【Word対応】席札の無料テンプレートまとめ!作り方とイラスト素材サイトも紹介

【Word対応】席札の無料テンプレートまとめ!作り方とイラスト素材サイトも紹介

席札をパソコンで手作りしようと思っている方のためにWord対応の席札の無料テンプレートをダウンロードできるサイトをまとめました。席札の作り方やすぐに使える無料のイラスト素材サイトもご紹介します。

目次

  1. 席札のサイズ・デザイン・素材はどうすべき?
  2. 【無料&Word対応】二つ折りの席札がダウンロードできるテンプレートサイト6選
  3. 【画像あり】初心者でも簡単!WordとExcelでオリジナル席札を作ろう
  4. 「1分で振り返る」この記事のまとめ

結婚式のペーパーアイテムで手作りする人が多い結婚式の席札。サイズや体裁に決まりがなく、シンプルなデザインや凝った席札にするなどアレンジしやすさも特徴です。ただ、自由度が高い反面、どのように作れば良いか悩む人も少なくありません。

手作りで簡便なのは完成されているテンプレートをダウンロードする方法ですが、ExcelやWordでオリジナル席札を作ることもできちゃいます!そこで、この記事では無料テンプレートサイトとオリジナル席札の作り方を解説します。

席札のサイズ・デザイン・素材はどうすべき?

席札は特にサイズや体裁は決まっておらず、自由度が高いペーパーアイテムです。ただ、出席者の顔ぶれによっては、世代を問わず使える席札に揃える方がよい場合もあります。そこで、まず席札のサイズやデザインの選び方を解説します。

席札のサイズやデザイン・素材に決まりはない

結論からいうと、席札のサイズ、デザイン、形に決まりはないため好きなものを選んで大丈夫です。せっかく手作りするなら、オリジナルの席札にしたいと考える人も多いと思います。ただし、自作するにあたっては、

  • 凝ったものを自作すると、その分手間や時間がかかる
  • 出席者の年齢層によっては、見づらい、ウケが悪いといったこともある

出席者の顔ぶれも考えつつ、これらの点に注意して好きなものを選びましょう。

席札を手作りするなら二つ折りタイプがおすすめ

席札を手作りするなら、二つ折りで紙製のものがおすすめです。

「席札は節約も考えて自作したいけどパソコンはちょっと苦手…」と、悩んでいる人も少なくないです。そんな人にこそ、オーソドックスな二つ折りの紙製がおすすめな理由は3つあります。

  • パソコンに慣れていない人でも、一番手作りしやすい形
  • 出席者の年齢・性別等を問わず使える
  • テンプレートが無料公開されていることが多い

ただ、パソコンに自信がある人でデザインも含め自作したいときは、WordとExcelを使って作る方法もあります。自作する方法は後述するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

【無料&Word対応】二つ折りの席札がダウンロードできるテンプレートサイト6選

席札は簡単に費用をおさえてつくりたい。そんな人におすすめな無料で二つ折り席札のテンプレートがダウンロードできるサイト6選を紹介します。いずれも、テンプレートが無料でWord形式に対応しているサイトです。

また、めんどうな手続きの会員登録がないサイトを中心に紹介しているため、気軽に使ってみてください。

おしゃれなデザインの席札なら「sekifuda.com」

sekifuda.comは、おしゃれな席札用テンプレートが20種類揃う人気のサービスです。テンプレートをダウンロードした後、席札を印刷するまでの手順の記載もあり、パソコンに不慣れな方でも安心です。

sekifuda.com公式サイト

カラフルで可愛らしいテンプレートが多数「MICHI Wedding」

カラフルで可愛らしい二つ折りのテンプレートが約100種あります。和装ウェディングにも使える和風テンプレート、ハロウィンや紅葉など季節のイベントモチーフなど豊富なデザインが魅力です。二つ折りの名刺サイズにも対応しています。

MICHI Wedding公式サイト

親しみやすいデザインが魅力「素材ラボ」

クリエイター達が投稿したデザインが無料でダウンロードできるサイトです。テンプレートは50種類以上あり、和風から洋風、シンプル系までそろえています。親しみやすいデザインが多いため、色んな顔ぶれがそろう結婚式にも対応できそうです。

素材ラボ公式サイト

すっきりシンプル派におすすめ「kamizukan」

ナチュラル、シンプル系のテンプレートが6種類あり、シンプルなデザインが好みの人におすすめです。他サイトと比べ種類は少ないですが、様々なテイストのすっきりきれいめのデザインがそろいます。和風のおしゃれなテンプレートもあるため、和装ウエディングの方はぜひチェックしてみましょう。

kamizukan公式サイト

内側にもメッセージを入れたいなら「テンプレートBANK」

二つ折りカードの内側にメッセージがいれられるテンプレートが8種類そろいます。

席札にメッセージをいれたいけど、人数が多くて大変という方はテンプレートで入力する方法もあります。数は少ないですが、様々なテイストのデザインがそろいます。

テンプレートBANK公式サイト

※ダウンロードには会員登録が必要です。

無地のテンプレートが欲しいなら「bless」

無料で、無地の二つ折りタイプのテンプレートがダウンロードできるサイトです。シンプル派や、リボンをつけるなど席札をアレンジしたい人におすすめです。なお、ECサイトの商品を購入すれば、デザイン入りのテンプレートもダウンロードも可能になります。

bless公式サイト

【画像あり】初心者でも簡単!WordとExcelでオリジナル席札を作ろう

「席札は人と被りたくない」、「お気に入りの写真や画像をいれた席札をつくりたい」と考える人も多いと思います。決まったテンプレートを使わなくてもWordとExcelで席札を自作する方法もあります。そこで、今回は2つ折りの席札作り6つの手順を紹介します。

席札作りの手順
  1. 席札作りで必要なものをそろえる
  2. Excelで席札用の名簿を作る
  3. Wordで席札のテンプレートの台紙を作る準備をする
  4. 台紙に好みのデザインを入れる
  5. 完成したテンプレートに名簿の名前を反映する
  6. 印刷して切り取って完成

画像もあるので、パソコンに慣れていない人もぜひやってみてください。

1.まずは必要なものをそろえよう

オリジナル席札を作る前に、まず用意するものを事前に確認しましょう!

用意するもの
  • WordとExcelが使えるパソコン
  • プリンターとインク
  • 席札サイズの台紙
  • 席札に使いたい画像や写真

なお、名刺サイズの2つ折りの場合、台紙は市販されている「二つ折りマルチカード」タイプがおすすめです。(参考:amazon

また、席札に挿入したい画像はこの記事後半のイラスト素材サイト6選をご参考ください。

2.Excelで席札用の名簿を作る

必要なものを揃えたら、はじめに席札用の名簿をExcelで作りましょう。のちに席札のテンプレートに反映させる大元のデータとなります。そのため、名前の間違いがあると誤って印刷されてしまうため、名前の入力は間違わないように注意します。

上記の図のように、名字(姓)と名前(名)を別々のセルに記入します。このとき、「様」などの敬称は入れなくて大丈夫です。なお、新郎側、新婦側でデザインを変えたい場合は、名簿も分けておきましょう。

3.Wordで席札のテンプレートの台紙を作る準備をする

次にWordを開いて席札のテンプレートの台紙を作る準備をしましょう。Wordを開いたら「差し込み文章」→「差し込み印刷の開始」→「ラベル」の順で選択し、使う紙のサイズや型番を入力します。

すると、台紙の切り取り線が画面に表示されます。この台紙に沿って画像や名前を挿入していくようになります。

4.好みのデザインを入れてオリジナルのテンプレートを完成させる

さきほど作成したテンプレートの台紙に、あらかじめ用意した素材を入れて好みのデザインテンプレートにしましょう。「挿入→画像」の順で入れたい素材を選択すると、画像が挿入できます。画像が挿入できたら、「レイアウトオプション」→折り返しを「前面」にします。

その作業を行うことで自由に配置できるようになります。あとは自分の好きなレイアウトにしてデザインを完成させましょう。

5.できあがったテンプレートに名簿の名前を反映していく

デザインが完成したら、1で作った名簿の名前を下記の流れでテンプレートに反映していきましょう。「差し込み文書」→「差し込みフィールドの挿入」→「姓」「名」それぞれ挿入する→「名」の後ろに手打ちで敬称の「様」もいれます。

なお、「姓」と「名」の間にスペースをいれると見栄えがよくなります。他にも、フォントや文字の太さを変える場合もここで調整します。

名前の欄の差し込みまで終わったら、できあがったデザインを他の台紙に反映させます。「差し込み文書」→「複数ラベルに反映」を押すと、全ての台紙に反映されるようになります。

最後に席札に名簿にあるゲストの名前を反映させます。「差し込み文書」→「完了と差し込み」→「個々のドキュメントの編集」→「すべて」→「OK」で反映完了です!

6.印刷して切り取って完成!

下記の図のように名前の反映が終わったら、印刷して切り取ればできあがりです!

ただ、印字に誤りがあると二度手間や用紙を無駄にしてしまいコストがかさんでしまう可能性があります。そのため、名前の誤字脱字や文字のバランスがおかしく無いか、今一度確認してください。誤りがなければいきなり本番の紙ではなく、テスト印刷をすることがおすすめです。テスト印刷の仕上がりに問題なければ、本番の紙で印刷していきましょう!

なお、一緒に作ると便利な席次表の作り方は、別記事の【保存版】席次表の作り方!節約とおしゃれを両立するアイデアとデザイン事例とは?でも紹介しています。ぜひ参考にご覧ご覧ください。

【無料のみ】席札作りにおすすめのイラスト素材サイト7選

席札を前述した方法で自作する、またはテンプレートをアレンジする場合、使う素材を探す必要があります。普段イラストを探したことがない方にとったら、素材を探す作業も一苦労ですよね。

そこで、無料でダウンロードができるおすすめのイラスト素材サイト6選を紹介します。ぜひ、さくさくと気になる素材を探していきましょう!

クオリティの高いフリー素材が多数「イラストAC」

クリエイター達が投稿したイラスト素材が無料でダウンロードできるサイトです。毎日たくさんの素材が投稿されており、とにかく素材数が豊富です。シンプル・ナチュラル系、水彩風、コミック風などテイストも多様あります。無料で利用する場合は、1日のダウンロード数に制限があることに注意しましょう。

イラストAC公式サイト

※ダウンロードには会員登録が必要

ほっこり水彩画の素材専門サイト「Sui-Sai」

こちらのサイトは、優しいタッチが印象的な水彩画の素材が専門になっています。ワンポイントになるような、植物や生き物などのモチーフのラインナップが豊富です。

Sui-Sai公式サイト

※会員登録不要

シンプルな線画イラストがそろう「Linustock」

シンプルな線画のイラストがそろう、シンプル派におすすめなサイトです。ワンポイントになるようなイラストが多く、線画になりますがモノクロとカラーが選べるようになります。

Linustock公式サイト

※会員登録不要

レトロなフレーム素材もある「ヴィンテージヴィレッジ」

少しレトロな雰囲気をだしたい方におすすめな、ヴィンテージ風の無料イラスト素材が豊富に揃っています。ワンポイントになるイラストを始め、席札のデザインに使いやすいフレーム素材の用意もあります。

ヴィンテージヴィレッジ公式サイト

※会員登録不要

素朴で温かみのある手描き風イラスト「えんぴつ素材」

シンプルで優しい雰囲気が好きな方におすすめな、鉛筆で手描き風イラスト素材サイトです。こちらも、ワンポイントになるイラストが中心になります。

えんぴつ素材公式サイト

※会員登録不要

好きな色を選べて使いやすい 「Loose Drawing」

手描き風のシンプルな線画を無料でダウンロードできるサイトです。差し色を自分で自由に設定できるのが最大の魅力。自分の好みのイメージに合ったイラストが手に入ります。お花の素材などは特に登録数が多いので使いやすいこと間違いなしです。

Loose Drawing公式サイト

※会員登録不要

大きめサイズの素材が欲しいなら「PIXTA」

有料の画像素材サービスのイメージが強いPIXTAにも無料素材が用意されています。大きめの素材が豊富にそろうため、背景やモチーフに使う素材を探している時におすすめです。通常有料で販売されている素材が、期間限定で無料ダウンロードできることもありますので、こまめにチェックしましょう。

PIXTA公式サイト

※ダウンロードには会員登録が必要

「1分で振り返る」この記事のまとめ

この記事では、無料テンプレートおよびイラスト素材サイト、オリジナル席札の作り方を紹介しました。この記事でお伝えしたいポイントは下記の4点です。

記事のまとめ
  • 席札のサイズやデザインに決まりはないが、二つ折りで紙製のものが作りやすい
  • とにかく簡単に作りたい方は、Word対応の無料テンプレートサイトの利用がおすすめ
  • 席札を1から作りたい方は、WordとExcelで自作する方法もある
  • オリジナル席札作りで使用する素材は、イラスト素材サイトから無料でダウンロードできる

できれば席札は手作りしたいけど、パソコン作業が必要になってくる席札作り。パソコンは苦手という人も多いと思いますが、あらかじめ手順をしっかりおさえていれば席札はチャレンジしやすいペーパーアイテムです。また、無料でダウンロード可能なサイトも多いため、節約しやすさもポイントです。

結婚式準備でこだわる部分やかけられる時間は人それぞれです。今回はテンプレートサイトからダウンロードする方法とオリジナル席札を1から作る方法を紹介しました。自分に合った方法でぜひ素敵な席札を作ってみてくださいね。