家族挙式で準備すべきこと完全ガイド！気になる費用やリアルな体験談もご紹介します

これから家族挙式をしようと思っているけど、かかる費用は？場所は？そんな様々なお悩みにお答えして、家族挙式のあれこれを解説します。

このご時世、ご家族のみでの挙式を考えている新郎新婦さんも多いのではないでしょうか？家族挙式ができる場所って？費用は？そんな悩みにお答えして、家族挙式のあれこれについて解説していきます。

家族のみといっても、結婚式は人生における大切なイベントです。絶対に失敗しないためにも準備は念入りに進めたいものです。準備期間としてはおよそ半年から１年あれば十分でしょう。

また「こうしておけば良かった…」と後悔しない為にも、実際に家族挙式を行った先輩花嫁さんのリアルな体験談も紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

魅力いっぱい！家族挙式のメリット

家族挙式には魅力がたくさんあります。例えば、

• かしこまらず、アットホームな雰囲気で過ごせる
• 費用が抑えられる
• コロナ禍でも行いやすい
• 準備が楽

などが挙げられます。

ただしメリットだけではなくデメリットも存在します。例えば「ご祝儀の数が限られる」ということです。家族挙式はゲストの人数も少なくなるので、もらえるご祝儀も限られます。衣装や演出にこだわりすぎると挙式費用が割高になってしまい、新郎新婦の自己負担額が大きくなってしまうので、注意が必要です。

このようにメリット・デメリットの両方を踏まえた上で、検討してみてくださいね。

【アンケート結果】家族挙式はどれくらい費用がかかった？

「家族挙式、最終的に費用はどれくらいかかった？」というアンケートでは「１０万円未満」の方が３６.５％と最も多い結果となりました。（参考：マイナビウエディング「挙式のみ(披露宴なしの結婚式)の費用相場は？おすすめプラン・式場も厳選紹介」）

ただし中には「５０万円以上」と回答した方も一定数おられ、衣装や演出内容によっては費用が大きく変わる傾向にあります。想定している予算内で収めるポイントとしては「契約前」にプラン内容をしっかり確認しておくことです。

衣装なら着たいドレスが借りられるか？持ち込みはできるか？プランに写真撮影は含まれているか？カット数は十分か？などなど、ふたりの希望を叶えられるか、契約前に確認しておくことで、後々の追加料金を防ぐことができます。

家族挙式の一般的な流れ

続いては、家族挙式の流れ（タイムスケジュール）について紹介します。

挙式のみ行う場合

披露宴も会食も行わないシンプルな結婚式スタイルです。会食を伴わず、費用も抑えられるので最近では挙式のみを行うカップルも増えているそうです。

挙式のみの場合は短時間であっという間に終わってしまうので、少し寂しさが残るかもしれません。ウェディングキャンバスなど流行りの演出を取り入れてみたり、リゾート地で旅行と兼ねた挙式にすることでゲストに喜ばれるかもしれません。

挙式と会食をセットで行う場合

挙式と会食のセットプランを用意している会場も多くあります。お得なセットプランを上手く利用すれば格安に結婚式を挙げることも可能です。

挙式会場と食事会場が離れていると、ゲストに移動の負担をかけるだけでなく、バスやタクシーなどの手配もしなければいけません。そういった負担を考えると各会場が隣接している会場が便利でおすすめです。

挙式は行わず会食のみの場合

結婚のお披露目として会食のみという方法もあります。ケーキ入刀や両親への手紙など結婚式らしい演出を取り入れることで、華やかで思い出に残る食事会にできます。

結婚式のような派手な演出はしたくないけど、記念になるようなイベントは行いたいという新郎新婦さんにおすすめです。チャペルや神社ほど会場使用料も高額ではないので、その分料理にお金をかけてゲストにおもてなしをすることができます。

写真撮影のみ行う場合

「記念となる写真が残せたらそれでいい」とフォトウェディングのみで済ませる新郎新婦さんもいます。そんなフォトウェディングをご家族と一緒に撮影するという方法もあります。

フォトウェディングのみの場合「思っていた仕上がりにならなかった…」「やっぱり結婚式を挙げればよかった…！」など後悔したという声もあります。

もしご両親がベールダウンやバージンロードを歩くことに憧れを持っていたら、少し残念に思われる可能性も出てきます。挙式を行うか迷っている場合は、後悔のないように検討してみてくださいね。

挙式のみでも心付けは必要？

結婚式に携わってくれたプランナーや関係者の方達へ、お礼としてお渡しする心付け。挙式のみでも渡した方がいいのでしょうか？心付けはあくまで気持ちなので、渡すことは必須ではありません。渡しても渡さなくても大丈夫です。感謝の気持ちとして渡したいなら渡すようにしましょう。

心付けの相場としては3千円、5千円、1万円などキリのいい数字がベストです。もしくはお金でなくても、お菓子やちょっとしたプレゼントでもいいかもしれませんね！渡すなら結婚式当日に感謝の言葉とともに渡しましょう！

席次マナーについて

家族挙式の場合、席次マナーはどのようにするのが正解でしょうか？

上座・下座を改めて解説

ビジネスシーンでも上座・下座というマナーがありますが、一般的には入り口から一番遠い場所を「上座」、入り口から一番近い場所を「下座」とされています。

結婚式の場合は少し異なり、新郎新婦に一番近い場所を「上座」、一番遠い席を「下座（末席）」とされています。

参考に！レイアウト別席次例

テーブルレイアウトは会場や人数によりさまざまです。丸テーブルと長テーブルの２パターンで席次例を紹介します。（画像出典：Le Crit公式サイト）

【丸テーブル】

丸テーブルの場合は新郎新婦に一番近いテーブルへ格が高いゲストを配置します。テーブルの中でも順番が決まっており、新郎新婦に一番近い席に格が高いゲストを配置します。

【長テーブル】

長テーブルも丸テーブルと同様、新郎新婦に一番近いテーブル・席が上座となります。とはいえゲストの関係性（夫婦や兄弟・姉妹）によっては隣同士の方が喋りやすいので、上座・下座にとらわれすぎず、ゲストが心地よく過ごせる配置を心がけたいですね。

家族挙式で読む手紙はどう書く？

家族挙式で両親への手紙を読む場合、書き方やマナーについても気になりますよね。ひとつひとつ解説していきます。

両親への手紙は必要なのか

せっかくの家族挙式、両親への手紙は是非取り入れたいですね。少人数の家族挙式はゲストひとりひとりとじっくり向き合えることが最大の魅力です。手紙を読むシーンを取り入れて、新郎新婦にとってもご両親にとっても思い出に残る結婚式にしましょう。

どのような内容を書けば良い？

通常の結婚式と同じく、家族だけの結婚式も両親や親族にとっては特別な１日です。普段なかなか表現できない感謝や敬意など、手紙だからこそ伝えられる気持ちを伝えましょう。具体的な内容や例文は、別記事の【例文つき】花嫁の手紙の書き方とおすすめBGM！感動のレタームービーも紹介をぜひ参考にしてください。

家族へ読む、手紙マナー

両親への手紙は自分の想いが伝わることがもっとも大切です、こう書かないといけない！といった決まりはありません。しかし他にも親族や親しい友人などを招待しているなら、最低限のマナーを守る必要があります。

例えば手紙を読む機会をもらうため冒頭に断りを入れること。「この場で両親への感謝の気持ちを伝えさせて頂くことをお許しください」というような言葉ですね。ゲストの貴重な時間を割いて、両親への手紙を読むのでこのような断りは入れておくといいでしょう。

またゲストに関する感謝も述べておきたいですね。両親への感謝はもちろん、来てくれたゲストへ感謝も伝えることで、ゲストからも好印象です。手紙を読む際は是非取り入れてみてくださいね！

実際に家族挙式を行った口コミまとめ！

当社で独自に実施したアンケート調査で寄せられた、実際に家族挙式を行った先輩花嫁さんの口コミをご紹介します！

低予算で楽しく行えた
両親には結婚式での晴れ姿を見せたかったので、 低予算で挙式を実現できたのが良かったです。身内だけで和気あいあいできたのもとても楽しかった。（兵庫県 38歳 女性）

祝ってほしい人だけを招待できて満足
本当に祝って欲しい人だけで挙式でき、実際に温かみのある式になったと感じました。また、仕事の関係者や友人など、誰を呼ぶのかについて悩むことなかったのも良かったです。（千葉県 31歳 女性）

自分たちもリラックスして楽しめた
親しい人たちだけに囲まれて、リラックスした雰囲気の中、自分たちも一緒になって楽しむことに専念できました。（東京都 32歳 女性）

準備や演出などに必要以上に悩まず済んだ
煩わしい招待状を作る手間が省けました。披露宴ほど格式張ったものではなく、リラックスした食事会の形式で行ったので全員で会話が出来た感じでした。会場の音楽や飾りの花などの打ち合わせなどもなく、衣装選びと料金の支払いの２回だけお店に訪問しただけでしたが、満足いく内容でした。余興や演出に悩む必要がなくて楽でした。（福岡県 44歳 女性）

リーズナブルで肩肘張らないアットホームな雰囲気が叶う家族挙式。和気あいあいと新郎新婦もリラックスしながら過ごせることがよくわかりますね。

• 結婚式は家族だけでアットホームに過ごしたい
• 家族や親族とゆったりとした歓談の時間を設けたい

そんな新郎新婦に家族挙式はおすすめです。

業界のプロが解説。家族挙式を行うならココ！

家族挙式の場合ゲストが少人数なので、少人数でも挙式を挙げられる会場を選ぶことが大切です。次に家族挙式におすすめの会場を紹介していきます！
※記載する情報は2022/3/4時点のものです。

【ホテル】小規模な家族挙式にぴったり

• 挙式の前日もしくは当日にそのまま宿泊したい方
• 遠方からのゲストも招待する予定の方

そんな方にホテル挙式はおすすめです。なんといってもホテル挙式の魅力は、挙式会場と宿泊施設が併設されている点です。利便性の高いホテル挙式は、遠方からのゲストや年配のゲストにも喜ばれるはずです。

おすすめ会場１：軽井沢プリンスホテル　フォレスターナ軽井沢

軽井沢の自然に囲まれた光と緑が溢れるチャペルです。軽井沢というリゾート地で挙式だけでなく滞在中も楽しめます。

おすすめ会場２：ウェディングスホテル・ベルクラシック東京

地上51メートルの独立型チャペルは、真っ白なバージンロード、木のあたたかみが感じられるナチュラルなチャペルです。パーティー会場は６種類と好みのテイストから選ぶことが可能です。

【神社】神前式で和婚スタイル

• 厳かな雰囲気を求めている方
• 和装に憧れがある方

そんな方に神社での神前式はおすすめです。歴史ある神社での神前式は、厳かな雰囲気で息を呑むような緊張感が漂います。

おすすめ会場１：明治神宮・明治記念館

都心にありながらも緑に囲まれた落ち着いた空間に、歴史ある明治神宮で厳かな式を挙げられます。

おすすめ会場２：伊勢山皇大神宮

明治３５年に初めて神前挙式を執り行い、以来１２０年という歴史をもつ伊勢山皇大神宮。そんな歴史ある神社で、厳かな式を挙げることができます。

おすすめ会場３：大阪天満宮

国の登録有形文化財に指定されている神殿で神前式を挙げられます。駅から３分という都心にありながらも境内は風情が漂います。みんなのウェディング２０２０年度大阪府神社・仏閣ランキング１位にも選ばれています。

【海のみえる会場】やっぱり沖縄は人気！憧れのリゾート地で結婚式

• ハネムーンも兼ねたい方
• 家族と一緒に旅行したい方

そんな方に沖縄でのリゾート挙式はおすすめです。沖縄の青い海に囲まれた会場で非日常を味わうことができ、リゾートウェディングにぴったりです。素晴らしいロケーションで素敵な写真も残すことができます。

おすすめ会場１：ザ・ギノザリゾート 美らの教会

沖縄の海と空、大自然に囲まれて式を挙げることができます。チャペルからは海が望める最高のロケーションです。

おすすめ会場２：セントレジェンダOKINAWA

沖縄の空と海が一望できる純白のチャペルです。会場の徒歩圏内にはホテルやマリンスポーツやBBQが楽しめる施設が充実しており、滞在中も楽しむことができます。

【チャペル】親族のみで感動的な雰囲気を満喫

• チャペルはロケーションを重視したい方
• 特別感あるチャペルがいい方

そんな方にチャペルでの家族挙式はおすすめです。結婚式らしい特別感あるチャペルでの挙式は、おふたりにとってもゲストにとっても忘れられない思い出となるはずですね。チャペルにこだわった素敵な会場をご紹介します。

おすすめ会場１：アネーリ軽井沢

軽井沢の森に佇むゲストハウスです。全面ガラス張りのチャペルで軽井沢の緑豊かな景色を楽しむことができます。

おすすめ会場２：シャルマンシーナTOKYO

自然光が降り注ぐ光に包まれたチャペルです。表参道という都心にありながらもガーデン付きでナチュラルウェディングが叶えられます。

おすすめ会場３：アーベルアンジュ高松

瀬戸内の海が望める会場はロケーションが抜群です。リゾートウェディングを求めている方にもおすすめの会場です。

【レストラン】ひと味違うカジュアルなウェディング

• お料理重視でゲストにおもてなしをしたい方
• 堅苦しくなくカジュアルに開催したい方

そんな方にレストランウェディングはおすすめです。カジュアルな雰囲気で開催することができるレストランウェディングは、気軽に楽しめるだけでなくお料理でゲストへのおもてなしも叶えられるスタイルです。

おすすめ会場１：THE KAWABUN NAGOYA（ザ・カワブン・ナゴヤ）

緑にあふれた洋館に四季折々の自然が楽しめる中庭があります。名古屋駅すぐというアクセス良好な立地に、家族挙式にぴったりの少人数専用の会場も用意されています。

おすすめ会場２：ザ・ガーデンオリエンタル・大阪

ミシュランで星を獲得したレストランのお料理は全世代に喜ばれること間違いなしですね。大阪駅から徒歩５分という好立地な場所もゲストに喜ばれそうです。

「１分で振り返る」この記事のまとめ

家族挙式のあれこれについて紹介いたしました。いかがでしたでしょうか？ご家族と思い出に残るような挙式になるといいですね！少しでも参考になれば幸いです。