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結婚式の準備のなかでも、最初に取り掛かるものといえば「招待状作り」。招待状を受け取ったゲストがワクワクするようなものを用意したいですよね。満足のいく招待状にするためにも、発注する前に「サンプル」を取り寄せて、実際に手に取って確認することが大切です。「思っていたのと違った…」という失敗を防ぐことができます。
とはいえ招待状を販売するネットショップの数は多く、サンプルを取り寄せるだけでもお金がかかってしまうことも…。「招待状ってどこの業者に頼めばいいの?」「招待状のサンプルを無料で取り寄せられる業者ってどこ?」という疑問をお持ちの方へ、この記事では、下記についてご紹介していきます。
- 招待状の基本について(スケジュール・費用)
- 招待状の無料サンプルが取り寄せられるネットショップ10選
- 招待状をネットショップで手配するときのポイント
各業者の特徴についてもまとめているので、取り寄せる前の参考にして頂ければ幸いです!
招待状の基本を確認しよう
結婚式の準備が始まると、まず検討するのは招待状です。これから招待状の準備をはじめるお二人が知っておきたいスケジュールや費用について、ご紹介していきます。
招待状準備のスケジュール
①招待客のリストアップ(5~4ヶ月前)
まずは結婚式に招待するゲストをリストアップしていきましょう。親族・友人・会社関係、それぞれどこまで招待するのか、お二人でよく相談しましょう。また結婚式は両家で主催するものなので、両親とも相談しながら招待客を確定していくといいでしょう。
招待状のマナーとして、招待状を送る前に電話もしくは直接会って、結婚式に招待する旨を伝えておきましょう。ゲストに何も連絡せずに招待状を送りつけると、突然のことでゲストも驚いてしまいます。また住所や氏名に間違いがあると失礼になるので、リストの情報に間違いがないかしっかりと確認しておきましょう。
②式場にオーダーするか、自分たちで手配するかを決める(5~4ヶ月前)
招待状を用意する方法として「式場でオーダーする」もしくは「自分たちで手配する」のどちらかが挙げられます。式場にオーダーする場合、手間がかからずクオリティも確実なものになりますが、好みのデザインがなかったり、割高なことが多いので費用がかさむことも。
自分たちで手配する場合、招待状にオリジナリティを出すことができたり、費用を節約することができます。ネットショップなどで手配する、もしくは材料を自分たちで用意して一から手作りする方法があります。
③招待状を作る(4ヶ月前)
招待状をオーダーする場合は、デザインや文面を決めて依頼します。手作りする場合は、材料を用意して制作に取り掛かり始めます。招待状に準備するものとして、次のものが挙げられますので、漏れのないように準備を進めましょう。
- 封筒
- 本状
- 返信用はがき
- 会場案内図
- 付箋(挙式参列・スピーチなどの依頼)
自分たちで手作りする場合は、すべて印刷する前にプランナーさんにチェックしてもらいましょう!招待状の文面や内容など、自分たちでは気付けないミス・誤りがあることもあるので、確認してもらうと安心でしょう。
④宛名を書く(4ヶ月前)
招待状の制作が完成してきたら、宛名を書いていきます。毛筆もしくは万年筆で書くのが正式とされていますが、綺麗に書く自信がない場合は「筆耕」を頼むといいかもしれません。それだとさらに費用がかかって面倒、という場合には毛筆フォントで印刷しても素敵です。
もし郵送せずに手渡しする場合は、下記がマナーです。
- 住所は書かない
- 封をしない
⑤郵送もしくは手渡し(3~2ヶ月前)
招待状が完成すれば、いよいよ発送です!結婚式の2〜3ヶ月前、消印日が大安や友引など日柄が良い日に投函しましょう。ポストではなく、郵便局に直接持ち込むのがベストです。招待状が折れてしまったり、雨などによる汚れを防ぐためです。
また招待状を発送する場合は、慶事用切手を貼ることがマナーとされています。しかし最近ではグリーティング切手という、お祝いにぴったりな切手も人気です。送る相手や招待状の雰囲気に合わせて選んでみましょう。
主賓や上司、または直接会う機会がある人にはできるだけ手渡しするといいでしょう。手渡しすることで、より丁寧な印象を持たれます。
招待状にかかる費用はどのくらい?
式場に依頼する場合は、1部500円前後が目安です(デザインによる)。ネットショップで印刷込みのオーダーの場合、200〜300円前後で作ることができます。ネットショップの手作りキットや、自分で一から手作りする場合なら、200円以下で準備できることも。
式場で依頼する場合と、手作りする場合では何百円という差が生まれます。ゲストの人数が多ければ多いほど、その差額は大きくなるので少しでも節約したい方はじっくり検討してみてくださいね。
また招待状にかかる費用として盲点なのが「切手代」。返信用はがきに貼る切手63円×人数分、招待状封筒用の切手84円(25g以内)or94円(50g以内)×人数分も必要なので、お忘れのないように!
手軽にオリジナリティを出すなら「ネットオーダー」がおすすめ!
「式場で用意されている招待状に気に入るデザインのものがない」「少しでも節約したい」「せっかくだからDIYしてオリジナリティを出したい」「一から手作りするのは大変・時間がない」という人には、ネットショップでオーダーするのがおすすめです。
時間がない人にもぴったりな「印刷込み」
「招待状に手間をかけられない」「家にプリンターがない」という人は、印刷込みで手配できるものがおすすめです。好きなデザインを選び、パソコンやスマホを使って必要なデータを入力していき、業者で印刷されたものが自宅に届きます。
組み立てや封入など多少の作業は自分たちで行う必要がありますが、その分フルオーダーよりも節約することができます。商品によっては「宛名印刷」がオプションの場合もあるので、注意が必要です。
ふたりの共同作業におすすめ!節約もできる「手作りキット」
「せっかくだし招待状は心を込めてDIYしたい!」「少しでも節約したい!」という方にはネットショップで用意されている手作りキットがおすすめです。
好きなデザインを選び注文すると、自宅に手作りキットが届きます。パソコンや専用プレートを使って、招待状に必要な情報を入力していきます。プリンターで印刷して、組み立てることで完成します。印刷込みに比べるとさらに費用を抑えることができ、DIY作業も結婚式準備の思い出になるのでおすすめですよ。
【おすすめ10選】招待状の無料サンプルを取り寄せできるサービス
招待状を手配するにも、どこのネットショップで注文しようか迷いますよね。そのためにもサンプルを取り寄せて実物を確認することが、業者選びの材料になるはずです。実物を見てから決めたいという方も、サンプルを見てどんなクオリティなのか確認できれば安心です。
各業者では招待状のサンプルを取り寄せることができ、紙の質感・招待状の見やすさ・開けやすさなどを手に取って確認することができます。サンプルにも有料・無料があり、無料のサンプルを選べば数社取り寄せて比較・検討しやすいのでおすすめですよ。そんな「無料」でサンプルが請求できるおすすめのネットショップをご紹介していきます。
PIARY
PIARY(ピアリー)は、おしゃれな結婚式アイテムを取り扱う人気ショップです。招待状は「印刷込み」または「手作りキット」が選べ、手作りキットには印刷テンプレートも用意されています。他にも種類豊富なペーパーアイテムが揃っており、席次表や席札とセットになったお得なものもあります。無料サンプルは1家族1回限り5点までです。
bless
おしゃれな招待状をリーズナブルな価格で用意したい人におすすめのbless(ブレス)。「手作りキット」もしくは「印刷込み」から選べて、無料のテンプレートも用意されています。無料サンプルは1回限り3点までです。
HAPPY LEAF
シンプルで洗練されたデザインが特徴的なHAPPY LEAFでは、印刷込みの商品のみとなっており、宛名印刷込みで290円から。プロのレイアウトで安心品質なのも魅力的。デザイン選びから情報入力までスマホで完結するので、パソコンやプリンターがない人にもおすすめです。無料サンプルは1回限りで4点までです。
Favori
シンプルで上品かつ華やかなデザインが多数の「ファヴォリ」。こちらでは印刷込みの商品のみとなっており、1部209円から。宛名印刷が無料なのも嬉しいポイント!パソコンで直感的に使える編集システムで、簡単にデザインすることができます。
無料サンプルは1回につき3種類までですが、期間限定で2回請求できるキャンペーンが行われている場合は計6種類選ぶことができます!(詳しくは公式サイトをご確認ください)
AISU WEDDING
シンプルかつ温もりあるこだわりデザインのAISU WEDDINGは、 おしゃれなデザインで上質な招待状を用意したい人におすすめです。招待状の文案を無料で作成してくれるサービスがとっても便利!
※hina、WHITE、Gardenの各シリーズの紹介ページから無料サンプル請求が可能です。
WEBDDING
手作りキットが購入できるWEBDDINGは1通140円からとリーズナブルなお値段設定が魅力です。「印刷用テンプレートあり、封筒の飾り紙無料プレゼント、付箋が無料で数枚ついてくる」など特典が豊富なのも嬉しいポイント。無料サンプルは1カップル5部までです。
※各商品ページからクリップしてサンプル注文可能です。
B-Square
B-Squareでは次の3つのセットが用意されています。
- 原稿作成から印刷までおまかせの「印刷おまかせセット」
- 自分たちで原稿などをデザイン作成して印刷だけ依頼する「簡単テンプレで印刷代行」
- 印刷まで自分たちで行う「手作り用紙セット」
これらのなかから自分たちに合うスタイルから選べるので便利ですよね。無料サンプルは1人1回5点までです。
Bridal Pocket
キュートなものからクールなものまで幅広いデザインが揃うBridal Pocketは、「手作りキット」または「印刷データ制作・印刷込み」から選べます。封筒の宛名印刷が無料なのも嬉しいポイント!無料サンプルは1家族または1カップル1回限り5点までです。
fitau
リーズナブルでおしゃれなペーパーアイテムが揃うfitau(フィタウ)では、「印刷込み」または「テンプレートを使用する手作りキット」から選べます。無料サンプルは招待状・席次表・メニュー・席札のフルセットで、ペーパーアイテムをトータルで注文したい人にもおすすめです。
無料サンプルは1回につき3種類、2回まで請求できるので計6種類取り寄せることができます。
COCOSAB
明るいイメージの華やかなデザインが多数のCOCOSABでは、テンプレートを使用した「手作りキット」または「印刷込み」から選ぶことができ、手作りキットは69円から、印刷込みは175円からとなっています。
無料サンプルは1組1回2点まで取り寄せられます。期間限定でインスタをフォローすれば4点まで取り寄せられるなどのキャンペーンも開催されています。ぜひインスタもチェックしてみてください。
招待状をネットショップで手配するときのポイント
自分たちで招待状を手配するときは失敗のないように、デザインやセット内容をよく確認しましょう!ネットショップで手配する場合に、気をつけたいポイントについて紹介していきます。
招待状の「差出人」にあわせたデザインを選ぼう
式のイメージやゲストに合わせたデザインを選ぶのはもちろん、招待状の差出人も考慮したデザインにしましょう。差出人が両親の場合は、きちんとしたフォーマルなデザインがおすすめです。差出人が新郎新婦ならカジュアルな雰囲気のデザインでもいいでしょう。
招待状のセット内容を確認しよう
招待状を注文するときは、付箋などはセットに含まれているのか?印刷込みの場合は宛名印刷まで含まれているか?などを確認しましょう。
会場案内図はセット内容に含まれないことが多いので、「自分たちで作成する」もしくは「式場に依頼する」ことが多いです。式場から会場案内図だけを販売する場合があれば、データを無償で送付してくれる場合など、式場によってさまざまなので事前に確認しておくようにしましょう。
文面や内容に問題がないか、プランナーさんに相談しよう
情報の入力が完了した!印刷しよう!とすべて印刷してしまう前に、マナーやルールなどに問題がないか、式場のプランナーさんに確認してもらいましょう。これで大丈夫!と思っていても、プロであるプランナーさんにチェックしてもらうことで気付くミスなどもあるので、必ず見てもらうようにしましょう!
「1分で振り返る」この記事のまとめ
さて、今回は結婚式招待状の基本と無料で請求できるサンプルについて詳しくご紹介してきました。最後にこの記事のポイントを振り返っておきましょう。
- 4〜5ヶ月前:招待客のリストアップ・式場にオーダーするか、自分たちで手配するかを決める
- 4ヶ月前:招待状を作る・宛名を書く
- 2~3ヶ月前:郵送もしくは手渡しする
- 式場に依頼する場合:1部500円前後
- ネットショップ(印刷込みのオーダー):1部200〜300円前後
- ネットショップ(手作りキット)・すべて手作り:1部200円以下
- 印刷込み:手作りに自信がない人、時間がない人におすすめ!
- 手作りキット:せっかくだし手作りしたい人、少しでも節約したい人にお進め!
- ピアリー
- ブレス
- ハッピーリーフ
- ファヴォリ
- AISU WEDDING
- ウェブディング
- ブライダルポケット
- フィタウ
- ココサブ
- 招待状の差出人に合わせたデザインを選ぶ
- 招待状のセット内容を確認する
- 文面や内容に問題がないか、プランナーさんに相談する
きっと多くのプレ花嫁さんが招待状にこだわりたいと思いますので、ぜひこの記事でご紹介した無料サンプルをたくさん取り寄せ、満足のいく招待状になるようにたくさん吟味して選んでくださいね。お二人のこだわりが詰まった素敵な招待状が完成することを願っています。