買えるおすすめ小物
フォトウェディングに持ち込む小物を作成するとなると、材料の調達に手間や費用がかかりそうですが、意外にも100均で揃えることができます。実は多くの卒花さんたちも100均を活用して小物を用意しているんですよ。
例えば、100均の材料で作成できる小物としてガーランドや赤い糸、フォトプロップスなどが挙げられます。中には手を加えずとも購入するだけで小物として使えるアイテムもあります。それでは具体的なアイテムをご紹介していきましょう。
1. ふたりのイニシャルオブジェ
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フォトウェディングで使う小物の定番とも言えるイニシャルオブジェは、ダイソーで購入できます。そのまま使うのではなく、色を着けることでオリジナルのイニシャルオブジェになりますよ。
絵の具を塗る際は、木工ボンドを薄くのばして塗った上から色を塗ると、色がつきやすいです。絵の具の色は、ふたりが好きな色をそれぞれ選ぶとオリジナリティが出せます。
2.ガーランド
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ガーランドは端と端を持って、ふたりでポーズを決められるので、多くの新郎新婦が小物として取り入れています。さまざまな種類がありますが、ダイソーでは「Just Married(結婚しました)」のガーランドを購入できます。すでにメッセージが入っており、手を加える必要がないため、そのまま利用できる点も魅力ですね。
3.星のオブジェ
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星をテーマにしたフォトウェディングを行いたい方は、星のオブジェを使ってみてはいかがでしょうか。画像の商品はキャンドゥで購入でき、装飾せずとも使えるため、手軽に活用できます。幻想的な雰囲気の撮影ができるうえ、カラーが豊富なので写真のテーマに合わせて用意できますよ。
4.花冠
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屋外でのロケーションフォトを考えている花嫁さんや、ナチュラルな雰囲気でフォトウェディングを撮りたい花嫁さんには、花冠がおすすめです。ダイソーで手に入り、そのまま利用できるので手間をかけずに用意できます。
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自分好みにアレンジしたい方はダイソーの商品を使って花冠を作ることも可能です。手順は次の通りです。
ダイソー商品を使った花冠の作り方
- 造花の茎を花首から3cmくらいの位置でニッパーで切る
- 花首をワイヤーの端から10cm弱のところで合わせて持つ
- ワイヤーの長い方を同じところに横に2〜3回ぐるぐる巻く
- 2本のワイヤーを花首から茎の切り口まで巻く
- 好きな順番に輪の形に並べる
- パーツをずらしながらファブリックテープでまとめていく
- 頭の大きさまで巻けたら、花先と反対の端をワイヤーで6〜7cm巻いてフローラルテープでつなぎ目を隠せば、完成!
出典: ダイソーFacebook
5.赤い糸
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フォトウェディングの小物で人気のアイテムに赤い糸があります。ふたりの小指に巻くと運命の赤い糸を表現できる上、手軽に用意できる点も魅力です。
また、ただ糸を巻きつけるだけではなく、毛糸の中に針金を入れると好きな形にできます。「Love 」「♡」など自分の好きな形にしてフォトウェディングや前撮りで活用している新郎新婦が多いです。
6.糸電話
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赤い糸の発展形として、人気があるのが糸電話です。紙コップにキリや針で穴を開けて、赤い毛糸を通すだけで完成するので、手軽に作れます。
赤い糸と同様に、糸の部分に針金を入れ、自分の好きな形にする方や、糸の部分をガーランドにして、ひと目見ただけでお互いへのメッセージがわかるようにしている方もいます。自分好みにアレンジしやすいアイテムですので、こだわりを詰め込みたい花嫁さんは作ってみてくださいね。
7.フォトフレーム
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フォトフレームを使うと、遠近法を使ってフォトフレームに全身を収めた写真や、大きいフォトフレームを新郎新婦がふたりで持った写真を撮れます。フォトフレームを用意するだけで、使えるため手軽に取り入れられますよ。
オリジナリティを出したい方は、好きな色に塗ったり、100均で売っているフェイクフラワーで飾り付けたりするのもよいでしょう。
8.フォトプロップス
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フォトプロップスは、紙ストローに文字を印刷した画用紙を貼り付けるだけで、手軽に作成できます。ストローにマスキングテープを巻くと、より可愛らしいデザインにできますよ。
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また、扇子を飾り付けてフォトプロップスにすると和装にも似合うため、洋装和装問わず活用できるアイテムです。
9.サングラス
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こちらも100均のダイソーで販売されている100円アイテム。カジュアルなフォトウェディングを撮りたい方は、サングラスを取り入れてはいかがでしょうか。上記の画像のサングラスより黒いレンズのものに、ポスカで文字を書いてアレンジすることもできます。
また、ただサングラスをかけるだけでなく、レンズに自分たちを写したショットを撮ることもできるため、撮影のパターンが広がりますよ。
10.カチンコ
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カチンコを使ってポーズをとる新郎新婦もいます。セリアで購入できるカチンコに、チョークやポスカで自分たちの名前などを書き込むだけで、唯一無二のアイテムとなります。手軽に用意できて、アレンジが簡単なのが人気の理由でしょう。映画風の撮影をしたい新郎新婦は、ぜひ取り入れてみてくださいね。
11.風船
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風船も人気のアイテムで、複数個用意することでファンシーな世界観を作り出せます。特に、ダイソーは風船の種類が豊富でおすすめです。床にたくさん置くだけでかわいい雰囲気になりますし、用意する際も、スタジオに行ってから風船を膨らませばいいため持ち込みやすいですよ
12.紙風船
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紙風船は、和を感じさせる素材のため、和装に似合う小物です。上記の画像のように、畳に置いてしとやかな雰囲気を出すこともできますし、実際にふたりで遊んでいる姿を撮ることで、自然な笑顔や楽しげな瞬間を切り取ることもできます。買うだけで小物として使える点も忙しい新郎新婦にとっては助かりますね。
13.折り鶴シャワー
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100均の折り紙を使って小さな折り鶴をたくさん作り、フラワーシャワーのように降らせて撮ると、華やかで見栄えのする写真が残せます。折り鶴は紙があれば作れるため、材料調達も手軽です。鶴を折る手間はかかりますが、ふたりで一緒に折ることで、見返すたびに思い出に残る写真になりますよ。
14.扇子
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他にも、和装にぴったりな小物の一つに扇子があります。扇子は夏前から夏にかけて100均で販売されますので、時期を逃さないように購入しておきましょう。100均の中でもダイソーが一番種類が豊富で、たくさんの柄の中から選べます。
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また、お正月前であれば、こちらのような正月飾り付きの扇子を利用しても面白いですね。
15.お面
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インパクトのある小物としてはお面が挙げられるでしょう。100均で購入でき、和装洋装ともに人気があります。お面を顔で隠すと謎めいた独特の雰囲気を演出できるため、一風変わった写真を撮りたい新郎新婦におすすめです。
購入費ゼロ円!かんたんに用意できる小物アイデア
100均で購入する以外にも、安くて簡単に用意できる小物もあります。少し手間がかかるものもありますが、よりふたりらしい写真を撮影できるものばかりです。
特に「ふたりの思い出の品」や「幼少期の写真」は、どちらもふたりを象徴する小物ですので、自分たちらしさを前面に押し出したいのなら、取り入れることをおすすめします。
また、これらの小物は一から作成せずとも、すでにあるもので対応できる場合もあります。順に詳しく見ていきましょう。
ふたりの思い出の品
ふたりの思い出の品は、アレンジをせずとも小物として使えます。例えば、ふたりで行った旅行先などで一緒につくったものがあれば、それを持ち込むのもよいでしょう。また、共通の趣味があれば、それに関連する小物を持ち込むと楽しい雰囲気の写真が撮れます。
思い出の品と一緒に撮影すると、そのときの思い出も思い返すことができるうえ、ふたりならではの写真を撮影できますよ。
幼少期の写真
ふたりの幼少期の写真とともに撮影するのも人気です。ポーズとしては以下の2パターンのポーズで撮影されることが多いです。
- ふたりの幼少期の写真を引き伸ばして印刷し、自分の顔に重ねて撮影
- フォトフレームにふたりの幼少期の写真を入れたものを持って撮影
ふたりにしか撮れないオリジナリティのある写真に仕上がり、どんな風に成長したか一目でわかるため、親族にも喜ばれる写真になります。
デジタルカメラ・スマートフォン
デジタルカメラやスマートフォンを小物として使うと、「フォトインフォト」というデジタルカメラやスマートフォンの画面越しに撮影する写真が撮れます。必要なものはデジタルカメラやスマートフォンだけなので、準備の手間もいりません。
普通にポーズを決めて撮るよりも、ひと工夫された特別な雰囲気の写真がとれるため、花嫁さんの間で流行っています。
習字
「ふたりの名前」「夫婦」「結婚しました」「祝」などの言葉を筆で書き、額縁に入れてふたりで持って撮影する新郎新婦もいます。習字自体が和のものなので、和装に合いますし、オリジナリティのある写真に仕上がります。幼少期に習字を習っていた方や、文字に自信がある方におすすめの小物です。
フォトウェディングで小物を持ち込むときの注意点
フォトウェディングでアイテムを持ち込む際には、いくつか注意点があります。どれも事前にスタジオへ問い合わせや準備をしておけば、解決できるものです。
少し手間はかかりますが、注意点を抑えておくかどうかでフォトウェディングの仕上がりが左右されます。大事なフォトウェディングで後悔しないために、どのようなことに注意すればよいのかをきちんとチェックしておきましょう。
小物を持ち込む際に「持ち込み料金」は発生するのか確認
撮影スタジオによっては小物を持ち込む際に「持ち込み料金」が発生する場合があります。小物によっては、自分で用意しなくても撮影スタジオが用意してくれるものもあるため、持ち込む予定の小物と被らないように、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
撮影スタジオの小物を借りる際には、レンタル料金がかかる場合もあるので、持ち込んだほうが得なのか、借りた方が得なのかはしっかり検討する必要があります。
カメラマンにイメージを共有してから撮影する
撮りたい写真の構成やポーズがある場合、カメラマンに仕上がりのイメージを伝えておくと理想の写真が撮れます。具体的なイメージを伝えておけばおくほど、希望に沿った撮影を行えるため、SNSなどで理想のイメージを探しておくとよいでしょう。カメラマンに見せれば、一目でイメージが共有できますよ。
事前にポーズの練習をしておく
撮影は限られた時間で行われるため、スムーズに撮影を進められるようにポーズの練習を事前にしておくのがおすすめです。小物の見せ方なども、理想のイメージがあるのであれば、小物を使ってどのようにポーズをとるのか、小物に対してどの辺りに立つのかなどを確認しておくと理想の仕上がりにできます。
小物をたくさん持ち込みすぎない
フォトウェディングの主役はふたりです。小物ありきでの撮影にならないように、小物を持ち込みすぎないようにしましょう。撮影時間や枚数も限られているため、事前にカメラマンに撮影に取り入れられるアイテムの数を確認しておくと、焦らず撮影に集中できますよ。
「1分で振り返る」この記事のまとめ
ポーズや表情のバリエーションを増やしてくれるため、フォトウェディングに欠かせない小物。調達方法として、以下の2つがあることをこの記事では紹介しました。
- フォトウェディングに使える小物は100均で購入できる
- 必ずしも手作りしないといけないわけではなく、既製品をそのまま小物として利用できる
また、小物を持ち込む際の注意点としては以下の通りです。
- 持ち込み料がかからないかを確認する
- たくさん小物を持ちこんでも、全ての小物を使えるかわからないので、カメラマンに事前に確認する
フォトウェディングで使う小物は、必ずしも手作りでないといけないわけではありません。忙しい日常生活と並行して新生活の準備を進める必要があるため、活用できるものは活用しましょう。
そして、上記の注意点を踏まえ、疑問点や不明点はスタジオやカメラマンにきちんと確認しておくことも大切です。一生に一度のフォトウェディングをおふたりが心から楽しむために、この記事の内容をお役に立てれば幸いです。