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この記事では家族や友人を招待してフォトウェディングを実施する際のメリットやデメリット、注意点などを詳しくご紹介します。結婚式はしないけれど、家族や友人と思い出を作りたいという方、フォトウェディングを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
そもそもフォトウェディングとは?
結婚式は行わず写真撮影のみする、新しい結婚式のスタイルとして注目を浴びているのが、フォトウェディングです。「結婚式はしないけど、思い出は残したい!」と思い、最近多くの人たちが利用しています。
ただ、中には大切な人たちに晴れ姿を見せたり、感謝を伝えたいと考えるカップルも少なくありません。そんな時は両親や祖父母、親しい友人やペットなどを招待できるフォトウェディングがおすすめです。
挙式や食事会も追加できるプランもあり、通常の結婚式を行うよりもコストを抑えて思い出を残すこともできます。
フォトウェディングに家族を招待するメリットは?
フォトウェディングに家族や友人を招待する主なメリットは、4つあります。
- 花嫁姿を披露できる
- コスパが良い
- 挙式や食事会の追加プランもある
- ペットとの撮影も可能
大切な人と思い出に残る時間を作りたい人が多いことが、フォトウェディングで家族写真が選ばれる理由だと思います。続いて、具体的なメリットの内容を紹介していきます。
結婚式をしなくても花嫁姿を披露できる
感謝の気持ちを込めて、家族を招待する新郎新婦も増えています。撮影当日に両親や親しい友人に花嫁姿を見せることができ、フォトウェディング後も思い出を共有できるメリットがあります。
また、両家が顔を合わせる機会は少ないものです。そのため、フォトウェディングに家族を呼ぶことで、両家の仲を深めるきっかけにもなります。
コストパフォーマンスがよい
結婚式をするよりも、フォトウェディングの方が撮影だけなのでコスパがよいです。フォトウェディングの中には、挙式や食事会もできるプランもあるため、両家の家族や親族におもてなしをしたいというカップルのニーズも満たすことができます。
挙式・会食も一緒にできる
フォトウェディング当日に家族や親しい友人だけで、小規模な挙式や会食も行えます。通常の結婚式をするよりもコスパがよく、家族や親しい友人とより多くの思い出づくりができます。この点は、家族を呼ぶフォトウェディングの大きなメリットの一つとして考えられます。
ペットとも一緒に撮影も可能
ペットを飼われている人にとって、ペットは家族の一員ですよね。フォトウェディングでは、大切にしているペットも一緒に撮影可能です。ただ、ペットNGなスタジオもあるため、事前に確認は必要です。
家族を招待するフォトウェディングのデメリットは?
メリットがある一方で、デメリットも気になることだと思います。デメリットには次のようなものがあります。
- 2人だけで撮影するよりも費用がかかる場合もある
- 家族同士のスケジュールが合わないと調整が大変
ただ、通常の結婚式よりも費用は抑えながら思い出を残せることを考えると、デメリットへの考えも変わってくるのではないでしょうか。
2人だけで撮影するより費用がかかる場合もある
2人で撮影するよりも費用がかさむプランになることもあります。基本的には、家族が増えても費用は同じです。ただ、家族の衣装レンタルやヘアメイクをすると、それだけ追加費用がかかる場合もあります。
スケジュールの調整が大変
呼びたい家族が多い場合、スケジュール調整が大変になることもあります。ただ、せっかくの思い出だからこそ、できるだけ全員で撮影をしたいと考えるなら、候補日は多く用意しておくと安心です。
家族とフォトウェディングを撮るタイミングはいつ?
実際にどのタイミングでフォトウェディングをすればよいか気になるところですよね。結論からいうと、フォトウェディングは入籍後になるべく早く行うことがベストです!
ただ、状況によっては入籍後すぐ以外の日程で行うこともあります。
- 妊娠中のため、出産後に子供の誕生日や結婚記念日にする
- 挙式とは別で家族とフォトウェディングをしたい場合、挙式後すぐの別日にする
状況に応じてタイミングを選べるところもフォトウェディングの魅力の一つですね。
家族を呼ぶ場合のフォトウェディングの費用相場は?
費用が抑えられるとされるフォトウェディング。気になる料金相場はどの程度なのでしょうか?一般的な相場は10〜30万円ですが、追加費用がかかるケースもあります。
- 家族の衣装レンタルやヘアメイクを依頼する
- 挙式・食事会の追加
- 家族分の写真やアルバムを追加
- リゾート地やチャペル、庭園などで撮影する(交通費や施設料)
- ペットの同席
このような追加費用が発生することを想定し、事前にプラン内容と費用はしっかり確認しておきましょう。
一般的なフォトウェディングの料金相場は、10~30万円
一般的なフォトウェディングの費用相場は10〜30万円です。通常の結婚式の平均相場が約200〜300万円代であることを考えると、費用はかなり抑えられることが分かります。
プラン内容は、写真撮影料、新郎新婦の衣装(各1着分ずつ)、ヘアメイク・着付け代、台紙付き写真数枚程度が、含まれていることが多いです。
追加費用はどんなものにかかる?
フォトウェディングには新郎新婦の要望に合わせるために、さまざまなオプションがあります。
例えば、ペットの同席、家族分の衣装・ヘアメイク代やアルバム代、挙式や食事会の追加、リゾート地で行うといったオプションです。フォトウェディングを行うときに、かかりやすい追加費用の内容について紹介します。
家族の衣装レンタルやヘアメイクを依頼する場合
衣装やヘアメイクは新郎新婦のみのプランが多いため、家族分を依頼すると追加費用がかかることがあります。なお、家族分の衣装代は新郎新婦が負担するケースが多いようです。事前に何人までできるかの確認しておくと安心です。
フォトウェディングに挙式を追加する場合
フォトウェディングに決めたものの、挙式を追加したくなることもあると思います。そのような時には、挙式を追加することもあるようです。写真撮影のみの場合より、更に5〜10万円ほど高くなるとされています。
フォトウェディングに挙式と会食を追加する場合
挙式に加えて、更に食事会も追加するケースもあります。招待するからには食事会を開きたいと考えるカップルも少なくありません。10〜30万円ほどの追加料金がかかることが、挙式と食事会を追加する場合に多いです。
写真やアルバムを追加する場合
フォトウェディングでできた写真やアルバムを、家族に渡す場合の追加費用です。撮影後に家族が写真やアルバムを欲しがることも考えられます。プランによってさまざまなため、事前の相談が必要です。
リゾート地やチャペル、庭園などで撮影する場合(交通費や滞在費)
日頃の感謝を込めた旅行を兼ねて、リゾート地でフォトウェディングをするカップルもいます。交通費や滞在費、場合によっては施設料などが生じることになります。更なる費用負担や、スケジュール調整が大変になることが予想されますので、しっかり事前確認をしておきましょう。
ペットとフォトウェディングをする場合
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ペットとフォトウェディングを希望する場合、ペット可能なスタジオやロケーションを使用するための追加費用がかかることもあります。ペット不可な場合もあるため、ペットとの優先度が高い人は先に確認しましょう。
フォトウェディングに家族や友人を招待するときの服装は?
家族や友人を招待するとき、どんな服装で参加してもらうか悩んでしまいますよね。ロケーションによっても変わってきますが、招待する人たちに一体感がでる服装にすることがポイントです。
家族はフォーマルかカジュアルどちらか、友人はブライズメイドとしてお揃いの服装に揃えるのも人気があります。
フォトウェディングに家族を呼ぶときはフォーマルやカジュアル
家族の場合、「フォーマルな服装が基本で、リゾート地ではカジュアルな服装」といったように、一般的な結婚式と同じです。シチュエーションによっては、みんなで同じカラーで揃えると、よりよい撮影になるケースもあります。
フォトウェディングに友人を呼ぶときはお揃いも人気
友人とは憧れのブライズメイドやアッシャーとして、お揃いの服装で撮影することも一体感がでるため人気です。沖縄などのリゾート地では、かりゆしウェアを参加者にきてもらうこともできます。
フォトウェディングに家族を招待するときの注意点や配慮する点
招待するからには、当日は家族にも楽しんでほしいところですよね。フォトウェディングに家族を招待するときの注意点は下記の4つです。
- 両親の服装は格を揃える
- 幼い子供が楽しめる工夫をしておく
- 祖父母の体へ配慮する
- ペット撮影可能か事前に確認
招待する人によって、配慮する内容が変わってくることがポイントです。それぞれの注意点について紹介していきます。
両親を呼ぶときの服装は格を揃える
まず、一番に注意するべきことは、両家の両親の格を揃えることです。フォーマルかカジュアルで揃えるか、または洋装か着物かといったことは、事前のすり合わせが必要です。なお、衣装レンタルする場合、親孝行として新郎新婦が費用負担することが多いようです。
幼いお子様がいる場合は楽しめるような工夫をしておく
小さな子供がいる場合、慣れない環境で子供の機嫌が悪くなってしまうこともしばしばあります。子供をあやすのに必死で、せっかくの記念写真なのに笑っていない!といったことは避けたいですよね。
お菓子やお気に入りのおもちゃを準備をしたり、またプロの力を借りるべくベビーシッターを呼ぶ人もいるようです。
祖父母を気遣う準備をする
両親だけではなく、お世話になったおじいちゃん、おばあちゃんを呼びたい人も多いと思います。祖父母も呼ぶ場合、年配の人でも体力的に無理のないタイムスケジュールになっているか注意が必要です。
具体的には、休憩時間はどのタイミングであるか、座って撮影は可能かといったことを確認しておきましょう。
ペットと一緒に撮影ができるかを事前に確認する
ペットも一緒に撮影したい場合は、事前確認が必要です。猫や犬までは可能といったように、ペットの種類によって制限がでる場合もあります。大切な家族の一員であるペットと素敵なフォトウェディングをするためにも、撮影先には事前に確認しておきましょう。
家族をフォトウェディングに招待するときの流れ
フォトウェディングは内容にもよりますが、準備期間を合わせて一般的には全部で1〜6ヶ月程度です。大まかに下記の4ステップからなり、通常の結婚式の準備と比べ簡単な流れとなっています。
- 家族と一緒にできるプランを見学しに行く
- プラン内容や費用(追加料金含む)を確認
- 家族と日程調整をする
- 撮影日当日
家族を招待するときの流れを、詳しく紹介していきます。
家族でフォトウェディングができるプランを見学する
まずは、フォトウェディングで家族を呼べるプランを探すことから始めます。気になる撮影先があったら、実際にそのプランを見学しに行きます。撮影のシチュエーションやプランの費用・内容についても、この時に確認するようになります。
プラン内容・プラン料金・追加料金を確認する
お願いをするところが決まったら、具体的なプラン内容や料金を確認します。例えば、ペットと一緒の撮影は可能か、食事会や挙式の追加プランを付けるかといった内容です。追加料金に関することなど、気になる点はここでしっかり確認しておきましょう。
家族のスケジュール確認と日取り決定
プラン内容や費用をしっかりと確認したら、次にフォトウェディングに招待する家族のスケジュールを確認しましょう。日程調整ができたらフォトウェディングの日取りが決まります。日取りが決まったら、正式に招待する人たちに再度連絡をしましょう。
撮影当日
撮影当日はどんな写真を撮りたいか、全体写真の並び順はどうなるかといったことは、先に決めておくと当日の進行がよりスムーズです。挙式をしたり、撮影後に食事会をするケースもあります。
せっかく家族が集まる機会になるので、家族との思い出作りにフォトウェディングをうまく活用しましょう。
「1分で振り返る」この記事のまとめ
この記事では、家族と一緒にするフォトウェディングのメリット・デメリット以外にも、招待する家族や友人など相手に応じた注意点などを紹介させて頂きました。家族とフォトウェディングをするポイントは下記の通りです。
- 挙式や食事会も追加でき、コスパよく家族との思い出作りができる
- 費用相場は約10〜30万円、追加費用がかかるケースもある
- 家族の服装は通常の結婚式と同じで一体感を出し、両家の格を揃える
- 両家の格を揃えたり子供や年配者など、招待する人に応じた配慮が必要
新型コロナウイルスの流行で先行きが読みづらい状況となり、結婚式のやり方に迷われた人も多いのではないでしょうか?フォトウェディングは、そのような状況下で人気が高まりつつある新しい結婚式スタイルの一つです。
大規模な結婚式を行わなくても、大切な人に囲まれた思い出は家族の絆をより強くし、あなたの結婚生活をよりよいものにしてくれるはずです。この記事を参考に、あなたにとって家族とのフォトウェディングが最良な日になることを祈っています。
また、注目のフォトウェディングとは?費用相場や後悔しないための業者の選び方を解説ではフォトウェディング全般の基礎知識や卒花さんたちの体験談をご紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。